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更新日:令和5(2023)年10月4日
ページ番号:314884
(ぼうそうすうがくぶんこ)
県指定有形文化財(典籍)
昭和44年1月10日
千葉市中央区青葉町955-2(千葉県)・千葉県立中央博物館保管
房総地方では江戸時代末期から明治時代にかけて、各地で和算が発達した。この房総数学文庫は、香取郡万歳村(現在旭市)の和算家花香安精とその一門が収集した和算関係の著作、テキスト類である。
この文庫は、関流をはじめ松永良弼等の伝書、花香安精の稿本を主として、数学関係337冊、暦法関係106冊、計443冊からなっている。
刊本は、和算の普及を知る資料であり、写本は江戸時代の学習法や日本数学家の苦心のあとが語られており、ともに数学史の貴重な資料である。
これらの書物は、大正年間、花香安精の子孫から、香取郡万歳小学校に寄贈され、間もなく同小学校から県立中央図書館に寄贈されたもので、その後、平成元年(1989)に県立中央博物館に移されて今日にいたっている。
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