病院案内
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院内のご案内
院内設備・環境
病床数 | 150床(一般100床、精神科50床) |
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敷地面積 | 37,647.43平方メートル |
延床面積 | 約22,024.90平方メートル |
階数 | 地上4階・塔屋2階 |
最高高さ | 25.8m |
構造 | 免震構造SRC造 一部S造 |
電気設備 | 受変電設備 |
構造設備概要
構造方針
- 耐震性能
病院本館は、大地震に遭遇した場合でも構造体を修復することなく建築物を使用できるよう基礎免震を採用しています。附属棟についても、人命の安全に加え十分な機能を確保しました。 - 耐風性能
一般的に設定する風圧力の1.3倍の風圧力に対して、建築物の安全性を確保しました。 - 耐塩害性能
鉄筋コンクリートについて、かぶり厚を増やすなど塩害対策を行うことにより、十分な耐久性を確保しています。
災害への備え
- 液状化対策として、敷地内の主要な通路やヘリポート、救急入口付近は地盤改良工事の実施や、舗装厚を1m以上と大きくしました。
- 津波・高潮による浸水対策として、想定最大規模の災害を考慮して地盤面を2.45m上げるとともに、機械室や電気室を上階に配置しています。
電気設備の特色
- 受変電設備
6.6kV本線・予備電源高圧2回線受電方式とし、1回線が停電しても、自動で切り替えて受電が可能です。 - 発電設備
本線・予備電源とも停電した場合を想定し、バックアップ電源として非常用発電機を設置しました。発電機2基が設置され、点検や更新時でも病院機能を維持できます。また、72時間連続運転可能な燃料を備蓄しています。 - 電力貯蔵設備
手術室、ICU、初療室などの最重要機器については、停電時においても電源供給が途絶えることのないよう、無停電電源装置を設置しました。
機械設備の特色
- 熱源設備
エネルギー源は、電気と都市ガス(中圧ガスの供給停止時は、A重油に切替可能)を併用し、環境に配慮した省エネシステムとするとともに、災害時でも確実に機能する機器の構成としています。 - 給水設備
災害時のライフラインの遮断に備えて、飲料水と雑用水の備蓄として、通常病院で使用する3日分の水量を確保しています。さらに、災害時の雑用水源を確保するために井戸を設置し、トイレの洗浄水として利用します。 - 排水設備
感染系、検査系、RIの特殊排水は、個別に処理を行います。また、大規模地震等により公共下水道への排水が困難となった場合でも排水機能を維持するため、免震ピット下部に緊急排水槽を設置し、7日分の排水を貯留することが可能な構造としています。 - その他のBCP対応
災害時、防災棟横の駐車場に8か所のマンホールトイレが設営できるよう、専用排水設備を設けています。また、エントランスホールには、災害時の中等症患者の収容に対応できるよう、医療ガス設備を設置しています。