結婚6周年を祝う二人[2018年6月5日中田敦彦インスタより]
オリエンタルラジオ・中田敦彦さんが、子育てや夫婦関係について語る連載「イクメンアップデート中」がリニューアル!
タレントの福田萌さんを妻に、5歳と1歳の子育て中でもある中田さん。わが身で働き方改革を実践するなど、「時代をけん引するDUALなパパ」として発信していました。
ところがここにきて、方針を大転換。「(自分が夫としてやってきたことは)真逆だったのかもしれない」と、「良い夫をやめた」宣言が飛び出しました。中田家に、一体何があったのでしょうか…。
僕は、良い夫であることも、良い夫であろうとすることも、やめました。
日経DUALで連載を始めて2年半、僕ら世代の家族が幸せになるための方法論を、仮説と実践を繰り返しながら探ってきました。最も力を入れていたのは、働き方改革です。
「仕事量を減らして、家族といる時間を増やして育児をする」。ワーク・ライフ・バランスを求める妻の声と世の中への解決策を追求してきました。
「労働時間を減らすけど、収入は減らさない」。かなりの難題ですよね。
●労働時間を減らして収入アップを実現。しかし…
でも僕は、この無理ゲーをやってのけたんですよ! 出演するレギュラー番組をいくつか整理し、イレギュラーな仕事依頼を断り、在宅仕事を増やすべくオリジナル商品を企画・デザイン、販売するなど抜本的な仕組みを整えました。
収入は、維持どころか上がりました。
家にいる時間が増えたことで、妻も家事や育児をシェアしやすくなったようでした。「ちょっと長女と出かけてくるから下の子を見ていてね」とか、「○○がないから、そこのスーパーで買ってきてくれる?」とか、声をかけられることが増えていました。
「すごいよ、オレ!」「妻からのニーズにすべて応えられる状況が完成した」「完全な勝利だ!」と自信満々でした。
ところがなんと、妻のストレスは最大化していたんです…!
「もう耐えられない」 「あなたは何も変えてくれなかった」と妻。
びっくりしました。
実際のところ、僕の働き方が「変わった」のは数字でも明らかだったんですよ? 拘束時間の長いタレント業のほうをかなりシビアに制限していましたし、家にいる時間は間違いなく増えていました。
妻の言い分は、「あなたは一切変わっていないし、ただ成功したいだけの人」でした。「カウンセリングを受けてほしい」と勧められもしたんです。
妻の友人の間では、夫婦でカジュアルにカウンセリングを受けるのは珍しいことではないそうなんですが、とはいえ、屈辱的でした。自分としてはうまくいっているように思っていた。
一方で妻のほうは、僕があまりにもどうしようもない夫だから、第三者であるカウンセラーに投げるしかないと判断をしたわけですよね。
どういうこと? と聞いても、「あなたを責め立てているわけではないから、軽い気持ちで受けてみてほしい」と彼女も譲りません。何度か抵抗した末に、カウンセリング、受けたんです。
中田敦彦と福田萌[新婚旅行後]
●妻だけじゃなく、自分も驚くほど不満がたまっていた!
「結婚して6年、彼女の要求にすべて応えてきた。
趣味の自転車も捨てたし、たばこをやめたし、自動車の免許を取りに行ったし、住む場所も住まいのサイズもインテリアも、彼女の望み通りにしてきた。
自分を変えてきた結婚生活だったのに、妻は何が不満なんだ!」
「僕はどう考えても悪くない夫だ。妻の望みをかなえようと、仕事が終わればすぐに帰宅するし、連絡もする。子どもと一緒に風呂に入り、子どもも犬すら一緒に寝る。潤沢に家計を回し、ギャンブルも女性遊びもしない!」
カウンセラーに話して初めて、自分も驚くほど不満がたまっていたことが分かりました。そして、色々とアドバイスを受けたなかで、カウンセラーが発したある一言が、強烈に残りました。
「全部合わせてきたことが、良くなかったですね」
この一言から、妻の一連の言動がふに落ちました。
ドラマで誇張して描かれるような、「めちゃくちゃワガママな若手女優」いますよね。
女優「マネジャー、お茶ちょうだい!」
マネジャー「はい、どうぞ」
女優「あれ? 銘柄が違うよね。私、爽健美茶じゃないとテンション上がらないんだけど!」
マネジャー「売ってなかったんです。すみません」
女優「しかも私、お茶は常温がいいと言ったよね?」
妻のキレ方は、これでした。
これまでなぜ、妻の要求に応えてきたのか。好きだからという気持ちももちろんあるけれど、一緒にいる相手から強烈なSOSが出ている。
妻や母の気持ちは分からないし、自分が何かの形で請け負うのが当然だろうと自然とそうしてきました。
そんな夫に対して妻は、「あなたは、これをしてくれなかった」「あなたは、あれをしてくれなかった」と、足りないことばかり注目するようになっていました。
お風呂は家族4人で入るんですが、あるとき「あなたは、下の子を率先して洗ってくれない!」と怒られたんです。
先に自分が上がり、子ども2人をタオルで拭くなど出てからのお世話をさっさとやったほうがいいんじゃないかと僕としては考えていた。子どもを洗うことへの優先度は高くなかったんですね。
夏に家族で北海道旅行をしたときも、めちゃくちゃ文句を言われたんです。宿泊先や行き先の不満に始まり、妻が行きたかったはずの家族旅行なのに「疲れる、しんどい」と不機嫌にもなる…。
楽しみであるはずの旅行に来て、なぜ自分は不満を聞かされてばかりなのか。そして不思議なことに、「妻が行きたかった旅行」なのに、「僕が行きたいから来た」と変換されている…!
