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なでしこ予選敗退の理由。世代交代失敗!?世界に乗り遅れ!?戦犯は・・・佐々木監督「ゴシップばかり」

4大会連続の五輪出場、さらにいえば、メダル獲得を目指していた女子サッカー日本代表が、アジア最終予選で敗退してしまった。

中国に敗れた時点で、この結末は想像できていた。

ゆえに、敗退前から澤穂希ら元女子日本代表選手たちが厳しいコメントを残し、エースの大儀見優季は「負けることが何を意味するのか、すべての選手が理解していたかといえばそうじゃない」とチームメイトへの不満を語っている。

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なぜ、なでしこジャパンはここまでバラバラになってしまったのだろうか?

武田修宏らコメンテーターは、佐々木則夫監督や主力メンバーの「マンネリ化」を要因として挙げていたが、現場の記者たちはどう見ていたのか?

「ポイントは2つあります。1つ目がオーストラリア戦。オーストラリアは、日本のビルドアップにプレッシャーをかけてきたが、ここでサイドバックとボランチが起点になれなかった。

その状況をキャプテンの宮間あやが打開しようとしたが、狙うがあまりにミスになり、リズムを作れずに負けてしまった。

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2つ目が韓国戦。

韓国戦では、上尾野辺めぐみが中盤の底でリズムを作り、横山久美が素晴らしい動きを見せた。でも、どこか宮間の調子が上がらない。

持ち味のセットプレーもうまくいかず、結果、後半に入って、若い選手たちがスタミナ切れしてしまった」(スポーツ記者)

https://www.youtube.com/watch?v=ZbX11ltNlU8
https://www.youtube.com/watch?v=tS-NlXBH_ZM

つまり、マンネリ化というよりも、対戦国の戦術に負け、かつチーム内でパフォーマンスが上がってこない選手がいたために、相手国の戦術に屈することになったようだ。では、ズバリ、戦犯は誰なのか?

「メディアは名前を挙げませんが、宮間のパフォーマンスが悪かったのは間違いないし、その宮間を中盤のオフェンシブのポジションで使った佐々木監督にも問題がある。

あのポジションでは、キレが必要になる。宮間をボランチの位置に下げるか、途中で交代する手もあった。宮間を固定する一方で、連携が必要になるボランチやサイドバックを固定できず、ゆえに2戦目で良かった川村優理が3戦目ではまったく機能しなかった。

それを経験のある阪口夢穂、鮫島彩などが埋められず、むしろ経験ある選手のコンディションが上がってこなかった。短期決戦で、それは命取りです」

日本のメディアは、アンタッチャブルを作ってしまいがちだ。昔であれば、カズこと三浦知良がエースとして君臨していた時代に、彼を批判するメディアは皆無に等しかった。

今回の結果が教えてくれたのは、たとえ功労者であろうと、批判する時は批判するべきということ。メディアやファンがしっかりと批評しなければ、日本代表は強くならない。

予選敗退が決定してしまった今、厳しい批評を行うこともひとつの愛ではないだろうか?

[引用/参照/全文:http://www.cyzo.com/2016/03/post_26950_entry.html]

常連組の強い絆が裏目に…
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体格的に劣る日本女子は、どうしても外国勢のパワーや高さに苦戦することが多かった。それでも持ち味の俊敏性やパスワークを駆使して世界を制したが、佐々木監督は再び欧米列強に対抗するにはフィジカル面の強化が不可欠と判断した。

しかし、次世代を担う若手には小柄な選手が多く、フィジカル優先の新機軸は結果として選手選考の幅を狭めた。

佐々木監督はときに条件に満たない新戦力を試すこともあったが、競り合いでは経験不足もあって劣勢になるシーンが目立った。結局、世代交代が加速することはなかった。

また、なでしこジャパン常連組の姿勢も世代交代の大きな壁となった。ある主力選手は

「若手選手は自覚が足りないと思う。アドバイス? 特にしない。自分で気がつかないと成長できないし、そうでなければ日本代表では戦えないから」

と話していたが、若手と積極的に融合を図るどころか突き放した。

常連組は戦術理解や連係面でも優位な状況にあるなか、初めて合流した選手にも要求は高く、練習で厳しく接した。

ピッチ外でも世界を制した常連組の仲間意識は非常に強く、宿舎などでコミュニティーを形成。新戦力と交流する場面はほとんどなかった。

[引用/参照/全文:http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/515903/]

世代交代は必要だけれど先決ではない

多くの人が、なでしこジャパンの敗因について「世代交代の遅れ」を指摘している。世代交代が進まなかったことは明らかな事実だが、かといって、世代交代すれば勝てるという考えも早合点ではないだろうか。

会社などの組織でも、または個人でも、問題を解決しようとする際、このように「問題は何か」を認識することなく、ただ目につきやすい事実を取り除くだけで解決したつもりになるのは危険なことだ。

世代交代は必要だけれど、世代交代が先決ではない。

なでしこが理想のチームを維持できなかった本当の理由は、技術・戦術がどんどんアップデートされていく世界の女子サッカー情勢への対応が遅れたこと。

そして、ベテランの経験に依存しなければ勝てないチームになってしまったこと。この2点だと考えている。

佐々木則夫監督が就任した2008年、なでしこジャパンが北京五輪の舞台で機能的なサッカーを披露した。

「日本が披露しているのは、未来の女子サッカーだ」と、北京五輪で金メダルに輝いた米国のピア・スンダーゲ監督(当時)はなでしこを褒め称えた。

今度は競技関係者ばかりでなく、サッカーを楽しむ一般のファン層にまで、なでしこのサッカーのエンターテインメント性が受け入れられた。

すると各国とも、急速に女子サッカーに力を入れるようになる。このリオ五輪予選を戦ったアジア各国も、例外ではない。

女子サッカーの進化に先鞭(せんべん)をつけた当事者である、なでしこジャパンと佐々木監督。だが皮肉にも、この流れに次第に乗り遅れるようになった。

世代交代ありきの改革ではなく、戦えるサッカーの質、求められる選手の質、そのような選手が育つトレーニング習慣のあり方などに目を向け、なでしこリーグの各クラブと足並みをそろえてビジョンを共有してもらいたいと願う。

[引用/参照/全文:http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201603100002-spnavi]

佐々木監督が苦言「ゴシップばかり」
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日本女子代表(なでしこジャパン)の佐々木則夫監督が、9日に行われたリオデジャネイロ五輪女子アジア最終予選の北朝鮮戦後の会見で、メディアに対し苦言を呈する一幕があった。

リオ五輪予選最終戦となった北朝鮮戦。佐々木監督の退任は既定路線であり、試合後の会見も事実上の退任会見になった。

「初戦から勢いを出してあげられなかったことは私の責任であると思う」と今大会を振り返った指揮官は、今後を問われると、「就職?募集中だよ」と笑わせた。

「僕の批判はいいんですけど」。一瞬、語気が強まった。リオデジャネイロ五輪への出場権を失ったことで、各メディアが検証記事を書いた。

厳しい論調のものも少なくはなかったが、佐々木監督の目には、多くが「ゴシップ」に映ったようだ。

s20160310-4「我々サッカーファミリーというのは、もちろん協会もそうですが、選手、サポーター、メディアの方も一緒になったものだと思う」。異例の苦言だった。

「勝った時は勝った、良かったね、という感じはありますけど、負けた時にゴシップのような記事の内容を書くのはスポーツ新聞じゃないと思う。

もっと中身の濃い、同じサッカーの仲間として、皆さんの力を借りないといけないと思う。やはりそういったところが文化として足りなかったところかなと思う」

「僕の批判はいいんですけど、選手がこう言っているだ、ああ言っているだという、なんか負けるとゴシップばかりが書かれて。

僕がそんなことをいうことではないかもしれないけど、選手のことを思うと、強く感じるところがありました。すいません、よろしくお願いします」

矢面に立って選手たちを守った佐々木監督。8年間指揮を執ったなでしこジャパン“最後の仕事”を終えた。

[引用/参照/全文:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160309-01625264-gekisaka-socc]

海外の反応

・ワオ、なでしこがリオ五輪に出ないのか<アメリカ>
・私の最愛する「なでしこ」がリオ五輪予選で苦戦するとは思ってもみなかった
・これでどこが決勝でアメリカを倒すんだ?<リバプールサポ>
 >どこも(倒せない)<アメリカ>
・日本が敗退したのには驚いたがショックではない<アメリカ>
・日本がリオにいないということは、ぶっちゃけマチルダスが金メダル獲得の可能性がずっと高まることを意味する<オーストラリア>
・彼女達のひどく崩壊している様に私はかなりショックを受けている
・澤が引退したのは知っているが彼女達の何がいけなかったんだ?<アメリカ>
・選手達が引退するとこれが起こるんだ 彼女達は戻ってくるだろう!
・なでしこジャパンも澤も好きだけど、決勝進出はまぐれたった。最近の彼女達の攻撃はあまり良くない<アメリカ>
 >守備も悪い、ワールドカップ決勝をもう一度見たら彼女達のセットプレーの守備は酷くてほとんど全ての失点がそこから生まれている
・彼女達のポゼッションと試合をコントロールする能力が少し落ちたと思う。それと共にフィジカルと澤が与えていたスピリットも少し弱まった
・これは不幸に見えても結局は幸福となるものかもしれない これで日本サッカー協会は2023年FIFA女子ワールドカップに向けて見直しを迫られるだろうから
・怪我人が大きな打撃を与えてきて自然な世代交代をしていない 横山のゴールを覚えている?
 >U17のゴールかな?


・中国戦で先発して唯一の得点を決めた(いいゴールだった)
・彼女のドリブルの技術は落ちてないようだ 横山を中心に新しいチームを構築できるかもね
・予選の前からなでしこの敗退は運命づけられていた なぜなら監督の名前はノーリオ<フィリピン>

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コメント

  1. 1
    中盤下がりすぎ 2016/03/10 16:26

    大儀見がフリーで外したシュートも有ったね。
    しかし、大儀見は、相手ゴール前で孤立していたけど。

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