BEAT主義日記 the principle of beat hotei official blog

  • babylon standard
  • my space
  • hotei mobile
  • beat crazy
  • the principle of beat
2008年5月28日

* 石川セリさん

5月だというのに太陽は近くルーリーの散歩も気をつけなくてはいけない。
人間は靴も履いているし帽子もかぶるが、犬はそうはいかない。
ましてやルーリーは真っ黒いドーベルマン。
午前中の早めの時間でもアスファルトはすでに熱く、日陰道を選んでも舌を出して辛そうだ。
試しに手のひらを地面に当ててみるとビックリする。
ダックスやチワワなどの小型犬は地面と身体の距離も近くたまらないだろう。
温暖化により熱帯と化した東京の夏はきっと40度を越える日が続くことだろう。
地面をすべてアスファルトで覆ってしまったのは果たして正しかったのだろうか?
書斎でメールをあちこちに送る。英文の返信は未だに苦手だ。
最近は若き頃と比べると別人のように午前中活発に行動する。
よく言われる通り12時までの脳はフレッシュに機能するようだ。
サウナに入って冷たいシャワーを浴びスタジオへ。

今日はスティーヴ エトウ氏のパーカッションダビング。
と言っても厳密にはまだ本チャンのレコーディングはスタートしていないのだが、ループを基本にリズムを構築する作業はすでに始まっている。
「歌舞伎、俺も行きたかったなー!」「ニューヨーク、随分アクティブだったみたいね?」
などとブログを通じて最近の動向は伝わっている。俺も「244のツアー、終わったんだよね?」などと、ブログはそれぞれの近況報告も兼ねているわけだ。
ファンキー・パンキー・ツアーで手の内を明かした同士、言葉にしなくても望むものは伝わり、サクサクとカッコいいビートがスタジオに鳴り響く。

作業を終えミッドタウンのビルボードへ石川セリさんのライブを観に行く。
美しく可愛らしくコケティッシュでセクシーで奔放で大胆でアバンギャルドで素敵なライブ。
パンクだったなぁ!女ニック・ケイブみたいだった。
久しぶりにパンタさんにもお会いした。
別れ際に「ホテイー!あまり無茶するなよー!」と笑顔を投げられ肩をすくめる。
パンタさんもまた素敵な人。

46になってもまだ大人に憧れる。
サラリと大胆なことをやってのける大人はカッコいい。
セリさん、次はステージに呼んでくださいね!
一緒に踊りましょう。