BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

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2011年5月アーカイブ


大震災から2ヶ月余、予定されていた2つのステージが無事終了しました。
代々木第一体育館、大阪城ホールを埋め尽くしてくれた沢山のファンの皆さん、
本当にありがとうございました!

今までもステージに上がる時の気持ちは一つ。
「最高のライブでオーディエンスと魂の交流を!」
そして今回のライブはその想いは更に強まり、
震災により不安な日々を過ごしている被災地の方々へ届け!と
会場全体が一つとなって大きなエールを送れたと思っています。

バンドメンバーの気持ちも一つでした。
「最高の演奏で、みんなに元気になってもらおう!」
力を尽くしてくれた素晴らしいミュージシャン達に心から感謝します。
JILLにはパーソンズの名曲「DEAR FRIENDS」を歌ってもらいました。
真っすぐな力強い歌声に感動しました。
スペシャル・ゲストとして参加してくれたGLAYのTERU君のおかげで
当初はセットリストに入っていなかった曲も演奏することができました。
久しぶりにギタリストに徹して踊り奏でた懐かしい曲たち。
オーディエンスの皆も一緒に歌ってくれました。
眩しい笑顔が忘れられません。
TERU君と、我々の突然のコラボレーションに御理解御協力いただいたGLAYの皆さん、
そしてスタッフ及び関係者の皆さんに心から感謝いたします。

ステージを支えるスタッフチームも今回は節電につとめ
尚かつ最大限の効果を皆さんに楽しんでもらえるべく力を尽くしてくれました。
風にたなびく旗は、被災地へのエールでもあり、
力強く前に進もうという意思表示であり、
今回のシンボルとなりました。

そこに入魂の『書』で参加してくれた柿沼康二さんに御礼申し上げます。
彼の描いた[誓]という言葉の力強さを、オーディエンスの皆さんも感じとって頂いたと思います。
彼の『書』はチャリティTシャツにもプリントされ、皆さんにも沢山御購入いただきました。
G柄入りホワイト・リストバンドの売り上げとともに、義援金として被災地にお届けさせていただきます。
御協力ありがとうございました。

コスチュームは武道館に引き続き高橋靖子さんが担当してくれました。
演奏しやすいように細部に渡ってわがままを聞いていただきました。
Yaccoさん、本当にありがとう!

震災によってライブに参加出来なかった方もたくさんいると思います。
TVでの放映はありませんが、後に映像作品としてご覧になっていただけるように進めてまいります。
どうぞお楽しみになさっていてください。

そして30周年第3弾はいよいよ全国ツアーです!
武道館、代々木&大阪でプレイした曲からのベストチョイス、
そして今回演奏出来なかった曲を織り交ぜて、文字通り30年の集大成といった内容で臨みます。
詳細は近日中に発表できると思います。
是非皆さんで参加してください。



セットリストは以下のとおり。

SE1 GREATEST GUITAR MEDLEY II
SE2 威風堂々〜TONIGHT, I'M YOURS 2011

CHANGE YOURSELF!
スリル
IMAGE DOWN
さらば青春の光
サレンダー
DIVING WITH MY CAR
BLUE VACATION (with TERU)
1994 - LEBEL OF COMPLEX (with TERU)
BEAT SWEET (with TERU)
PROMISE
NOBODY IS PERFECT
DEAR FRIENDS (JILL&ATSUSHI)
サーカス (センターステージ)
MERRY-GO-ROUND (センターステージ)
POISON (センターステージ)
STARMAN
サイバーシティーは眠らない
ホンキー・トンキー・クレイジー
CLIMB

アンコール1
恋をとめないで
DREAMIN'
RADIO! RADIO! RADIO!

アンコール2
FLY INTO YOUR DREAM

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(Photo by 山本倫子)

そして今回の客入れBGMは

Play That Funky Music / Cyphonix
Emotional Rescue (2 Many Beats Remix)    / Freedom Dub
Dance Away / Roxy Music    
Climbing Up the Walls / Chris Cornell    
ヒーズ・フランク/ feat イギー・ポップ  THE BPA(aka NORMAN COOK)
Fashion /    David Bowie
Sylvia / FocusThank You For The Music    / Cornelius
Batdance / Prince    Eye On the Brother /    Munk
Supermassive Black Hole    / Muse
Give Me Love /    Coburn    
Diamond Jigsaw / Underworld    
Beat The Clock / Sparks

最後に今夏発売予定の「ALL TIME SUPER GUEST」より

Dragon Ash / DREAMIN'
SIGUE SIGUE SPUTNIK / C'MON EVERYBODY





2011年5月18日

* ARE YOU READY???

