【NVIDIAの話題】ノート用GPU 「Geforce MX150」は2種類あった
どうもこんにちわ!unianikiiです。
ノートPCのグラフィックは大概CPU搭載されたGPUが使われるんですが、「ちょっとゲームもやりたい」なんていう人向けに別積みのGPUが使われることがあります。
エントリー向けだけどゲームもできるというノートPCには長らく「Geforce940MX」というGPUが使われてきましたが、それがここ1年くらいで「Geforce MX150」というGPUに置き換わってきています。
ちょっと遅いGeforce MX150
「Geforce MX150」はなかなか良いGPUなんですが、最近NVIDIAは子のGPUの新しいバージョンをリリースしたようです。
で、実際に新しいバージョンの「Geforce MX150」が組み込まれたノートPCも発売された様子。
バージョンが上がったのならいいじゃないと手放しに喜べないのは、この新しいバージョンは低電力と引き換えに性能を下げたものだから。
もともとの「Geforce MX150」のスペックは
- バージョン:1D10
- ベースクロック:1469MHz
- ブーストクロック:1532MHz
- メモリ:GDDR5、642メモリインターフェイス、1502MHzで動作
- 384個のCUDAコア
- TDP:25W
≒Geforce 940MX、デスクトップ用「GeforceGT1030」と同等って感じでした。
で、新しいバージョンは
- バージョン:1D12
- ベースクロック:937MHz
- ブーストクロック:1038MHz
- メモリ:1253MHz動作
- 384個のCUDAコア
- TDP:10W~
だいたい3割くらい遅くなっています。
この遅くなった「Geforce MX150」が搭載されたノートPCは以下の機種。
場合によってはもっとあるかもしれません。
- Lenovo ThinkPad T480
- Lenovo IdeaPad 320S
- ASUS ZenBook 13 UX331UN
- ASUS ZenBook UX331UA
- Xiaomi Mi Notebook Air 13.3
- HP Envy 13
グラフィック性能が3割落ちるけどTDPが10Wってところに魅力を感じられるか・・・?
というわけで新しいノートPCを買うときにはGPUの名前だけでなくバージョンも気にしたほうがいいとのこと。
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