月刊
精神科治療学 第39巻10号最新号
2024年10月
《今月の特集:臨床教育・指導に何をおさえておくべきか─医学教育・精神科専門医・精神保健指定医の教育者に求められていること─Ⅰ》
研修医、専攻医、専門医、指定医、そして指導的立場の精神科医!学ぶ者を対象とした書籍・雑誌は数多く出版されているが、教育する者への書籍・雑誌はあまりない。一般精神科医は、どう教えるかという教育方法について訓練を受ける機会が非常に限られている。本特集は、精神科における医学教育のあり方を徹底解説。特集Ⅰでは、学生実習、初期研修プログラム、専攻医教育等において指導・教育を担う若手から中堅医師に求めたいことや気をつけてほしいことを具体的にまとめた。教育者としてのレベルが上がり、自身の精神科医としての成長にもつながる特集。
JANコード:4910156071044
定価 3,190 円(本体2,900 円 + 税)
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【特集】臨床教育・指導に何をおさえておくべきか─医学教育・精神科専門医・精神保健指定医の教育者に求められていること─Ⅰ
- 特集にあたって
松尾幸治
- 医学教育の現在
椎橋実智男
- 臨床教育にコーチングを活用する
横尾英孝
- 初期研修医プログラムにおける精神科を充実したものにするためには
松坂雄亮
- 精神科専攻医教育の現在,指導医に求めたいこと
天保英明
- 精神科専門医試験に向けて精神科専門医指導医に求めたいこと
上野修一
- 医局での症例検討会の開き方,進め方
久保洋一郎
- 学会や専門誌で症例報告する若手精神科医に対する指導医のとるべき役割
仙波純一
- 精神疾患と精神医療を実感できる医学生臨床実習
福田正人,小野樹郎,藤平和吉
- 初期研修においてプログラムや実際の教育で気をつけていること
尾関祐二,増田 史,須藤智志 他
- 専攻医の研修プログラムや実際の教育で気をつけていること
中尾智博
- 精神保健指定医レポートにおける教育のポイント
橋本 樹
- 専門医レポートにおける教育のポイント
鈴木健文,安田和幸
- コラム①:指導を受けた体験談
沖野和麿,稲本淳子
- コラム②:指導医に望むこと
神山昌也
- コラム③:指導を受け,指導をした体験談─精神科卒後教育の自身の経験から─
中野和歌子
総 説
- グローバル化時代における精神療法の発展に関する一考察─東洋の森田療法家としての立場から─
川上正憲
カレント・トピックス
- 先進医療として認められたrTMSの治療抵抗性うつ病に対する維持療法について
五十嵐 俊,林 大祐,野田隆政 他
連 載
〔オピニオン〕
- 関係の病としての統合失調症を,進化の視点から再考する
寺田整司
第39巻11号予告
臨床教育・指導に何をおさえておくべきか—医学教育・精神科専門医・精神保健指定医の教育者に求められていること—II
第39巻12号予告
神経発達症の人たちの家族をめぐる問題
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