僕のストレスもマックスでした。
なぜ、妻はそうなってしまったのか。
言うことを聞き過ぎてきたからなんです。
受け入れられ続けてきたことで、妻はまひしてしまった。人間は、NOを言わない相手にどんどん要求を上げていくもの。要求が通ったら次はこれ、次はこれと際限がなくなります。
●「いい夫」であるために課していたことを一切やめた
僕のほうも、フィルターが1つかかっていました。夫や父親の立場でこうやってインタビューを受けるので、家庭の状況を公に報告することが普通のことになっていました。
話をできるようにしておくため、無意識に「いい夫であろうとするフィルター」が働いていたんです。夫婦や家族にとって良い環境を整えようと、過剰にしていました。
これまで正義だと考えていたことは、真逆だったのかもしれない。そう思い至りました。
カウンセリングを受けた翌日から、「方針を変える!」と妻に伝えました。
仕事が終われば直帰していたこと。帰り時間などこまめに連絡していたこと。在宅時間を意識的に増やすこと。朝早く起きることなど、「いい夫」として課していたことを一切やめました。
朝も起きないし、連絡もしない。その日のうちには帰るけれど、何時に帰るかは分からない。そんな感じです。
大前提として、「夫婦関係、親子関係は、絶対に維持しないといけないものではない」と位置付けるんです。
世間一般の良い親であろうとする「良い夫フィルター」を外し、妻と別れてもいいし、子どもの親権は渡していい。全部クリアに、フラットにして考えました。
●夫の足りないところにばかり目を向けるのは非生産的
「離婚してもいい」という立ち位置でもう一度見直してみないか? と妻とも話をしました。
妻の「子育てを一緒にやって!」「ワーク・ライフ・バランスはどうなっているの?」の主張を聞いていると、妻自身が育児家事で味わう負荷を同じように背負ってほしいという理由で、僕を制限したり、家に入れたりしようとしていると思えたから。
ママ友たちと話をするんでしょう。うちの夫はこうなのよ、ああなのよ。そのうちに妻たちの間で強烈に「良い夫像」が形成されていき、そこからいかに自分の夫が外れているかの、グチ大会になっていくのだと思います。
友達の夫と比較して、わが夫の長所に気づくならいいと思います。でも、足りないところに目を向けるのはものすごく非生産的ですよね。
個々の夫には個々の夫の、強烈な長所があります。そこを重点的に伸ばして、自分にフィットする家庭を作ることに注力したほうがいい。
その人にはその人にしかない長所が必ずあるのに、夫を平均化しようとすることがその家族にとってベストパフォーマンスなのか、ということです。
僕の場合は、新しいことを企画して挑戦することや、利益を生み出す仕組みを作ることが、とにかく楽しい。
その稼いだお金でいい車に乗りたい、いい家に住みたいという欲はない。お金を稼ぐことで、人が雇えたり、人に貢献できたりするから面白いんです。
僕がそういう人間だと妻に分かってもらったうえで、「キミが本当にかなえたい家庭像や、人生像は一体何なの?」と改めて聞きました。
仕事が好きで稼ぐことが得意な男を夫に選んだのだから、「キミが負担に感じていることがあるなら、僕の利益で家政婦さんやシッターさんにアウトソーシングしてはいけないの?」とも。
妻を追い詰めているわけではないんです。妻を楽にするための手段として、「それは僕じゃなくてもいいじゃない?」ということはある。「僕が育児家事をする」という手段が、目的化していたところがあったからです。
「良い夫」を脱ぎ捨てたことで、妻は「これまでの自分の対応を反省している」といった趣旨の手紙をくれました。以前より、優しくなったような気もします。
「良い夫」に価値基準なんてない。自分の夫に対して、今よりも良い夫になってほしいという理想をまず捨てませんか。夫のほうも、自身の資質を無視したような「良い夫」になろうとしなくていい。
うちの場合は、家事はアウトソーシングをしながら夫婦個々の資質を生かして役割分担をしていけばいい。今のところ、そんなふうになっています。
[via:日経DUAL]
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181022-63684084-nkdualz-life
ネットの反応
・という夫婦漫才?
