質問 |
森川 2010/06/08(Tue) 23:02
質問がたくさんあるので少しずつさせていただきます。
>充填時も、フロアブルレジン、ペーストレジンとも、気泡を巻き込んでいる事が多々ありますし、積層操作で気泡を巻き込んでしまっている事もあります。
ペーストレジンはどのように脱泡するのでしょうか?
また、積層すればするほど気泡を巻き込む可能性も高くなってしまう可能性が出てくると思いますが、それに関してはいかがでしょうか?
>フロスが引っ掛かる1割もマイクロを見ながらの微調整ですみます。
フロスが引っかかる場合もっともやっかいな隣接面下部の歯間乳頭付近は、私には(歯肉を剥離でもしないかぎり)どうやっても見えないのですが、どうやるとマイクロで見えるようになるのでしょうか?
>タイヨウ先生も気泡のことをおっしゃられていますが、
>フロアブルレジンには非常に気泡が多くそれを潰しながら充填することも可能です。
ルーペでは不可能ということだと思うんですが、どの程度の拡大率にするのでしょうか?またそのやり方はどうやるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。 |
回答1 |
井野泰伸 2010/06/08(Tue) 23:22
うわ、私が答えたものばかりですね^^;
>ペーストレジンはどのように脱泡するのでしょうか?
細い探針で潰すという感じでしょうか。
>また、積層すればするほど気泡を巻き込む可能性も高くなってしまう可能性が出てくると思いますが、それに関してはいかがでしょうか?
薄く積層していきます。
かなり薄くですよ。
(私の場合、窩洞の大きさにもよりますが、窩底部から辺縁までを大体5〜10回ぐらいでしょうか)
>フロスが引っかかる場合もっともやっかいな隣接面下部の歯間乳頭付近は、私には(歯肉を剥離でもしないかぎり)どうやっても見えないのですが、どうやるとマイクロで見えるようになるのでしょうか?
これも私の場合ですが、プラスチックウエッジなどで押してしまうので、術後すぐは覗くことができます。
引っ掛かる場合は大体一度フロスを引っかけて、それを顕微鏡で観察して、プロフィンなどで修正をかけます。
マイクロを使いながらレジン治療をすれば、
見ながらレジンを詰めれるので、その点はインレーより有利だと思います。
>ルーペでは不可能ということだと思うんですが、どの程度の拡大率にするのでしょうか?またそのやり方はどうやるのでしょうか?
10倍ぐらいにすれば見えますが、ただこの倍率メーカにもよって違いがありますから・・・
(規格が統一ではないらしい)
私の顕微鏡では10倍ぐらいです。
最初と同じになりますが、気泡は潰します。
でいいでしょうか^^
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回答2 |
森川 2010/06/09(Wed) 00:55
>細い探針で潰すという感じでしょうか。
表面近くではなくて肝心の深い部分の気泡は見えないのでは?
>これも私の場合ですが、プラスチックウエッジなどで押してしまうので、術後すぐは覗くことができます。
だとしたら、ルーペでも問題ないと思いますが?
あと、ルーペや触診で判別できないほどのレベルの凹凸がそれほど予後に影響しますかね?(100倍くらいの解像度というのなら話は別ですが)
>私の顕微鏡では10倍ぐらいです。
>最初と同じになりますが、気泡は潰します。
ルーペでは見えない程度の小さい気泡ということでしょうか?
だとすると、ペーストと同じで肝心の深い部分は見えない可能性がないですか?
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回答3 |
櫻井 善明 2010/06/09(Wed) 10:03
>ルーペでは見えない程度の小さい気泡ということでしょうか?
>だとすると、ペーストと同じで肝心の深い部分は見えない可能性がないですか?
あ、結構見えますよ。(*^^)v
>どの程度の拡大率にするのでしょうか?
ヨシダデンタルスコープの場合は8〜12倍ですね。
>またそのやり方はどうやるのでしょうか?
