TBSは来年1月からの日曜劇場枠(日曜よる9時)で『DCU』を放送する。このドラマは水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマである。
ドラマの舞台となるのは、海上保安庁に新設された「DCU」という水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。DCUはDeep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決する。“水中未解決事件を解明すること”が、彼らのミッションだ。
四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら? そうなれば、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。
そんな水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」の隊長・新名正義(にいな・まさよし)を演じるのは阿部寛。『新参者』、『下町ロケット』、『ドラゴン桜』などTBS日曜劇場で数々の名ドラマに主演してきた阿部が“水中”という新たな舞台の扉を開く。阿部が演じる新名はルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない男。「海を汚されること」と「真実が解明されないこと」は許せない。そんな新名は個性豊かなメンバーたちと一緒に水中に潜り、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。
なお、ドラマは海上保安庁の全面協力のもとで撮影が行われる。実際の巡視船や防災基地などでの撮影も予定しており、水のプロである彼らの監修でリアリティと迫力がこのドラマに加わる! 阿部をはじめとするダイバー役の役者も海上保安庁に所属する本物のダイバーから指導を受けながら撮影に臨む。幾多の危機を乗り越えた本職ダイバーの経験や考え方が、劇中でダイバーを演じる役者陣の演技に厚みと真実味を与える!
DCUが“水”にまつわる事件に遭遇して人の命と尊さを厳粛に扱う一方で、彼らの人間模様をしっかりと描いていくこともこのドラマの魅力である。個性豊かなメンバーたちの人間ドラマを中心に描きながら、さまざまな水中事件や救助、外部からの侵入対策など難事件に立ち向かい、「水中」にある謎や事件をスピード感と爽快感をもって解明していく。新たなジャンル“ウォーターミステリー”をお楽しみに!
▼ 制作会社紹介
ケシェット・インターナショナル社
世界的なコンテンツ制作・配給会社大手であるケシェット・インターナショナル (KI) は、テルアビブのKI、ロンドンのケシェットプロダクションズ、ドイツのTresorとKeshet TresorFiction、そして米国のケシェットスタジオズの2つのオフィス (LAとNY) という7つの制作会社と配信ハブのネットワークを持ち、グリーンバードメディアの株式の過半数を保有する。KIは、イスラエルのケシェット12と共に、この企業ネットワーク内で開発・制作されたオリジナルコンテンツや、世界中のパートナーから厳選されたサードパーティからのIPを提供している。完成したコンテンツとフォーマットのKIのカタログは、ドラマ、コメディ、エンターテイメント、ゲームショー、フィクションを含み、番組の幅広い範囲をカバーする。イスラエルで最も成功したメディア企業であるケシェットメディアグループの傘下にある。
ファセット4メディア社
ファセット4は2014年に業界のベテラン、ステファン・グリーンバーグ氏がクリエイティブ部門のアンナ・スー・グリーンバーグ氏と、ジェイミー・グリーンバーグ氏をビジネス開発責任者として設立した。チームは、世界中で視聴されているテレビ映画、ドラマシリーズ、ドキュメンタリーのために作られた50以上の番組を制作し、開発した長年の経験を持つ。グローバルにアピールするプロジェクトの制作、開発、パッケージングに焦点を当て、自国カナダの膨大な人材網を活用し、高品質なプログラミングを世界市場に届けることに取り組んでいる。