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壮絶打ち合いを制した森保ジャパン ウルグアイは整列&握手せず退散も…カバーニはリスペクト!?

キリンチャレンジカップ
日本4-3ウルグアイ
[10.16埼玉]

前半10分【日】南野←中島
前半28分【ウ】ペレイロ←コアテス
前半36分【日】大迫
後半12分【ウ】カバニ
後半14分【日】堂安←酒井
後半21分【日】南野
後半30分【ウ】ロドリゲス←カバニ

日本代表は16日の国際親善試合ウルグアイ戦で4-3と勝利し、森保一体制3連勝を飾った。

試合直後にウルグアイ代表の選手たちが審判団に不満を露わにして詰め寄ると、整列と握手をせずにピッチから退散。

不穏な空気が流れたが、試合後の通路ではウルグアイ代表のエースFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)が日本人選手への配慮を見せた。

打ち合いとなった一戦は開始10分、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)からパスを受けたMF南野拓実(ザルツブルク)の3試合連続ゴールで幕を開ける。

同28分に被弾も、同36分には中島のシュートから、こぼれ球をFW大迫勇也(ブレーメン)が詰めて2-1とリード。

ところが後半12分、DF三浦弦太(ガンバ大阪)のパスミスをカバーニに奪われて失点し、5万7239人が詰めかけた会場の歓声が一瞬鳴りやんだ。

逆転負けのムードも漂うなか、2分後の同14分にMF堂安律(フローニンゲン)がDF酒井宏樹(マルセイユ)とのワンツーで抜け出して勝ち越し弾。

さらに同21分、堂安の強烈シュートのこぼれ球に南野が反応し、この日2ゴール目で一気に突き放す。同30分に失点した日本だが、最終的に4-3で競り勝った。

12日の韓国戦で1-2と敗れて母国メディアから批判を浴びていたウルグアイにとって、日本に負ければアジア遠征2連敗となるなか、試合終盤には日本にプレーを急ぐように促すなど焦燥感を垣間見せたが敗戦。

終了の笛が鳴った瞬間、それまでの判定に不満を抱えていたカバーニらが審判団に猛抗議を見せた。

日本開催のゲームでは試合終了後、ピッチ中央に審判団と両軍選手が整列し、握手を交わして健闘を讃え合うのが慣例となっている。

だが、判定への不満を示していたウルグアイ代表の選手は整列せず、握手をしないままロッカールームへ退散。

ウルグアイの選手にとって、試合後の整列は馴染みのない形式だったとはいえ、ピッチ上で日本の選手だけが一列に並ぶ異様な光景に、スタンドでもざわつきが広がった。

試合後にカバーニからハイタッチ

その後の取材エリアでは、日本とウルグアイの選手たちが同じ通路に姿を現したが、ピッチ上で怒りを露わにしていたエースFWカバーニは、一転して粋な行動を見せる。

報道陣にコメントする日本人選手の背後を通過してバスに向かったカバーニは、MF遠藤航(シント=トロイデン)やDF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)ら一人ひとりに優しく手を添え、労をねぎらった。

そこにあったのは、整列や握手をせずに引き揚げた際の怒りの感情ではなく、対戦相手へのリスペクトだ。

突如背後から手を添えられた日本人選手は一瞬驚きの表情を浮かべるが、振り返った時にカバーニはすでに過ぎ去っており、その大きな背中を見つめるのみだった。

他のウルグアイ代表選手は静かに通り過ぎただけに、カバーニの対応が一層際立った形だ。打ち合いを演じた日本代表の選手たちを認めたからこその行動と言えるだろう。

[via:Football ZONE]
https://www.football-zone.net/archives/141965

ウルグアイ指揮官
森保ジャパンに脱帽

日本に3-4で敗れたウルグアイのタバレス監督が試合後、記者会見を行った。一問一答は以下の通り。※一部抜粋

-試合を振り返って

7ゴール入ったが、もっと点が決まってもおかしくないほど、両チームとも守備にミスがあった。思い描いていた通りの試合にはならなかった。日本は非常にいいチームだった。勝利にふさわしい。

-後半、システム変更した理由は

リードを奪われている状態で解決策を講じることが必要だった。フィジカル面を見極めた上で、システム変更を行いました。立ち上がりはウルグアイは良かった。開始5分で2回、チャンスがあった。しかし、GKの好セーブに防がれた。その後、日本の攻撃の勢いによって消耗してしまい、フィジカルの問題が顕著に表れた。変更したのは、そういう理由からです。

