宮沢紘一(みやざわこういち)役所広司:「こはぜ屋」の4代目社長
時代の変化に伴い、足袋の需要が年々減少している中、老舗足袋屋の経営を立て直す打開策として、マラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせる。しかし、シューズ作りのノウハウも無く、開発費などの資金繰りにも窮するなどなど前途は多難で…。
2017年10月期連続ドラマ
時代の変化に伴い、足袋の需要が年々減少している中、老舗足袋屋の経営を立て直す打開策として、マラソン足袋「陸王」の開発をスタートさせる。しかし、シューズ作りのノウハウも無く、開発費などの資金繰りにも窮するなどなど前途は多難で…。
大学を卒業したものの就職に失敗。「こはぜ屋」の手伝いをしながら就職活動をしているが、自分が本当にやりたいことを見つけられずモヤモヤしている。将来性の無い足袋屋は継ぎたくないと、父親に反発しているが…。
「こはぜ屋」では中堅社員だが、面倒見もよく従業員たちのまとめ役で、宮沢と富島の間に入り“緩衝材”にもなっている。楽天家で好奇心旺盛で、新規事業にも興味を示す。通称・ヤス。
ベテラン揃いの縫製課の中で最年少の従業員。高校を卒業してすぐ「こはぜ屋」に就職し、ミシンの使い方はもちろん、社会人としての心得までここで身に付けた。
あけみに続く縫製課のナンバー2的存在。仲間の従業員たちへの気配りもよく、あけみの手助けをしつつ縫製課を支えている。
縫製課の最年長者で、宮沢のことも生まれたときから知っている古株。最盛期から現在に至るまで「こはぜ屋」と共に生きてきた。
縫製課のムードメーカー。誰よりも声が大きく、社長の宮沢に対しても、忌憚の無い意見をぶつけることも。
縫製課の女性陣を束ねる元気一杯のおばさんで、その縫製技術は国宝級と言われるほど。責任感も強く、あけみがいないと縫製課は成り立たないと、富島もあけみには頭が上がらない。
先代の社長時代から働く「こはぜ屋」の大番頭。新規事業を進めたい宮沢に対し、ときに厳しい現実を突きつけるが、会社を守りたい気持ちは宮沢と変わらない。通称・ゲンさん。
塾通いに部活と、青春を謳歌している高校3年生。父の宮沢のことが大好きで、就職の決まらない大地のことも心配し、何かあればそれとなく宮沢に伝えている。家族思いの娘。
「こはぜ屋」の社長として奮闘する夫・宮沢を家庭で支える良き妻。就活で悩む大地はもちろん、家族のことを全て把握しており、その言葉が気づきになることもしばしば。
スポーツメーカーに勤務後、独立してスポーツショップを経営。ランニングインストラクターとしての肩書きも持ち知識も豊富で、「陸王」の開発にも助言する。
「こはぜ屋」に出入りしているセールスドライバー。高校時代は陸上部・長距離の有名選手だったこともあり、「陸王」の開発に協力することに。
「飯山産業」の元社長。繭の特殊加工技術を考案し「シルクレイ」を生み出したが、開発に莫大な資金をかけたことで会社は倒産。死蔵特許となってしまった「シルクレイ」を頼りに、一発逆転を狙っている。
山っ気のある夫・飯山のことを、文句も言わずに支えてきたが、飯山が会社を倒産させてからは、自らパート仕事へ出て生活を支えている。