小児リウマチ診療中核施設・診療連携施設について
「小児リウマチ診療支援マップ」は、厚労科学研究「若年性特発性関節炎を主とした小児リウマチ性疾患の診断基準・ 重症度分類の標準化とエビデンスに基づいたガイドラインの策定 に関する研究(課題番号:H27-難治等(難)-一般-029)」の作業班で作成され、当該のご施設すべてに日本小児リウマチ学会会員が所属していることが確認され、2018年に本学会に移管されました。その後、アップデートが十分されていなかったことと、中核施設の定義等について様々な意見を頂きました。そこで、この度日本小児リウマチ学会情報化委員会で原案を作成し、理事会にて議論し改定作業を行いました。(2023年9月1日改定)
小児リウマチ診療支援マップに掲示する要件、および望ましい事について
小児リウマチ診療中核施設の要件(以下4つの要件を満たす事)
- PRAJ会員が常勤である。
- 小児リウマチ性疾患患者の入院対応が可能。
- 小児科、眼科、整形外科、放射線科など、多科が連携して同一施設内で小児リウマチ性疾患の診療・治療が可能である。
- リウマチ専門医・指導医が小児リウマチ診療に関わっている。
- 一定数以上の小児リウマチ性疾患患者をフォローアップしている
- 小児科、眼科、整形外科、放射線科など、多科が連携して同一施設内で診療(分子標的薬・血漿交換等)が可能である。
- 全国的な災害時に他施設の患者を可能な範囲で受け入れる。
- PRICUREへ症例登録を行う。
小児リウマチ診療連携施設の要件(小児リウマチ診療中核施設の基準は満たさないが以下4つの要件を満たす事)
- 小児リウマチ性疾患患者を診療する外来が設置されている。
- 小児リウマチ性疾患患者の入院対応が可能。
- 小児科、眼科、整形外科、放射線科など、多科が連携して同一施設内もしくは他施設と連携して小児リウマチ性疾患の診療・治療が可能である。
- 4. リウマチ専門医・指導医が小児リウマチ診療に関わっている。
- PRAJ会員が常勤として勤務している。
- 一定数以上の小児リウマチ性疾患患者をフォローアップしている
- 小児科、眼科、整形外科、放射線科など、多科が連携して同一施設内もしくは多施設と連携して診療(分子標的薬・血漿交換等)が可能である。
- PRICUREへ症例登録を行う。