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更新日:令和6(2024)年8月14日
ページ番号:29334
令和3年6月に八街市内で発生した悲惨な事故から、3年が経ちました。
改めて亡くなられた子ども達の御冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。
このような事故は絶対に繰り返してはならないという思いの下、県では、飲酒運転根絶に向けた様々な取組を行ってきました。
しかしながら、飲酒運転による事故が未だ後を絶ちません。
そこで、千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例や、この条例に基づき令和6年度からスタートした「千葉県飲酒運転根絶計画」により、関係者の皆様とともに飲酒運転ゼロに向けた取組の強化を図っているところです。
飲酒運転を根絶するためには、県民総ぐるみで「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」という環境づくりを進める必要があります。
当事者だけではなく、事業者及び飲食店等の方々を含めた県民の皆様の一人ひとりの御理解、御協力が欠かせません。
みんなで力を合わせて、飲酒運転をゼロにしましょう。
また、県内における交通事故死者数は全国ワースト上位で推移しており、極めて憂慮すべき状況にあります。
ドライバーの方も、歩行者の方も、県民一人一人が交通ルールを遵守し、正しい交通マナーを実践し、「交通安全県ちば」を実現しましょう。
千葉県知事 熊谷俊人
「千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例」が令和4年1月1日から施行され、飲酒運転の根絶に向けた取り組みを進めていますが、残念ながらいまだに飲酒運転は後を絶たないため、飲酒運転根絶に対する取組を強化するための条例改正を行い、令和5年6月28日から施行されました。
「千葉県飲酒運転根絶計画」については、更なる取組の強化のため、令和5年6月に改正された「千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例」に基づき、県、県警、市町村及び関係団体により構成される千葉県飲酒運転根絶連絡協議会(以下、「連絡協議会」という)が新たに策定することとされています。
各関係者や有識者からいただいた御意見を踏まえ、この度、連絡協議会において令和6年度から令和10年度を計画期間とする「千葉県飲酒運転根絶計画」を策定しました。
「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」という県民意識の高揚を図り、飲酒運転のない、県民が安心して暮らすことができる地域社会を実現するため、県警と連携し、飲酒運転の根絶を宣言して実践する事業所及び飲食店を募集・登録しています。
全国的に飲酒運転による交通事故が発生している中、千葉県では県民総ぐるみで「飲酒運転は絶対しない・させない・許さない」意識の醸成を図るため、中学生及び高校生から飲酒運転根絶に関するメッセージを募集します。
県では、飲酒運転根絶に向け、酒類小売業者及びコインパーキング事業者に協力をいただき、コンビニエンスストア、スーパー等の酒類販売店の商品陳列棚やコインパーキングの精算機等に飲酒運転禁止ステッカーを掲示する取組を新たに開始します。
飲酒体験ゴーグルの貸出しを行っています。
飲酒体験ゴーグルは、装着することにより、反応時間の遅れ・視覚の歪み・判断力の欠如など飲酒による影響とダメージの大きさを疑似体験することができます。
貸出しを希望される方は千葉県庁環境生活部くらし安全推進課交通安全対策室までお問い合わせください。
千葉県環境生活部くらし安全推進課交通安全対策室
〒260-8667
千葉県千葉市中央区市場町1-1 県庁本庁舎4階
電話:043-223-2263
ファックス:043-221-2969
県では、令和元年中の飲酒死亡事故件数が全国ワースト1位を記録するなど、極めて憂慮すべき状況であることを踏まえ、令和3年1月、千葉県交通安全対策推進委員会の下部組織として飲酒運転根絶部会を設置し、2月から5月まで3回にわたり飲酒運転の根絶に向けた対策及び有効な取組等の検討を進めてきたところですが、このたび飲酒運転の根絶に向けた対策等に関する検討結果報告書を取りまとめました。
千葉県では、飲酒運転による交通事故などが後を絶ちません。飲酒運転の根絶のため、県民の皆様に向けた知事のメッセージ動画を作成いたしましたので、ご覧ください。
飲酒運転は、自分自身だけではなく、大切な人や他人の未来を奪う重大な犯罪です。飲酒運転は「絶対しない、させない、許さない」。社会全体で飲酒運転の排除を図り、その根絶を目指しましょう。
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