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更新日:令和2(2020)年10月7日
ページ番号:314795
(みょうらくじのもり)
県指定天然記念物
昭和50年3月28日
長生郡睦沢町妙楽寺489-1(妙楽寺)
妙楽寺の森は、標高約80mの房総丘陵に残るスダジイの常緑樹林で、妙楽寺及び日吉神社の社叢として古くから保護されてきた。うっそうとした常緑樹林の中に、遊歩道のように参道が整備されている。
高木層の構成は、スダジイやウラジロガシのほかに自生しないクスノキ、スギなども混在し、人為的な影響もみられる。しかし、亜高木層にはヒサカキ、ヤブツバキ、タブノキ、カクレミノなどが、低木層にはトベラ、マンリョウ、ヤツデ、アオキなどが茂り、自然林に近くなっている。草本層にはホソバカナワラビ、ベニシダ、イタチシダなどのシダ類や、アマクサシダ、ハナミョウガ、ヤマモモ、カゴノキなどの暖地性の植物が自生している。
この森には初夏の夕方にヒメハルゼミの鳴き声も聞こえてくる。そのほか、野鳥も多く生息し、自然環境に恵まれた場所である。
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