事務局からのお知らせ

公立岩瀬病院 小児科部長 前田 亮 先生 ご挨拶 NEW

公立岩瀬病院は福島県の中心部にある須賀川市にあり、明治5年に開院した歴史と伝統のある病院です。「患者さん中心の医療を実践し、地域の皆さんに信頼される病院を目指します」の病院理念のもと日々診療を行っております。

診療圏内の小児科入院施設は当院のみです。一般小児診療に加えNICU・GCUも稼働しており、福島県立医科大学より診療応援を頂きながら、常勤医3名で日々助け合いなんとか診療体制を維持しています。小児科の外来患者数や入院患者数はコロナ禍で一時減少しましたが、近年は人の往来も増えた影響か、年間入院患者数は増加傾向にあります。

震災後、全国より多数の先生方のご支援をいただきスタッフ一同大変感謝しております。引き続き全国の先生方からのご支援をいただけますと幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

令和6年9月25日

小児科部長 前田 亮

写真 後列 左より 小児科科長 齋藤淳哉  郷 勇人先生(福島県立医大小児科学講座 教授)

前列 小児科医長 鈴木哲司 小児科部長 前田 亮

特別寄稿 公益社団法人 日本小児科学会 会長 滝田 順子 先生

2012年に発足した東日本大震災小児医療復興新生事務局の活動は本年で12年目を迎えました。東日本大震災の影響で大変困難な状況に直面したこども達の復興支援から、現在は地域の小児医療提供支援の役割まで担う本事業の取り組みは極めて重要であり、心から敬意を表します。こども達は未来の希望であり、その健やかな成長を支えることは、私たち小児科医の最も重要な使命です。東日本大震災の爪痕に加えて、昨今の感染症パンデミックの影響により、こども達への専門的な医療支援や、心のケアは益々重要かつ複雑になってきています。このような支援を行うためには地域社会との連携が不可欠ですが、本事業の活動は、医療者と地域行政をつなぐ要となり、現場での持続的で実効的な支援の実現に多大な貢献をしております。日本小児科学会としても、引き続き「東日本大震災小児医療復興新生事務局」と連携し、こども達の健やかな成長を支えるための活動を全力でサポートしてまいります。岩手県、宮城県、福島県の行政に関わる皆様ならびに全国の小児医療に携わる皆様、今後とも本事業へのご支援をどうかよろしくお願い申し上げます。

令和6年9月17日

公益社団法人 日本小児科学会 会長

京都大学大学院医学研究科 発達小児科学 教授

滝田 順子

 

日本小児科学会 会長 滝田順子先生への事業説明

9月12日 日本小児科学会 会長 滝田 順子先生

(京都大学大学院医学研究科 発達小児科学 教授)

への当事務局 事業説明が、日本小児科学会事務局赤池様のご調整のもと行われました

事務局からは、これまでの事業に対するご協力に御礼を述べるともに

支援の現況を説明、ご理解を頂きました

滝田先生からは、現況に対し示唆に富む貴重なご意見をたくさん頂きました

滝田先生 誠にありがとうございます

どうか ほそくながく、ご指導を賜れれば幸いです!

事務局一同

写真 向かって上段左 滝田 順子 先生

下段右 日本小児科学会 赤池 様 下段真ん中 同 正直 様

上段右 日本小児救急医学会 東日本大震災継続支援 WG* 担当理事 米倉 竹夫 先生

(上段真ん中 齊藤先生* 下段左 板倉先生*)

 

 

 

 

 

宮城県担当のご紹介

大谷海岸仙台七夕祭りの写真を提供してくれた宮城県担当のご紹介

写真左から2番目 宮城県保健福祉部 医療政策課 木戸 要介

左から3番目 同 柳田 萌

(写真左端 小児救急医学会 齊藤医師 右端 事務局代表 篠木)

石巻市夜間急患センターでの支援募集は、3ヶ月前の月末が締め切りとなります

多くのご支援を繰り返し頂いておりますが

あの時から13年を経て、なお地域を支え続けて頂ける方を募集しています

どうぞ遠慮なくお問い合わせください

 

宮城 夏のおもひで その3 仙台七夕祭り 

歴史を紐解けば伊達政宗公まで遡るとも言われる

仙台七夕祭り

皆様は、ご覧になったことはありますか

天明・天保の大飢饉、太平洋戦争、東日本大震災、コロナ

多くの困難を乗り越え、田の神を迎えるためより盛んになったともいわれています

 

豪華絢爛な笹飾りとともに歴史と伝統を継承してきた「たなばたさん」

それを受け継ぎ、未来を創造する次世代を育むこと

すなわち

ちいきの、こどもを、まもること

本事務局では、「石巻市夜間急患センター」をはじめ

岩手、福島、そして宮城の地域小児医療に寄り添って頂けるお力を

募集しています 是非、お問い合わせください