2016年の「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」が3月13日に発表され、週刊文春が報じた「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手!」(1月14日号)が大賞を受賞。
しかしネットの反応は極めて冷ややかだ。
「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」は1995年にスタートし、今年が23回目。出版社や新聞社の記者100人が、前年に雑誌に掲載された記事の中から優れたものに票を投じ、大賞のほか、スクープ賞、話題賞、作品賞、写真賞の各部門が決定する。
その道のプロが選んだ2016年のベスト記事は、社会的にも大きな話題を呼んだベッキーの不倫騒動の端緒となった週刊文春の記事だった。
このほか各賞には、
「甘利明大臣事務所賄賂1200万円を渡した」
「舛添知事『公用車』で毎週末『温泉地別荘』通い」
「育休国会議員宮崎謙介(35)の“ゲス不倫”撮った」
「一夫一婦制では不満足『乙武クン』5人との不倫」
など、“文春砲”が軒並み入賞。「文春強し」を印象づける1年となった。
過去には、
「『発掘!あるある大事II』が絶賛した納豆ダイエットは本当に効くの?」(2007年/週刊朝日)
「山本モナ キャスター復帰の夜に二岡智宏選手と消えた『不適切な場所』」(2008年/女性セブン)
「シャブ&飛鳥の衝撃 ――飛鳥涼は『覚せい剤吸引ビデオ』で暴力団に脅されていた!」(2013年/週刊文春)
「全聾の作曲家はペテン師だった!」(2014年/週刊文春)
といった記事が大賞を受賞してきたこの賞。
今回のベッキー騒動も、歴代の大賞に引けを取らないほど話題になり、一部には、“確かにセンセーショナルだった”、などの肯定的な意見もあったが、多くの人は「ジャーナリズム賞」という呼び名に違和感を覚えたようだ。ツイッターには、
「世界よ、これが日本のジャーナリズムだ」
「これはジャーナリズムとは言わんだろう。正義もユーモアも何もないじゃないですか」
「ジャーナリズム っていつの間にこんなに安っぽくなってたんだ?」
「雑誌業界全体でこれをジャーナリズムと表明するのはゲスの極みだと思うよ」
と、辛らつな意見が次々と寄せられ、“ホリエモン”こと堀江貴文氏も、
「こいつらクソだな。なにこのジャーナリズム賞って笑」
と、コメント。
社会の耳目を集めた記事を表彰する意義は認められるが、いっそのこと「スクープ大賞」などに名称を変更したほうが、無用な批判を避けられそう?
[via:https://r25.jp/entertainment/00056137/]
乙武氏が皮肉「世界に誇れるね」
17日、作家の乙武洋匡氏が自身のTwitter上で、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」に皮肉の言葉を綴った。
乙武氏はこうした一連の出来事をまとめたネット記事を引用し、「日本の雑誌ジャーナリズムって、ホント崇高なんだなあ」とまず漏らす。
そして「これを編集者の投票で決めているというのだから、そりゃジャーナリズムのレベルも上がっていくというものだ」と皮肉交じりにコメントし、最後は「世界に誇れるね、これは」と痛烈に言い放っていた。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/12810867/]
日本の雑誌ジャーナリズムって、ホント崇高なんだなあ。これを編集者の投票で決めているというのだから、そりゃジャーナリズムのレベルも上がっていくというものだ。世界に誇れるね、これは。/雑誌ジャーナリズム大賞「ベッキー不倫」に冷ややかな声https://t.co/NjpkTcTptf
— 乙武洋匡 (@h_ototake) March 17, 2017
ネットの反応
・おまえが言ってもなあ
・Z武よ、言ってて空しくならないか?
・お前とホリエモンが批判って逆効果だろw
>真正ゲスだるまとホモ成金に説得力なし
・乙武さんは最低だけど言っていることは分かります
・自分の不倫が選ばれなかったから拗ねてるんだな
・芸能ゴシップがジャーナリズムとか終わってんなw
・ジャーナリズムは、これジャナイリズム
・良かったねぇ ベッキーに代表作が出来たよ
・たかが芸能人の不倫暴いてジャーナリズム賞って恥ずかしいな
・ね 日本にはジャーナリズムなんて存在しないの
・ジャニーズやらAKB絡みの記事は軒並み受賞してないのがさすがw
・文春はベッキーがピーク
・ここ最近だとユニクロの記事は気になったし実際に雑誌も購入した
・たかが不倫でスマホ情報盗んだりネットリンチ煽ったり こんなもんが日本の報道か
・過去をなかったことにして復帰しようとすると こうやって蒸し返される
・最低記事大賞も選ばないとな
・雑誌だからな
だるまっていうなw~WwW
ジャーナリズムなんて所詮は商売。
資本主義の国の自由市場における営利目的の株式会社が、情報という商品で企業を維持し、そして労働者はその業績によって生活の糧としているのだから仕方ない。
問題はそれに飛び付く我々の側にある。
そもそもジャーナリズムが崇高だなんていい出したのはここ最近
菊池寛は子どもたちに”乞食にはなってもいいが記者にだけはなるな”
と説教したくらいだ
マトモなジャーナリストはたいてい自殺で片付けられます。Kさつも石もグルじゃどうしようもない。