このバグを再現できるようになればスーパーマリオ64のRTAにおいて大きなアドバンテージになるということで、このバグを再現する方法を発見した人には1000ドル(約11万円)の報奨金が支払われることとなります。
報奨金が設定されたことで多くのプレイヤーがバグの再現を目指したのですが、DOTA_TeaBagさんがバグを起こした際の挙動をエミュレーターで各フレームすべて一致させてもバグを再現することはできませんでした。
そのため、最終的にDOTA_TeaBagさんが経験したチックタックロックの天井すり抜けバグはSEUによるものと結論付けられています。
SEUにより一体何が起こったのかをより詳細に説明すると、DOTA_TeaBagさんがスーパーマリオ64をプレイしている際に、宇宙線由来の中性子がマリオの高さに関するビットを反転したことで、バイナリが「11000101」から「11000100」に書き換わり、マリオの高さ情報が「C5837800」から「C4837800」に変更されてしまったとのこと。
これが偶然にも天井をすり抜けるのに適切な高さの変化であったため、RTAに使えそうなバグであるかのように動作したというわけ。
https://www.youtube.com/watch?v=bhBf5crp0i8
詳細
https://gigazine.net/news/20210917-space-particles-mario-speedrun/
これからは電極に繋ぐRTAじゃなくて宇宙線当てるRTAの時代ってことか?
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Source: http://himasoku.com/index.rdf
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