-アジア遠征で2連敗した。東アジア2カ国の印象は

日本、韓国とも、いいチームだった。韓国はインテンシティーの高さに驚かされた。日本はスピードが速く、前線のコンビネーションが非常に良かった。

我々は時間をかけて2018年の残りを、新たな可能性を模索していく時間帯。より明確なチームが、我々より日本の方が、でき上がっている感じがした。

-試合前に負傷者が出て交代になった

まず、親善試合というものをW杯と比較することは意味をなさない。W杯は、もっと勝利のために大変な思いをしなければならないので。

我々に問題があったというより、日本が上回っていた。プロセスを踏まえながら俯瞰(ふかん)することが大事です。

最後に付け加えたい。ウルグアイから日本への旅は長い時間がかかります。時差も12時間。私は過去に3回、日本を訪れました。

ウルグアイとしては4回ですが、私は1回は(背骨の手術で)来られなかった。いつも、常に温かく迎えてくれて感謝を申し上げたいと思います。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/201810160000848.html

乱打戦にファン熱狂

日本代表公式ツイッターは「試合終了!SAMURAI BLUE強豪ウルグアイに勝利! キリンチャレンジカップ2018 SAMURAI BLUE 4-3 ウルグアイ」と試合結果を速報。コメント欄にはファンから興奮のコメントが続々と届いた。

「なんて面白いサッカーをしやがるんだ」
「世界レベルの試合 感動したよ」
「ザックジャパンでアルゼンチンに勝った時ぐらい感動を感じた」
「今日は観ていてワクワクしましたよ!」
「NEW GENERATION」
「大迫、南野、中島、堂安半端ないってわ!」

FIFAランキング5位の南米の強豪ウルグアイ撃破は、来年1月に控えるアジアカップに向けて期待を抱かせるには十分だろう。

[via:Football ZONE]
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181016-00141789-soccermzw-socc

海外の反応

・中島からなんてパスだよ 中島と南野・・・本当に魔法だ
・タバレス監督の契約更新は間違いだったな
・ウルグアイは全く守れないな 笑
・日本代表1.5軍がウルグアイ代表1.5軍に翻弄しているのはまじでヤバいわ
・ウルグアイの守備(ゴディン)は調子が悪く、攻撃では相互理解が欠如している
・日本は間違いなくベルギーを倒しかけた理由を見せている
・なんて凄い試合だ、日本の若手はめちゃくちゃ有望みたいだ
・最高の試合だ 本物のサッカーのショーだ
・今の日本は代表チームの中でも一番面白いチームの一つのようだ
・日本がウルグアイを弄んでいる
・ウルグアイが4失点ってのはめったに目にするもんじゃない
・大迫はゴディンとコアテスと戦うのにエネルギーを使ってゴール前でエネルギー不足に陥っている
・日本は恐ろしいほど積極的だ
・ウルグアイはダイナミックな日本のプレーを止められなかった
・日本は攻撃が明らかに改善していることを示していた、でも守備面はまだ苦しんでいる
・堂安律はめっちゃ上手い選手だわ
・親善試合だけどウルグアイに4-3の勝利は素晴らしい結果だと思う
・この日本代表はまた見ていてワクワクするチームになったわ
・俺は大迫叩きには加わらないよ、確かにチャンスを外していたが彼の万能なプレーはこの日本代表にとって理想的なんだ
・今夜の日本の攻撃にはとても感心させられた 南野はまだ表に出ていない才能の持ち主のようだ
・今の日本代表が本当に大好きだ。いつかW杯で世界に衝撃を与えて欲しい。
・中島はカットインは芸術の域に入ってきている
・ソンフンミンよりも上の選手が日本には沢山いる。でも、小さなクラブでプレーしているから誰も気にしない。
・中島、南野、堂安が同じチームで見られてとても嬉しい。日本はW杯で好成績を残したけど、この3人のうち1人もW杯に行けなかったのはめちゃくちゃな話だ
・日本の未来は明るそうだ!
・むかつく野郎共め、俺はベルギー戦で日本の勝利に賭けていたんだぞ!日本が2点リードした時にはめっちゃ喜んでどれだけ儲けるかすでに計算していたぐらいだ。W杯で俺は日本をずっと応援していた。土壇場で日本が負けた時、俺は泣いたよ…

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