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更新日:令和5(2023)年12月14日
ページ番号:315204
(おおづつみごんげんづかこふん)
県指定史跡
平成2年3月16日
山武市松尾町大堤479ほか(箱根神社ほか)
大堤権現塚古墳は九十九里平野に面する標高41mの台地上に所在する古墳である。周辺には他に6基の古墳が存在し、大堤古墳群を形成しており、また南側にも、かつて2基の円墳が所在していた。
大堤権現塚古墳は前方後円墳で、墳丘前方部には箱根神社が建てられており、墳丘は一部削平されている。平成3・4年度(1991・1992)に実施された確認調査で、墳丘の規模は全長115m、後円部径55m~60m、前方部幅53m、高さは後円部12m、前方部10mであることが確認された。墳丘の周囲には三重の盾形周溝が巡らされているが、三重目の周溝の外端で計測すると全長174mになる。二重目の周溝は上端幅3m~5.5m、三重目の周溝は上端幅2.8m~6.2mで、部位によって幅が異なる。最も内側の周溝と二重目の周溝の間には明瞭な周堤が残っている。
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