・離婚まったなし
・夫婦って面倒くさいね
・GPSで追われてるって言ってたな あと通帳は嫁に託し小遣い制で月4万とかw女の欲求は底無しだ
>嫁は優雅にママ友と豪華なホテルのランチとかインスタのせて自分は月4万を切り詰めて打ち上げとかの金捻出してたんだよね
・あっちゃんウゼーよ でも今回はある程度支持するw
・結婚はまさに修行だねw
・なんでも要求に応じていたら際限なくつけあがるというのはまさにその通りだろう
・こいつは嫌いだけど、これは賛同するわ! 俺も良い彼氏辞める!
・意識高過ぎてバカになる典型
・こういう事を言い出す人間て病んでるかキチガイかのどっちかだよな
・要は自分が完璧すぎて駄目だったって分析か
・今までの自分には責任ないし奥さんが悪いってなってる文章に見える
・もともと相手が共依存な性格なんだろ そういう相手を選んだってだけ
・長い上に笑い無し
・一番の問題は中田が夫婦問題を笑いに変換できてないこと。
・この人って結局話をきいてくれる友達がほしいだけなのでは?
・犯人はセックスレス 真実はいつも一つ
・嫁は優しくなったんじゃないぞ お前に心を閉ざしたんだよ
>口頭ではなく手紙で伝えるってのがいかにも
・中田から漂うサイコパス臭
・互いに勉強だけ出来る基地外って感じがする
・カウンセラーに行って病んだパターンかもな
・良い夫を止めたら単なる嫌味なおっさんなので離婚確定だな
・考え方が極端すぎだなw そんななんでも0か100かで物事考えてたらそりゃ発狂するわw
・ダウンタウン批判して降ろされた番組を批判して嫁を批判してまわりに敵ばっかり作ってどうしたいんだろうね
・すげーな この思考法と実践する行動力には敬服する
・アッちゃんのモラハラも見え隠れしてる気もするが
・いやコレ嫁さんがバラエティでぶちまけた「ウチの旦那が頭狂ってて耐えられない」へのアンサーだよ
嫁が日常のゴミ出し(誰にも会わないマンション地下に行くだけ)を頼んでも
↓
キレだして数十分かけて顔のメイク&全身グッチのスタイリング。戻って来て即メイク落とし。
娘が幼稚園で作ってきた物を見せて報告する。
↓
撮影してデータ化すると即ゴミ箱に捨てる(子供が泣いてもデータ化してあるから捨ててもOKと説明)。
旅行の準備段階で子供用に細々とした荷物のパッキングに苦労していると、俺はもう準備出来ているのに遅すぎるとキレ出す。
↓
「旅行先の現地で買う方が効率的で俺はそうしてる」乳幼児二人連れなのに手ぶらで行けと強要。説明すると理解出来ないと喚きだして収拾付かない。
こんなエピソードだらけで全員ドン引き。番組通して完全にサイコパス扱い。一刻も早く別れて逃げろと全員が勧めてた。
・これがほんとなら奥さんと子供かわいそうだし、病院行けというのもわかる
・中田ってアスペルガーだよな
・旦那の意見しか書いてないから判断のしようがないな
・これ育児云々関係なくてあっちゃん軽い発達障害で奥さんカサンドラ症候群でメンヘラ化してるんじゃなくて?
・これ、ダメになる予感しかしないんだが。
・ええか、相手(嫁)は人間や 感情のある生き物や 自分とは違う人間やしお前の思い通りにはならん 大抵、女は理屈ではなく感情が全てや そもそも、自分が導き出した答えと嫁の求めてる「答え」が必ずしも一致するとは限らん 女相手に理屈は通じない 二人だけで衝突を繰り返したら悲惨な結果になる可能性が高いぞ
福田萌の反応※追記
要求がエスカレートして、夫への態度が悪かったのは本当に申し訳ないとしか…笑。子供にはすっごい感謝したり褒めてたのに、夫への感謝、賞賛はなおざりにしてました。私が完全に夫に甘えてました。https://t.co/orxWyJtwTl
— 福田萌 (@fukudamoe) October 23, 2018
一方の私も「良き妻、良き母」像に縛られていたんだなぁって思います。料理も家事全般も完璧、子育ても完璧な人。話し合いの中で、「料理なんて誰でもできることをやらなくていいよ!」って夫に言われ、ほっと解放されました。https://t.co/orxWyJtwTl
— 福田萌 (@fukudamoe) October 23, 2018
夫婦関係も上からかよ・・・。
もう芸能界から消えたら良いのに。
家庭は劇場 家族は劇団員 常に好きに劇を繰り広げる 自分達が楽しければそれでいいわけ 他人に理解してもらう必要もないし他人を理解する必要もない 家庭に正解も不正解もない それに早く気付け中田よ~