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更新日:令和5(2023)年12月14日
ページ番号:315160
(かとりおおねぎけもんじょ)
重要文化財(古文書)
昭和60年6月6日
香取市香取(個人)
香取大禰宜家文書は、香取神宮の大禰宜職を世襲した香取家に伝わる平安時代後期から江戸時代に至る381通の古文書群である。表題に「香取古文書」とあるもの15巻、「香取古文書寫」とあるもの2巻、香取神領検田取帳等7冊で、その表装は江戸時代に整えられている。内容は大禰宜職相承のあり方や所領構成、および香取神宮の歴史的変遷を明らかにする多様な文書を含んでいる。代表的なものに、保元元年(1156)にはじまる藤原摂関家の政所発給文書14通、律令制の条理坪がみえる応保2年(1162)6月3日の大禰宜寛房譲状、大禰宜家が全神領を掌握し支配権を確立する過程を伝えている応永6年(1399)の香取神領検田取帳などがある。
関東の神社文書の代表的遺品として価値の高いもので、千葉県の中世文書として最もまとまったものである。
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