2015年10月15日(木)
10月18日 日曜よる9時から放送の日曜劇場『下町ロケット』の特別試写会&制作発表が10月12日に東京・丸の内で行われたんだ。阿部寛[あべ ひろし]さん、土屋太鳳[つちや たお]さん、立川談春[たちかわ だんしゅん]さん、安田顕[やすだ けん]、真矢ミキ[まや みき]さん、恵俊彰[めぐみ としあき]さん、吉川晃司[きっかわ こうじ]さんが駆[か]けつけてくれたよ!
宇宙[うちゅう]ロケットのエンジンを研究していた主人公『佃航平[つくだ こうへい]』が、自分が開発したエンジンの載[の]ったロケットの打ち上げに失敗して仕事をやめ、下町にある、亡[な]くなった父親の会社「佃製作所」を継[つ]ぐことになるんだ。 航平は、会社社長としての人生をスタートするんだけれど、宇宙への夢をあきらめず、さまざまな困難[こんなん]を乗り越[こ]えながら、仲間と一緒[いっしょ]に自分たちの夢に向かって頑張[がんば]っていくドラマなんだ。
佃製作所の二代目社長・佃航平役の阿部寛さんは、
「実際の工場の方々とお会いして役づくりの勉強をしています。大企業[だいきぎょう]や中小企業で働いているどちらの方々も、社会の厳[きび]しい状態の中で誇[ほこ]りを持って頑張っていることや、それを支えている家族がどのように生きているのかを、このドラマで表現していきたいと思います。みなさんぜひ応援[おうえん]して下さい。 」
佃航平の娘[むすめ]・佃利菜[つくだ りな]役の土屋太鳳さんは、
「こんなに愛情のこもったドラマに参加できて本当にうれしいです。人生って、順調に進まないこともありますが、踏[ふ]ん張った後に、人や仕事との出会いがあるので、挑戦[ちょうせん]し続けることが大事だと思います。」
佃製作所の経理部長 殿村直弘[とのむら なおひろ]役の立川談春さんは、
「男性が多く出るお話の中で、物語の流れを変えるのは奥様[おくさま]や娘さんのように女性だったと思いますが、殿村も女性のような感覚をもっていると思います。それから、阿部寛さん、恵俊彰さん、吉川晃司さん、立川談春、私[わたし]がいちばん年下なんです!」「(会場)えーっ!」
佃製作所の技術者 山崎光彦[やまさき みつひこ]役の安田顕さんは、
「工場の制服は地味ですし、佃製作所のシーンの撮影[さつえい]にしか参加していなかったので、地味なドラマかなと思いましたが、そんなことはなく、いろいろな色があるドラマと感じました。本当に観てよかったと心の内から思えましたので、みなさん宣伝[せんでん]をよろしくお願いします。」
航平の元妻 和泉沙耶[いずみ さや]役の真矢ミキさんは、
「自分の父は家でゴロゴロしていて、何で私と遊んでくれないの? と思ったことがありましたが、このドラマを見ると、男性への見方が変わり、自分の夫やお父さんのことを、素敵だと感じると思います。女性が見ても楽しめる、本当に良いドラマです。」
弁護士 神谷修一[かみや しゅういち]役の恵俊彰さんは、
「池井戸[いけいど]さんの作品が大好きで『下町ロケット』も読んでいました。会社の経営か、技術の研究かで悩[なや]む主人公を助ける弁護士の役で本当に良かったです。主人公と敵対すると感じが悪いですしね。(笑)」
佃製作所のライバル会社・帝国[ていこく]重工の部長 財前道生[ざいぜん みちお]役の吉川晃司さんは、
「大企業も中小企業もみなさん本当に苦労されていて、戦うお父さんたちはみんなヒーローだって思います。でも、撮影では「こんな町工場ごとき!」のようなセリフを、実際の町工場の方たちの前で言わなきゃいけない時は辛[つら]いです。ちょっとにらまれてしまうんです。本当はそういう気持ちじゃないですよって話しながら演じています。(笑)」
10月からは、朝日新聞朝刊で池井戸潤[いけいど じゅん]さんによる連載[れんさい]小説「下町ロケット2」も始まるんだよ。このドラマは全10話の予定で、前半を「下町ロケット」、後半を「下町ロケット2」を原作として、ドラマにするんだって。物語の後半からは、ドラマと新聞連載が同時に進むという、珍[めずら]しい取り組みがなされるんだ。
生きるうえで必要なこととは? 働くことの意味とは? たくさんの困難を乗り越えながら、絶対に夢をあきらめなかった男と、社員のプライドとが作り出す未来とは!? すべての働く人たちにお送りする、感動のエンターテインメントドラマをぜひお楽しみに!
日曜劇場『下町ロケット』は、10月18日 日曜よる9時からはじまるよ! 家族みんなで見てネ!
日曜劇場『下町ロケット』
日曜よる9時