フロアブルの場合は探針とかチップの先にひっかけて窩洞の端っこまで押し流し、さいごにプチっと潰すとか…。
ペーストはシリンジから直接は取らず、紙練板などに出し、脱泡。
薄く延ばしてから窩洞内に持って行きます。
レジンを薄く延ばしているので光の透過性で気泡が見えます。
>フロスが引っかかる場合もっともやっかいな隣接面下部の歯間乳頭付近は、私には(歯肉を剥離でもしないかぎり)どうやっても見えないのですが、どうやるとマイクロで見えるようになるのでしょうか?
透明なマトリックス(アダプトセクショナルマトリックスなど)を使うと見えますよ。
さらにラバーウェッジで圧接すると、歯面に密着するのが見えます。
と、言う事を顎模型などで事前に「どうなっていると密着しているのか?」確認しておかないと解りにくいんですけどね。
実際、マトリックスのフィットが良ければ形態修正なしでも良いくらいマージフィットはいいと思います。
(僕は未重合層を取り除く程度、エピテックスで軽く研磨しますが)
参考にされてください。
顕微鏡歯科入門(砂書房)
http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=3547
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回答4 |
森川 2010/06/11(Fri) 23:51
>>ルーペでは見えない程度の小さい気泡ということでしょうか?
>>だとすると、ペーストと同じで肝心の深い部分は見えない可能性がないですか?
>あ、結構見えますよ。(*^^)v
質問は、ルーペでは見えないものが顕微鏡だと見えるのでしょうか? ということなんですが・・・
先生の結構見えるというのは、もしかして、ある程度の大きさの気泡は見える時があるということなのでは?(肉眼でも浅いところなら時々見えますから)
井野先生の動画では流したレジンの下までは(透過して)見えてはいなかったようですが・・・
>>フロスが引っかかる場合もっともやっかいな隣接面下部の歯間乳頭付近は、私には(歯肉を剥離でもしないかぎり)どうやっても見えないのですが、どうやるとマイクロで見えるようになるのでしょうか?
>透明なマトリックス(アダプトセクショナルマトリックスなど)を使うと見えますよ。
>さらにラバーウェッジで圧接すると、歯面に密着するのが見えます。
中山先生も勘違いしてますけど、充填後に研磨する時のことです。
井野先生は理解されてますけど、ウエッジ入れれば、ウエッジを外した後しばらくは見えるみたいですね。
(2週間ほど借りて使ってみて感じたことなんですが)顕微鏡には特有の使いづらさやストレスがありますから、単純にルーペより良く見えるだけでは、必ずしも「誰でもルーペよりも明らかに精度の良い治療ができる」ということにはならないと思うんですが、どうなんでしょうか?
>参考にされてください。
>顕微鏡歯科入門(砂書房)
http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=3547
砂書房の本は結構面白い本が多いんで、読んでみます。
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回答5 |
吉岡秀樹 2010/06/12(Sat) 03:18
>ルーペでは見えないものが顕微鏡だと見えるのでしょうか?
