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更新日:令和5(2023)年11月10日
ページ番号:315111
(ささがわのかぐら)
県指定無形民俗文化財
昭和40年4月27日
香取郡東庄町笹川(諏訪神社)
以前は4月5日に行われていたが、現在は4月の第1土曜日に行われる、諏訪神社春の例祭で演じられる。昼近くから夜10時頃まで境内の神楽殿で奉納される神楽である。演者は笹川地区7つの区が回り番で担当し、7年目毎に当番となった地区の青年達が、先輩の教えを受けて舞台に立つ。
当日朝は、まず神職の家から神社まで時間をかけて「お練り(行列)」を行う。この時間が長い程、その年は豊年であるといわれている。鉄砲打ちや拍子木が賑やかに音を添える。行列が神社につくと、神楽殿で「天狗の舞」から始まります。これも時間が長い程豊作といわれている。
神楽の種目は、「天狗の舞(猿田彦命)」「三宝荒神」「天児屋や根命」「天太玉命」「乙女命」
「手力男命」「八幡太郎」「榊原の神」「宇受女命」「恵比寿神」「お供」「稲荷大神」「狐」「種子まき」「受持神」「素盞鳴命」の16座である。そして神楽種目の間に女子の舞う「神子の舞」が加わる。神子は4人で土を踏まず肩車で往来する。また、舞の種目によっては謡が加わり、それぞれの神の由来や神威が語られる。
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