プロフィール
目や頭の形などの顔つきがネコに似ていることからつけられた名前です。亜熱帯から温帯の海底にすむサメの仲間です。福岡県の志賀島近海にも生息しており、サザエなどの貝類でもかみ割って食べることから地元では‘サザエワリ’とも呼んでいます。
何年生きるの?
詳しくはわかっていません。
身体測定してみると
約1mまで成長します。
僕の仲間
当館にはいませんが、ネコザメの仲間にはシマネコザメがいます。
こんなことをします
- ■ ドリル?のような卵
- ネコザメは、卵を生む卵生のサメです。卵は、らせん状のひだがあり、見た目がまるでドリルのようです。岩などのすき間に産み付けた時、ひだが引っ掛かって、卵が流されないようになっています。
- ■ バケツに歯型!?
- お腹が減っている時は、ダイバーが持っている餌のバケツに向かって泳いできます。エサと間違ってバケツのフタを噛むことがあり。、「さすが、サザエワリ!」となるような、歯型がしっかりとフタに残っています。
僕のからだ
- ■ サザエワリの異名
- ネコザメの奥歯は拳のような形をしています。そのため、サザエなど硬い殻をもった貝類や甲殻類を噛み砕いて食べることができ、サザエワリの異名がつきました。
- ■ 実はトゲがあるんです!
- ネコザメの仲間には、2つの背ビレの前縁部分に1本の棘があります。敵から襲われた時、この棘で身を守ることができます。
こんなものを食べてます
- 【一日のごはん】
- 自然の海では、主に貝類を食べています。パノラマ大水槽では、2日1度上からばらまく、イカ・サケ・サバの切り身を食べています。
一日の行動
パノラマ大水槽に2か所ある洞くつで、昼間はじーっとしています。エサの時間や水槽が暗くなると、洞くつの外に出てきます。
- ■ 餌やりの舞台裏
- パノラマ大水槽では、2日に1度上からばらまきます。この動画は普段見ていただけない水槽の上部でエサを撒いている様子です。
- 参考文献&おすすめの一冊紹介
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