それは、『たとえ不幸な人でも、メークで幸せ顔』というもの。
その中で、不幸顔の一例としてSMAP木村拓哉さんの妻・工藤静香さんが掲載されているのです。
このせいで、光文社の女性週刊誌『女性自身』にジャニーズが登場拒否になるのではとの憶測が飛んでいるらしいのですが…。
「『不幸顔』の一例として工藤静香が出ているのを見て、驚きました。
『うわっ、こんなことして大丈夫なの?』と。
もちろん、記事のことは、本人の耳に入っているそうです」(芸能記者)
(以上引用 週刊文春)
その特集とは、『美STORY』2010年12月号『大特集 美容で幸せになろう』の中の、『たとえ不幸な人でも、メークで幸せ顔』というコーナーです。
内容は、不幸顔と幸せ顔、それぞれの特徴と対処メーク術を紹介するものとなっています。
そして、業界で注目されているのが、記事中で「有名人に見る不幸顔研究」として、工藤静香さんが顔写真とともに掲載されていること。
写真には、「細長く下がる眉尻」「ハリのない肌」などと、不幸顔の特徴が指摘されているとか。
ちなみに、他の不幸顔は、寺島しのぶさん、木村多江さん、中森明菜さんの3人。
逆に、幸せ顔は、松田聖子さん、加藤ローサさん、篠原涼子さん、薬丸秀美さん、壇れいさんの5人となっていました。
この企画に、静香さんの反応はといえば…。
(以下引用)
「静香本人は、相当ムカついていると聞きます。
彼女の周囲も、『配慮がなさ過ぎる』と話している。
対比が必要なら素人モデルで十分なのに、という思いなのでしょう」(同前)
さらに、光文社関係者からもこんな不安の声が…。
(以下引用)
「同じ社内の『女性自身』編集部では、『コレはまずいだろう。夫のキムタクが怒って、SMAPはじめジャニーズが登場拒否になったら、責任取ってくれるのか』といった、不安の声が上がっています」(以上引用 週刊文春)
これに対し、『美STORY』の編集部の答えは…。
(以下引用)
「不幸顔の方々からクレームは来ておりませんし、『女性自身』編集部からそういった話は聞いておりません。
ジャニーズ事務所についても今のところ何もないので、逆に騒がないでいただきたいです」(以上引用 週刊文春)
記事を監修した、ビューティサイエンティストの岡部美代治氏によると、
(以下引用)
「不幸顔の基本的な特徴は、繭と目を中心とした顔の上半分が凹曲線を描き(目が吊り上がるなど)、顔の下半分の口周りが凸曲線を描いている(口の端が下がるなど)。
幸せ顔はその逆です。
ただ、幸せ顔、不幸顔というのは、あくまでもそう見えるという話で、不幸顔イコール不幸ではありません。
また、どちらにも当てはまらない、中間顔の方もたくさんいます」
とのこと。
確かに、工藤静香さんといえば、キムタクとの間に2人の娘に恵まれ、得意の絵画では二科展で特選入賞を果たすなど、仕事以外の面でも絶好調。
木村多江さんも、05年に結婚し2年前には長女が誕生していますし、寺島しのぶさんも映画『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞しています。
決して不幸とはいえない方ばかりです…ひとり、明菜さんは幸せとはいいがたいようですが…。
さて、この件に関して、週刊文春さんは静香さんの事務所に取材を申し込んでいます。
担当者の答えは、「『美STORY』さんの取材を受けたわけでもないので、なんともお答えしょうがございません」
もうひとり、木村多江さんの所属事務所は、「木村は薄幸な役が似合うと言われていますが、木村本人は決して不幸でも不幸顔でもございません(笑)」との回答だったとのこと。
しかし、目が吊り上がって口の端が下がっている、となると、静香さんはその特徴に当てはまらない気もするんですが…静香さんって、どちらかというとたれ目ですよね。
でも、不幸顔といわれると、なんとなく納得できてしまうのはなぜなんでしょう。
恐らく、特集の本意は、そういった不幸顔の要素を持ってしまっている場合、いかにしてメークで幸せ顔に近づけるか、ということなんでしょうね。
しかし、よりによって静香さんを出さなくても…という気はします。
このあたりも、SMAPの凋落、と最近言われることと関係があるのでしょうか。
SMAPの、キムタクの全盛期であれば、いくらなんでも"不幸顔"に工藤静香を使うなんてことはありえなかったでしょう。
なんでもかんでもジャニーズ様々、という状況もおかしなものですから、これくらいでちょうどいいのかもしれませんね。
[週刊文春]
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