ルーペはライトのあるなしでも差が出るように思えます。
あと、ルーペは8倍〜10倍位が最大倍率だったように記憶してます。
頭がブレるせいか、3.5倍〜4倍程度でも使っていると酔いますね。
「姿勢が悪いんじゃぃ!!」と叱られそうですが・・・ (^^;)
添付した画像は、左上2のTEK裏についたスーパーボンドの確認写真。
5倍だと「う〜ん(?_?)」ですが、12倍くらいから「おっ!!」って。
(TEKの裏のスーパーボンドに違和感があるとのことで形態修正)
明るく拡大されると、見やすくなることは間違いないと思います。
「高倍率ルーペ+同軸照明ライト」でも似たように見えるかも、ですが。
「よく見える」ことで、見落としを減らすことにはなるかとは思います。
あまり書くと批判されそうですが「学校検診と院内検診の違い」みたいな感覚です。
「見えても技術が伴ってなければ・・・」というのはあると思います。
>顕微鏡には特有の使いづらさやストレスがありますから
確かに、距離感や空間感覚などが違うように感じています。
トレーニングや慣れは必要なんだと思います。
>「誰でもルーペよりも明らかに精度の良い治療ができる」ということにはならない
確かに「誰でも」ではないとは思います。
「使いこなせれば・・・」かも知れません。
(と、まだ全然使いこなせていないのに書いちゃいました(^^;))
治療精度うんぬんよりも、治療の途中を患者さんに見せることができることもひとつの大きな「有用性」だと思っています。
治療途中を写真や動画で記録して後から確認することができるので、それをもって自分の反省にも活かすこともできますから、それも自己研鑽する材料として「有用性がある」とも言えそうです。
個人的には使っていて楽しいので、それもまたひとつの「有用性」になっているかも。
(写真や動画を撮りたいというのが導入動機だから楽しいのでしょうけど)
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回答6 |
井野泰伸 2010/06/12(Sat) 20:33
>あと、ルーペや触診で判別できないほどのレベルの凹凸がそれほど予後に影響しますかね?
分りません。。。
これも私はの場合になってしまいますが、
2級レジンは患者さんがフロスを通した時に引っかからないを基準にしています。
予後に直結する大きな要因かと言われれば、患者さんのメンテナンスによる部分の方が大きいと思います。
しかし、患者さんの毎日のメンテナンスをラクにする大きな1因はあると思います。
毎日の掃除簡単にこしたことありませんからね^^;
>だとすると、ペーストと同じで肝心の深い部分は見えない可能性がないですか?
奥に入ってしまった気泡は見えません。
ただ、フロアブルレジンを薄く引いて気泡をある程度見つけることは可能です。
これは裸眼、拡大鏡より見つけれる確率が高くなるという程度で気泡ゼロはマイクロを使っても無理だと思います。
*私の言う気泡は裸眼ではまず確認出来ない0.1mm程度のものです。
>質問は、ルーペでは見えないものが顕微鏡だと見えるのでしょうか?
マイクロでも物質を通して中のものを見ている訳ではないので^^;
中の状態は分りませんが、表面に起こっていることは裸眼、ルーぺ以上に事細かなことまで分ります。
ただし根管治療の複根などになると、
強拡大して、もの凄く分りずらいヒントだけで、感と経験で探ってMB2や側枝などを探していきますのでレジン治療と違い「見える」だけでは対処できない問題になってくると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=5vPbrEpETrI&feature=player_embedded
レジン治療は倍率を上げればそこそこ誰がやっても表面上の問題はすぐに分ると思います。
(見えてしまうのですから^^; 解決法さえ知っておけば)
森川先生の言われている「深い部分の気泡は!?」
という答えはフロアブルレジンをもの凄く少しずつ積層して回避している。と言うのが今の私の答えです。
一気に流して深い所に入った気泡は殆ど取り除けませんし分りません。
ここまでしても意外と気泡は中に入っていると思います。
私の臨床では、裸眼の頃に比べマイクロを使用するようになって格段に精度は上がりました。
(30点が45点になっただけかもしれませんが、上手くできるようになったのは確かです)
ただ、精度の向上の為に犠牲にしたものもあります、
拡大して治療を行うとどうしても時間が必要で、患者さんの数を見れなくなった。
2つに患者さんを長く拘束してしまうなど。
メリットがある分デメリットもあると付け加えさせてもらいます。
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回答7 |
櫻井 善明 2010/06/14(Mon) 20:52
おそらく、森川先生は
>必ずしも「誰でもルーペよりも明らかに精度の良い治療ができる」ということにはならないと思うんですが
と言う所に引っかかっているんですよね。
まあ、そうだと思いますよ。
少なくとも「精度の高い治療をしたい」と考えていない歯科医がマイクロ使っても「面倒くさいだけのシロモノ」になりますからね。
森川先生の書かれたデメリットは確かにあります。
ただ、少なくとも僕のようにいい加減な性格の歯科医にはマイクロは必要だったと思います。
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インレーを外したら近心面にカリエスが貫通してしまいました。
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辺縁隆線を温存し、レジンで充填しました。
マイクロ無しの(保険医)時代にこんな治療(トンネル形成)なんてする事は考えてもいませんでしたから…。
トンネル形成と言う方法を知っていても、見えなければやらないでしょうし、出来なければやらないでしょうし。
僕は見えちゃったから「やならいわけにいかないでしょ」と思っただけでね…。
最終的にはその歯科医の性格の問題でしょう。
確かに「誰でも」と言う表現は間違いだったのかもしれません。
>ルーペでは見えないものが顕微鏡だと見えるのでしょうか?
