関塚ジャパンの逆襲が始まった。日本代表がマレーシア代表に圧勝。アジア最終予選C組首位突破に望みをつないだ。
右MFに斎藤学(21=横浜)、ボランチにMF扇原貴宏(20=C大阪)を先発起用する采配が機能し、同組のライバル、シリアとの得失点差、総得点争いが鍵となる一戦で大量4得点を挙げた。日本は3月14日の最終予選最終節バーレーン戦(国立)の結果次第で、5大会連続9度目の五輪出場が決まる。
汗だくになりながら、誰もがホッとした表情を浮かべていた。試合終了後、選手はハイタッチで勝利を分かち合った。DF鈴木は両手でガッツポーズを作った。関塚隆監督(51)は、スタッフ1人1人と力強く握手を交わした。試合開始の午後9時の気温は30度近く、湿度は74%。選手たちは試合が途切れるたびに積極的に給水した過酷な一戦を、大勝で飾った。関塚監督は「この蒸し暑い中で、よく最後まで足を止めずにやってくれた」とねぎらった。
采配が的中した。シリアとの得失点差、総得点差が本大会出場の鍵を握る戦い。MF清武、山田、山崎と3人の攻撃陣をケガで欠く中、関塚監督がついに勝負に出た。
これまで通り、4-2-3-1の布陣で臨んだが、MF清武に代わって2列目の右サイドに起用したのはエースFW永井ではなく、ドリブルが得意なMF斎藤。
そして、これまで負傷で招集されなかった時以外は常に起用してきた主将MF山村を初めて先発から外し、MF扇原を左ボランチに起用した。正確なキックが武器の扇原を起点に、両サイドから攻撃を組み立てた。
1点リードの前半終了間際、そのMF扇原のFKをFW大迫が頭で押し込んで2点目を挙げた。後半10分にMF原口が3点目を奪うと、同15分には再び扇原が魅せた。中央付近から放ったミドルシュートはGKにはじかれたが、このこぼれ球を斎藤が押し込んだ。「1人1人のシュートの意識が得点につながった。本当に、前の選手が奮起してくれたと思う」と関塚監督。最終予選突破に望みをつなぐ貴重な4点目にも絡んだ扇原は「ミスもあったけど、いい形でゲームを進められた。欲を言えばもっと(点を)取りたかったけど、悪くはないと思う」と満足げに振り返った。
日本は後半、2列目のMF東、原口、斎藤が積極的にポジションチェンジを繰り返すなどして、マレーシアのDFラインを揺さぶった。後半途中から永井、山村もピッチに登場し、最後まで試合を支配した関塚ジャパン。すでに敗退が決まっている格下マレーシアの息の根を、完全に止めた。
この4ゴールは、公式戦では全員が代表初ゴール。内容的にも結果的にも、次のバーレーン戦につながる大きな快勝だ。
関塚監督は「あと1、2点取れたけど、最後まで取りにいく姿勢は見せてくれた。4点という評価は、次のところでするもの。これで国立に戻って戦える。しっかりと結果を残していきたい」。これでエンジンはかかった。すべてはロンドンへの道を切り開くため。あとは、国立で迎える今予選最後の試合で、再びゴールラッシュを目指す。
[nikkansports]
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20120223-907625.html
シリア負けたよ
永井いらね。
足速いだけ、クソ
内乱凄い事なってるし…サッカーやってる場合じゃねぇんじゃねーの?w
>>3
あそこの大統領は反乱鎮圧の為に街を地図から消した位だから選手も気が気じゃないだろうね……