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更新日:令和5(2023)年1月6日
ページ番号:315390
(あいぜんふどうかんけんき)
重要文化財(古文書)
昭和43年4月25日
安房郡鋸南町吉浜453-1(妙本寺)
日蓮聖人が感得した愛染明王と不動明王を自ら描き、弟子に与えたもので、2幅からなる。
「愛染感見記」(写真)は、縦31cm、横50cmで、中央に愛染明王を描いたもので、右に「生身愛染明王拝見正月一日日蝕之時」、左に「自大日如来至日蓮廿三代嫡々相承建長六年廿五日日蓮授新仏」と記されている。
一方「不動感見記」は縦31.3cm、横50cmで、中央に不動明王を描き、右に「生身不動明王拝見自十五日至十七日」、左に「自大日如来至日蓮廿三代嫡々相承建長六年六月廿五日日蓮授新仏」となっている。建長6年(1254)といえば、日蓮上人が開宗を宣言した翌年にあたり、聖人壮年期の希少な筆跡として注目される。これらを伝える妙本寺は、日蓮聖人の孫弟子にあたる日郷が康永年間(1342~45)に開基した寺でもある。
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