通り過ぎてしまった過去はルーペで見る事は出来ませんが、マイクロに録画システムがあれば「過去の治療」を見る事が出来ます。
それが絶対的な違いでしょうね。
吉岡先生の書かれているように「それをもって自分の反省にも活かすこともできますから、それも自己研鑽する材料」となりうるわけです。
人(自分だけで無く、患者さんや他の歯科医)に見せない、またはそれ以上に機動性を重視するのであれば「高倍率ルーペ&ライティングシステム」で充分だと思いますよ。
歯科医の治療技術も含めて「精度の高い治療ができるようになる」と思います。
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回答8 |
森川 2010/06/15(Tue) 22:53
吉岡先生>
>ルーペはライトのあるなしでも差が出るように思えます。
根管治療と違って、レ充は暗すぎるというのはあまりないですよ。逆にまぶしすぎる時さえありますから。
>あと、ルーペは8倍〜10倍位が最大倍率だったように記憶してます。
タイヨウ先生も、井野先生も顕微鏡、10倍くらいでレ充してますよね。
何故、最高倍率にしないのか?
最高倍率=最高に精密な治療みたいに誤解している患者さんもいそうですが、(やってみると当たり前なんですが)丁度やりやすい倍率ってものがありますから、単に倍率が高いことが精密なわけじゃないです。
井野先生>
>私の臨床では、裸眼の頃に比べマイクロを使用するようになって格段に精度は上がりました。
>(30点が45点になっただけかもしれませんが、上手くできるようになったのは確かです)
いやぁ〜
井野先生が45点なら私は赤点ですね。
井野先生のように優秀な先生ほど、精密な治療をするために必要な、”マイクロを使用する以外のこと”が山のように出てきますよね。
井野先生は謙遜されてますけど、井野先生のあの治療はだれにでもできるもんじゃありません。(レジン充填は能力の差が結構出ると思ってます。)ですので、マイクロマイクロと単なる器具をあまりに強調される先生を見ると、「ほんとに大丈夫かな?」って思ってしまいます。
マイクロはそれほど高額でないのもありますから、一足飛びに良くなる器具なら誰でも使いますよ。
タイヨウ先生>
>マイクロ無しの(保険医)時代にこんな治療(トンネル形成)なんてする事は考えてもいませんでしたから…。
少なくとも15年以上前から私もやってます。保険医でも普通にしますよトンネリング。しかも裸眼でね(最近はちょっと苦しいですが)
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回答9 |
吉岡秀樹 2010/06/16(Wed) 00:21
>何故、最高倍率にしないのか?
