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更新日:令和5(2023)年5月24日
ページ番号:589357
発表日:令和5年5月24日
農林水産部農林総合研究センター
県内で生産されたインパチェンスの葉に白いかびが生じ、黄化して落葉する症状が発生し、5月上旬に千葉県農林総合研究センターで診断した結果、インパチェンス類べと病であることが判明しました。
この病気は、インパチェンスを含むツリフネソウ属に発生し、被害をもたらすこともあることから、本日「病害虫発生予察特殊報※」を発表し、関係機関、生産者等へ注意喚起します。
※ 県内での病害虫の初発見や従来と異なる発生状況が見られた場合に出す情報
本病害は、15℃前後の比較的低温で、多湿の場合に発生しやすいと言われています。発病初期には葉裏に白色のかびを生じ、その後葉が黄化します。症状が進むと落葉、株の枯死に至ります。国内では、平成22年に発見されて以来、島根県、神奈川県、広島県、高知県で発生が確認されています。
葉裏に生じた白色のかび
病原菌
(写真は本県で確認されたもの)
詳細は別添、令和5年5月24日付け令和5年度病害虫発生予察特殊報第1号「インパチェンス類べと病の発生について」(PDF:372.9KB)を参照してください。
(1)病気に罹った植物体をほ場外へ持出し、埋却処分する。
(2)葉が濡れないようにかん水する。
(3)発病前から発病初期に、登録のある薬剤を散布する。
別紙資料
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