質問 |
薫る風89 2024/06/13(Thu) 14:56
咬合性外傷のよって歯髄が壊死した場合、
適切な根管治療を受ければ歯を残すことはできるのでしょうか。
虫歯によって歯髄が壊死した場合とは歯槽骨の吸収のされ方が異なると思いますが。 |
回答1 |
加藤 道夫 2024/06/14(Fri) 07:45
薫る風89 さんこんにちは。
下の前歯は、ブラキシズムが著しいと歯が削られ、疼痛があり根の治療に至ることはあります。
歯周病が重度で無いと根の治療で温存可能ですが、重度であると骨が吸収されて歯が温存出来ないこともあります。
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回答2 |
山田 豊和 2024/06/15(Sat) 09:36
こんにちは。
>咬合性外傷のよって歯髄が壊死した場合、
適切な根管治療を受ければ歯を残すことはできるのでしょうか。
状況がいまいちはっきりしませんが歯槽骨がある程度残っていれば根管治療をきちんと行うと保存は可能です、またその時対合歯に当たらないよう削合しておけば歯槽骨はそれなりに回復してくると思います。
要は歯槽骨がどれだけ残っているかにかかってくると思います。
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返信1 |
薫る風89 2024/06/17(Mon) 13:07
加藤先生、山田先生ありがとうございます。
歯周病は指摘されていません。
(多少は誰でも歯周病はもっているとききましたが、そうであれば問題になるような程度の歯周病ではありません)
レントゲンに写る影が歯根付近ではなく、歯根を囲むようになっているからうまくいくかどうかはわからない、と聞きました。
(レントゲンの影を指して、ここ抜けてるからね、、、と言っていました)
骨造成術の話も聞いたことがありますが、根管治療だけでも回復するのでしょうか。
それとも症例によって変わりますか?
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回答3 |
藤森 隆史 2024/06/17(Mon) 13:36
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藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
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歯根破折ではないのでしょうか?
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回答4 |
Dr.ふなちゃん 2024/06/17(Mon) 13:38
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。症例により異なりますし、生体の反応は個人で異なる場合があると思います。
とりあえず、壊死したものをそのままにしておくわけに行かない為、根管治療の対象とし、咬合性外傷があれば咬合を緩めないと外傷は治らないでしょう。
必要な治療を順次受けることになると思います。
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回答5 |
山田 豊和 2024/06/17(Mon) 13:53
>根管治療だけでも回復するのでしょうか。
それとも症例によって変わりますか?
根管治療は壊死した根管内の組織を取り出していわゆる根っこの治療をすることなので一番の原因の外傷性咬合を治す必要もあります。
これはそれほど難しいことではなく対合歯との当たりを取ってやるという事です、要するに当たっているところを削るという事になります。
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返信2 |
薫る風89 2024/06/17(Mon) 14:09
藤森先生、船橋先生、山田先生ありがとうございます。
マイクロスコープで中を確認してもらいましたが破折はしていませんでした。
破折していたら抜歯ではないんですか。
割れていても接着して再植する方法があると聞いたこともあります。
咬合を緩める、対合歯との当たりを取る、これも理解できました。
咬合性外傷で炎症が起こっていて歯髄壊死はしてない場合は、この咬合を緩めることで症状が悪化しないようにできますよね。
咬合性外傷による歯槽骨の吸収がある場合は、適切な根管治療だけでも歯を残せることがある、という事ですよね。
適切な根管治療に加えて骨造成は必要ないのでしょうか。
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回答6 |
山田 豊和 2024/06/17(Mon) 14:26
>咬合性外傷で炎症が起こっていて歯髄壊死はしてない場合は、この咬合を緩めることで症状が悪化しないようにできますよね。
歯髄炎であれば抜髄になります、骨吸収であれば程度によっては回復すると思います。
>咬合性外傷による歯槽骨の吸収がある場合は、適切な根管治療だけでも歯を残せることがある、という事ですよね。
咬合性外傷と歯髄壊死とは全く別物です、咬合性外傷が絡んでいたら対合歯との当たりを取る必要があります。
>適切な根管治療に加えて骨造成は必要ないのでしょうか。
咬合性外傷で骨造成をするのは聞いたことがありません。
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返信3 |
薫る風89 2024/06/17(Mon) 15:38
山田先生ありがとうございます。
理解していたつもりでしたが、あんまりよくわかっていなかったみたいです。
歯髄が壊死しておらず炎症がある場合、揺れの原因である不正な咬合や歯ぎしり等をなくせば、炎症がおさまるのかと思っていました。
骨造成ですが、
咬合性外傷は歯槽骨が垂直的に吸収されるので、骨移植や歯槽骨再建は必要ないのでしょうか。
歯槽骨の吸収の程度が軽ければ適切な根管治療だけで骨が再生してくるのかと思っていました。
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回答7 |
Dr.ふなちゃん 2024/06/17(Mon) 20:16
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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咬合性外傷かどうかはフレミタスをよくみる事になると思います。指を手に当てて歯の動きを見たり音を聴いたりします。触診や聴診、視診でどの歯に異常な咬合の負担が生じているか診断することが一般にされていると思います。
レントゲン的な骨レベルの低下や透過像は炎症がなくなると見える画像は変わりますからそれで診断することよまず噛み合わせの確認をするのが一般的かと思います。
外傷がある部位を削って当たりを弱くしてしばらく経過観察することはよくされると思います。
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返信4 |
薫る風89 2024/06/18(Tue) 11:57
船橋先生ありがとうございます。
レントゲン的な骨レベルの低下や透過像ではありません。
歯槽骨が吸収しているのは目で見てわかります。
咬合性外傷とききましたし、問題になるレベルの歯周病はありません。
虫歯もなっていません。
歯槽骨が吸収しているせいか揺れていますし、骨造成の話がでています。
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回答8 |
Dr.ふなちゃん 2024/06/18(Tue) 16:08
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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〉歯槽骨が吸収しているのは目で見てわかります。
垂直性に歯茎ラインが下がっているのでしょうか?
以前の質問から矯正治療を受けられていたことがあるようですから矯正治療により成長期に作られた元々の歯の周囲組織とは違う位置に歯を移動した為かもしれませんね。(リセッション、歯髄壊死もあるならばフェネストレーションも生じたかもしれません)
咬合性外傷も動かし方によっては、矯正治療中に生じることもありそうです。
いずれにしろ、新しい歯の位置で新たに安定する噛み合わせと咬合バランスを作ってもらい、必要があれば骨造成を行っているケースレポートを見る事がしばしばあります。
一つ一つ問題解決してもらい、長期に渡って安定するように加療してもらってください。
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