>単に倍率が高いことが精密なわけじゃないです。
「作業する」という点では、おっしゃる通りだと思います。
倍率を上げれば視野が狭くなるので、術者それぞれに「丁度良い加減」があると思います。
「自分なりの良い加減」を今、試行錯誤中です。
しかし「作業する」のと、「確認する」のとでは、これまた違うと思います。
回答5で添付したのは「確認のため」に拡大してみたものです。
(レ充とは違うので、ちょっと躊躇したんですが)
拡大してチェックすると気付けるものも出てきたりするので、
「じゃぁ、どうすれば良いのか」と検討するきっかけにもなります。
「使えば精度が上がる道具」ではなくて「精度を上げるために使う道具」なんだと思いながら、今は使っています。
でも、最高倍率では見ようとは思いません。
何がなんだか分からないモノが見えるだけなので (^^;)
落ち着く先はきっと「約10倍」なんだろうとは思いますが・・・。
患者さんにとっては「治療を確認できる」のが大きなメリットと思います。
ご自身の受けた治療に関心がない方からすると、どうでも良いことかもですけど。
結局、道具って要る人には要るけれど、要らない人には要らないんですよね。
さらには、状況によりけりだとも思いますし。
来院された患者さんが満足されれば、それで良いのだと思います。
(すみません、実も蓋もない締めくくりになってしまって・・・)
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回答10 |
櫻井 善明 2010/06/16(Wed) 09:05
>少なくとも15年以上前から私もやってます。保険医でも普通にしますよトンネリング。しかも裸眼でね
だから、森川先生には必要無いんですよ。
マイクロは。
回答7で書いたじゃないですか「僕のようにいい加減な性格の歯科医にはマイクロは必要」と。
吉岡先生が書かれている通り
>「使えば精度が上がる道具」ではなくて「精度を上げるために使う道具」
だと思いますよ。
それに、
>道具って要る人には要るけれど、要らない人には要らないんですよね。
だから、森川先生には必要無いんです。
もともとの精度が高いのですから。
>何故、最高倍率にしないのか?
>丁度やりやすい倍率ってものがありますから、単に倍率が高いことが精密なわけじゃないです。
その通りです。
地図と同じですよ。
ポプラ小児歯科医院を探すのに世界地図では探しきれません。
かと言って「千葉県茂原市」と言う土地を知らなければ日本地図から「千葉県」を探し、「茂原市」を探していく必要があります。
もともと茂原市に住んでいる人はそんなことする必要はありません。
そう言う事です。
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回答11 |
櫻井 善明 2010/06/16(Wed) 09:10
逆にこんな地図見せられたってポプラ小児歯科医院がどこにあるのかなんて解るはずありません。
「どこから攻撃すれば効率が良いか?」と言う作戦を立てるには必要かもしれません…。
( ̄ー+ ̄)
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回答12 |
森川 2010/06/16(Wed) 20:54
中山先生はどうなんでしょうかね?
>ちなみに僕は、奥歯には基本的に保険の詰め物をしません。
>それは精度・審美を求めると、保険の金額では到底やっていけないからです。
保険のレジン充填で、ある程度の精度が出せない、もしくは(個々ではなくて全体として)採算が取れないのは、保険医としての能力が足りないためなんじゃないでしょうか。
保険でレジン充填している歯科医院はきちんとやってないというような書き方はどうかと思います。
もし本当にそうなら、(顕微鏡を使うとよく見えるなんて理由じゃなくて)もう少し確かな根拠を示していただきたい。
あと、審美は保険の対象外です。(採算が取れないから保険外にするのではなくて、保険の対象外だから保険外になるんです。)
また、
>でも、歯科医師の中には、コンポジットなんて、自費でやる奴はダメな歯医者だなんて言う人もいます。
私がよく言っているのは、保険医でありながら自費レジンを行なうのは保険医療機関療養担当規則違反(=ダメ)の可能性が高いという意味ですが、それとはまた別のことなんでしょうかね。
>(もちろん、そういう先生は顕微鏡はもっていないのですが・・・)
ルーペではなくて顕微鏡が必須 と明らかに言い切ってますよね。
何故なんでしょうね?
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回答13 |
中山 大蔵 2010/06/16(Wed) 22:45
大変もうしわけございませんが、
本を読み、
講習会に行き、
見学に行き、
それから、
顕微鏡をお借りになり、
抜去歯で、練習をされ、
そのあと患者様の歯で、保険で治療されてから
再度質問をされてください。
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回答14 |
森川 2010/06/17(Thu) 09:00
う〜ん。
中山先生は、マイクロに関して質問してきた患者さんにも同じことを言うのでしょうか?
