ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 安房エリアの市町 > 鴨川市の国・県指定および国登録文化財 > 鴨川の枕状溶岩
更新日:令和5(2023)年12月19日
ページ番号:315503
(かもがわのまくらじょうようがん)
県指定天然記念物
平成5年2月26日
鴨川市太海百目木122-1(千葉県)
火山列島と呼ばれるほど火山が多い日本列島にあって、火山がない千葉県であるが、鴨川の海岸近くでは溶岩を見ることができる。この溶岩は、太平洋の海底火山から噴出したものが、太平洋プレートに乗って房総半島まで移動してきたものである。枕を積み重ねたような形をしていることから「枕状溶岩」と呼ばれている。
枕状溶岩は、サラサラして水のように流れる玄武岩質の溶岩が、深海で固まって出きる。水中で急激に冷やされて固まるので、表面はヒビ割れが目立ち、割れたところを見ると放射状のヒビが観察できる。
何気なく見ていると普通の岩だが、じっくりみると、海底で溶岩が吹き出し、固まる過程が観察できる。
枕状溶岩の外観
断面にみえる湾曲した模様
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください