この水曜日の夜は、今後、香川真司のサッカー人生を語る上で、もしかしたらターニングポイントになるかもしれない。頑固オヤジの考えを変えさせた可能性があるからだ。マンチェスター・ユナイテッドのデービット・モイズ監督のことである。後半は香川へ左MFから「中へ入っていけ」と指示し、さらに終盤の10分間は、初めて彼自身が最も得意とするトップ下のMFとして、プレーさせた事実が、それを物語っている。
10月23日、ホームで行われた欧州チャンピオンズリーグの1次リーグ第3戦で、マンチェスターUは1-0でレアル・ソシエダード(スペイン)に勝利した。香川は9月28日のリーグ戦、ウェストブロミッジ戦以来、公式戦4戦ぶりに先発。エースのフェンペルシを休ませ、チチャリートことエルナンデスとルーニーが2トップで、香川のポジションは左MFだった。
欧州チャンピオンズリーグ第3戦 香川真司
試合は開始1分10秒で相手DFのオウンゴールで先制。前半の香川の出来は、それほど悪くはなかったが、シュートはゼロ。安全にプレーし過ぎた印象だった。
このままだと途中交代だろう、と思って迎えた後半、香川は見違えるようだった。終盤の10分間は、香川を初めてトップ下のMFとして起用。ルーニーに鋭いスルーパス、次いでクロス、さらに自らもシュートを放った。いずれもゴールにはならなかったが、残り10分間、香川は本当に輝いていた。今季マンチェスターUに欠いていた、クリエイティブなプレーをもたらした。
試合後、指揮官は記者会見で香川をベタ褒めした。
「今日のシンジは、私がここに来て以来、ベストのパフォーマンスを見せた。まだ本領発揮とはいかないが、今日のシンジは今までの試合で見せていなかったものを見せた。本当に喜ばしい」
「ボールのないところの動きがすばらしかった。シンジついては、誰もがその能力を私に語ってくれるが、今日初めて私は本当のシンジを見た」
「ナンバー10のポジション(トップ下のMF)でプレーさせたが、ウェイン(ルーニー)との関係がよかった。彼のプレーの姿勢とエネルギーはすばらしかった。大いに喜ばしい」
これまで香川はいい選手で、ベストポジションはトップ下のMFと聞かされていたが、信じていなかった。だから日本代表でのポジションでもある、左MFとして起用したが、今日初めて香川のよさが分かった、と認めたのだ。
香川本人は「結果が欲しかったんでちょっと悔しいですけど」、「やっぱり結果がついてこないといけない。本当に悔しい。次に向けてしっかり準備したいと思います」と言葉だけを聞くと、決して満足がいく様子ではなかった。しかし表情は柔らかく、多少の手ごたえも感じている様子だった。
さらに喜ばしい光景があった。ミックスゾーンと呼ばれる取材エリアで、報道陣に囲まれる香川に対して、ルーニーらチームメートが次々を体当たりしたり、耳を摘んだりして通って行ったのだ。15年以上、マンチェスターUを取材しているが、こんな光景はほとんど見たことがない。香川はチームメートからも、この夜のプレーぶりを祝福されたのだ。
いまマンチェスターUが欠いている創造性をシンジは作り出してくれる。という共通認識を期待感が、チームに浸透した、ということだろう。次の試合では、もっとパスが回ってくるだろうし、香川を生かす動きやプレーも見られるはずだ。
次戦は29日にホームでリーグカップのノーリッジ戦。どのポジションでどんなプレーをするか。本領発揮した、もっとすごい香川が見たい。
[ポストセブン]
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2013102517342602.html
大した補強をしなかったマンUはファン・ペルシーとルーニーの得点能力にしか頼るしか無かったので、香川の創造性は必要だったはず!
前監督のサー・アレックスは香川をトップ下、ルーニーをセントラルMFにするとか、香川とルーニーを2シャドウにするとか色々考えてたのだけど、テビット・モイーズは前から固定の選手を使う傾向が高かったので、戦略が片寄ってたからね♪モイーズよりトッテナムのビラスボラス監督の方が良い監督だと思うけど!?
きっとザックも喜んでるだろう!
そーかの貧乏ボロ団地出身のスター香川
自称野球通のデブ爺が大好き田中将大
気持ち悪い暇人の為の暇潰し娯楽
モイズのコメントにツッコミ所が多い肛門をクンカクンカしたい