「PROMISE」、リリースとなりました。

震災後、自分の心と向き合って作った曲。

沢山の人に聴いてもらいたい大切な曲です。

被災地の皆さんや、避難生活を余儀なくされていらっしゃる方々にも

どうかこの曲に込めたメッセージが届きますように。


そして、代々木LIVEも2日後と迫りました!

今回はGLAYのTERU君が代々木、大阪城の両日ゲストで歌ってくれます。

震災後、積極的に被災地へ行かれ、多くの方々と交流する姿をTWITTERで見ていて
とても素晴らしい、と思っていました。
そんな彼が「日本を元気にしたいんです!」という一言とともに、参加してくれる。
僕も「音楽で日本を元気にしたい!」という想いは全く同じ。
久しぶりにギタリストとしてボーカリストの横で踊ります。
どうぞお楽しみに!

ステージにはそうそうたるメンバーが勢揃い!

BAND.JPG

KATZE、ソウル・フラワー・ユニオン、GLAY、BOΦWY、パーソンズ、ブランキー・ジェット・シテイー、ルースターズ!

日本のBEAT BANDの歴史が凝縮された、スーパーバンドです。

LIVEでは思いっきり楽しみましょう!

声が枯れるまで一緒に歌いましょう!

みんなと会えるその瞬間を心から楽しみにしています!!!



2011年5月14日

* PROMISE

PROMISE

君とあの空を見上げて交わしたのは
どんな時も決してうつむかず
真っすぐ前を向いて生きて行こうという誓いだった

それは目に見えない絆 心と心
繋ぐ永遠の光 いつだって
孤独な暗闇を照らしてくれる

自分に負けない自分でいるために
涙を勇気に変える力
あきらめず 探しに行こう

新しい風を追いかけて 両手で未来をたぐり寄せて  
何度でもやり直せばいい あの日の誓いと共に


突然...目の前の世界がモノクロームに
姿を変えた時 見えなかった
小さな幸せに巡り会う

見果てぬ世界に望みを託して
乾いた心に花束を
悲しみに 別れを告げて

魂が震える夜は 両手に夢を握りしめて
張り裂けるほどに叫べばいい 明日への祈りを込めて

新しい風を追いかけて 両手で未来をたぐり寄せて  
何度でもやり直せばいい あの日の誓いと共に

Someday You can change the world
Someday I can change the world
Someday We can change the world
このブログを書き始めてから4回目の母の日。
毎年この頃はツツジが色鮮やかに花を咲かし、ジンチョウゲの香りがどこからともなく漂い、
春と夏の真ん中の清々しい空と風を大きく胸に吸い込んで
母との思い出に浸り、母の健康に感謝し、
母なしにはありえなかった自分という存在を見つめ直す。

美樹さんが「ベスト・マザー賞」という大変光栄な賞をいただいた。
「世の中には私など足元にも及ばないほど頑張っているお母さんがたくさんいる!
そんな方々に申し訳ないから...」とはじめは受賞をためらったようだが、
彼女もそんなお母さんたちと同様に、母として一生懸命に頑張っている!
さらにシンガーとして人の心を癒し、ワイフとしてわがままギタリストの支えとなり、
一人の女性としての人生を、コツコツと真面目に誠実に生きている。
我が家においては間違いなく「ベスト・マザー」である。
おめでとう!

今年も有り難いことに元気でいてくれる僕の母と彼女のお母さんに花束を届けた。
母は珍しく、今まであまり語りたがらなかった終戦当時の辛い日々のことを話してくれた。
毎日報道される震災による被害のニュースを目にするたび
辛く苦しかった日々のことを思い出すのだと言う。
そして
「必ず東北は復興する。だって、あの焼け野原から数十年でこんなに豊かな日本を築きあげたのだから!」
と、今の私たちの暮らしが人々の希望と努力によって叶えられたことを誇らしく語る。
母たちの世代は、我々より遥かに逞しいと思う。

我が家の母は今日もTVの収録に出かけた。
「母の日なのにいないの?」と淋しそうな娘に
「ママの歌で一人でも多くの人に安らいでほしいから」と一言。
笑顔で見送る娘。
彼女には「母」の気持ちが確実に伝わっている。

被災地では母の日を特別な想いで迎えた方もいらっしゃる思うと胸が締めつけられる。
しかし母と子の絆は永遠に心の中で結ばれていると信じている。

「お母さん」、と言葉にするだけでこんなに切ないのは何故だろう。

きっと生まれる前から「愛」のすべてを教えてくれた、
神より尊い存在だから。

母の日。

おめでとう!

お母さん、

ありがとう!

mothers day.JPG