自身で説明できないような根拠の乏しいことを、こういった公開された場で書かれるのはいかがなものかと思います。
今後も、疑問、あるいは間違っていると思われる点ありましたら、指摘はさせていただきますが、(答えていただけないのでは無意味ですから)中山先生に質問という形式はとりませんので返答はされなくても結構です。
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回答15 |
櫻井 善明 2010/06/17(Thu) 09:43
>自身で説明できないような根拠の乏しいこと
う〜ん。
「根拠が乏しい」と言う事と「説明できない」と言う事は意味合いが違うと思いますが…。
これは僕も中山先生と同じ意見なのですが、マイクロを見た時に「感じる事」の衝撃が大きすぎて文章では正確に表現できない事なのだと思います。
数ミリ、数ミクロン単位で行う歯科治療において(特にENDOとコンポジットに関しては)、拡大視野の確保は絶大です。
これに異論は無いと思います。
このサイトへの相談者の多くは「(保険診療において)一般的な肉眼での治療」を行った後にトラブルなり問題が発生し、相談される事が多いわけですから、「それとは違った解決法」を提示する必要性はあると思います。
(歯科医の対応ウンウンが焦点の場合はそれ以前の問題だと思いますが)
「もっと上手な先生を探せ」と言う事は簡単ですが、何の基準も提示できませんよね。
その中で「マイクロスコープ治療をしている歯科医を探せ」と言う方が具体的なのではないでしょうか?
(もちろん審美や矯正、外科の範疇では「マイクロ」の有用性は下がりますが)
これはCBCTにも当てはまる事だと思います。
しかし、マイクロスコープにしてもCBCTにしても高額機器ですから、おいそれと持てるものではありません(僕は運が良かったと思っています)。
それはマイクロやCBCTの普及率に反映している事です。
しかし残念ながら「そこには(道具としての)確実な差」があります。
その差が無ければマイクロスコープだってこんなに各社こぞって開発はしないでしょうし、それはCBCTに関しても同じですよ。
そして、その差を体感したからこそ「使いこなそう」と努力するわけです。
中山先生は「まずは頭で考えるより体感してください」と書かれているだけですよ。
このサイトのマイクロユーザーの先生は「体感した」んです。
そして、その有用性を感じたんです。
しかし、森川先生は「マイクロは借りて見たけど(有用性は)何も感じなかった」わけですから、これ以上追及されても意味は無いと思いますよ。
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回答16 |
中山 大蔵 2010/06/17(Thu) 10:10
勉強をせず、
マイクロを借りたから患者様に
実験的に
使ってみて
「意味が無い」
とおっしゃるような先生とは
議論にならないからです。
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回答17 |
田尾 耕太郎 2010/06/17(Thu) 13:17
まぁまぁ・・・^^;
マイクロを使えばそれだけで上手にレジンが使えるようになるわけでは無いと思いますが、マイクロを使えばとりあえず、肉眼では見えなかった自分のレ充の欠点には気づけると思いますよ。
実際に拡大像で見てみて完璧なら、その先生はマイクロを使う必要性がありませんから、それはそれでいいと思います。
もし拡大像で自分の欠点が見えれば、今度はその欠点をどうすればカバーできるのか考えることができますので、そこまでして初めて、
"レジン充填におけるマイクロの有用性"
が出てくるんじゃないかな〜と思います。
(これはレジン充填に限ったことではないかもしれませんね)
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回答18 |
井野泰伸 2010/06/17(Thu) 13:34
まぁまぁ・・・^^;
落ち着いて^^
それと私極普通の歯科医師ですので。。。
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回答19 |
タカタ 2010/06/17(Thu) 13:55
卒後間もない先生が充填したもの
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回答20 |
タカタ 2010/06/17(Thu) 13:56
ベテランがマイクロ下で充填したもの。
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回答21 |
タカタ 2010/06/17(Thu) 13:59
うちにある顕微鏡は110倍で見れますが、それで確認すると気泡がわかります。
手術用実態顕微鏡はせいぜい20倍前後です。
いえることは マイクロ下で作業すると 20倍程度で確認できるレベルの気泡は排除できるが 全ての気泡は排除できません。
P.S チューブからペーストをだして、そのまま硬化させた断面写真。
商品による個体差が大きいです。
まだ、続けるの??こんなつまらない議論
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回答22 |
森川 2010/06/17(Thu) 20:07
私が書いたのは、
>顕微鏡には特有の使いづらさやストレスがありますから、単純にルーペより良く見えるだけでは、必ずしも「誰でもルーペよりも明らかに精度の良い治療ができる」ということにはならないと思うんですが
なんですが、
タイヨウ先生>
>しかし、森川先生は「マイクロは借りて見たけど(有用性は)何も感じなかった」わけですから、これ以上追及されても意味は無いと思いますよ。
中山先生>
>マイクロを借りたから患者様に
>実験的に
>使ってみて
>「意味が無い」
>とおっしゃるような先生とは
お二人とも明らかに間違った解釈をされてますね。
タイヨウ先生>
>その中で「マイクロスコープ治療をしている歯科医を探せ」と言う方が具体的なのではないでしょうか?
もっとも大切なのは具体的なことではなくて、正しいことです。
正しいことが具体的には言えないから正しいとは言えないことを言ってもいいことにはなりませんよ。
先生の意見が正しいと言うには、「マイクロスコープ治療している歯科医師は優秀な歯科医師である」といったことが必要かと思いますが、流石に、これ証明するの不可能じゃないですか?マイクロスコープもってる先生にもいろいろいますから。
あと、マイクロスコープ持ってない優秀な先生も排除されちゃいますしね。明らかに不適切な意見だと思います。
どうせ絞るんなら、「40歳前後で、学会発表も多数行い、講習会も開いているような有名な認定医の先生」といった条件もつけたほうがいいと思いますよ、「マイクロスコープ持ってる」なんて中途半端な条件じゃなくってね。
CTも同じです。言えるはずがないですよ。
中山先生>
>・・・
>議論にならないからです。
前にも書きましたが、議論していただけないのならそれで結構です。(もう諦めてますので)
ただ、私の場合は、そんな条件などはつけずに、(中山先生も含め)どなたの質問であろうと、(プライベートな内容でもない限り)質問にはお答えしますので、疑問があれば聞いてください。
田尾先生>
井野先生>
タカタ先生>
>まだ、続けるの??こんなつまらない議論
タカタ先生の写真見ればよくわかるはずですので、もうすぐ終わりますよ。(多分?)
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回答23 |
井野泰伸 2010/06/17(Thu) 20:54
>「マイクロスコープ持ってる」なんて中途半端な条件じゃなくってね。
厳しい^^;
ただ、マイクロ買ってしまえばその日から『顕微鏡歯科』ですからね。
ちょっと違うような気もしますが^^;
私もたかだか5年しか使用していませんが、
毎日1時間ぐらい使用してもある程度使いこなせるようになるには半年ぐらいはかかると思います。
能力があれば別ですが、マイクロ見ながら思い通りに治療するのは非常に大変です。
毎日4〜5時間以上顕微鏡使用していますが、未熟なせいか未だに削るのとかもっと良い道具、バーなどないか探しています・・・
もはや道具に頼るしか^^;
マイクロあってもあまり意味ない場合もありますけど、
「大きな1つの目安として」と言う解釈でいいのではないでしょうか!?
絶対的な基準なんてないと思いますし・・・
すくう物がないより、ザルでもすくう物があった方がいいと言うことをタイヨウ先生も話されたかったと思います。
と言っても、
結局歯科治療は道具より『診断能力』だと思いますけど^^;
(これこそ患者さんは判断のしようがないですね)
タカタ先生の写真
プレミス最初から微細な気泡が入っていると最近(1か月前に)聞きましたが実際写真を見ると本当ですね^^;
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