映画 虐殺器官【ネタバレ|感想|評価|評判】夭折の小説家 伊藤計劃のデビュー作品をアニメ映画化!
4: 見ろ!名無しがゴミのようだ! (ワッチョイ a34c-lwa1) 2017/02/04(土) 00:15:08.37 ID:yQHnz2jx0.net
良かった
母親全カットは正解だと思う
けど、エンドロール後に米国内での紛争シーンはなきゃ駄目だよ
戦闘シーンも素晴らしかったよ
痛覚マスキング兵士やドローン兵器の描写は攻殻やサイコパスから
アップデートされて過去最高だった
「とりあえずこれで我慢してくれないかな・・・」はけっこう笑いが起きてた
原作未読者には何も残らない映画になってしまってると思う
そう考えるとハーモニーの着地点は成功だったと思う
今作は劇場版ってよりは原作読者のためのイメージムービーっていう感じもする
構成はともかくとして映像は素晴らしかった
それで省いたんだろうが未読者に人工筋肉のポッドやオルタナ、環境適応迷彩を何の説明もなく見せつけるのは如何なものかと
痛覚マスキングもリーランドの死を描くならちゃんと説明したほうがよかった
文句ばっかりで嫌だな
>>27
まあまあ、映画みて原作読むと一層楽しめるよ、ってことで手を打つということで
兵器の類は映像だけで十分と思ったけど、痛覚マスキングはほぼ結果だけで描いてたから確かに描写不足な感じはあったね
最初はよく分からなかったけど
徐々に分かって行く
ああいうガジェットが当たり前に使われてる見せ方は良かったと思うよ
説明は最小限で充分
観終えてなるほどと思った
英語圏の暴動~大災禍を描いたとして、それがもしニュースなんかで見たようなシーンだったらガッカリだし
そんな程度では済まないことは想像できる
原作を読んでもイメージしきれなかった虐殺や戦闘シーンの酷さを映像で明確に見せてくれて、
その上で敢えてラストを描かないっていうのはこの作品の映像化としてはすごくアリだと思う
自分は三部作の中でこれが一番好きだった
現代とリンクしやすい所も前二作よりも物語に入りやすい。
ただオチが分かりづらいのだけは不満 台詞だけでもいいから明示してほしかった
映画クラヴィスは強い道徳心を持つストーカーにしか見えないから最後で文法による虐殺をやってるっぽいのが凄い違和感ある
ストーキング対象であるルツィアの意志を果たすのなら虐殺という結論には至らないはずだし
>>39
主人公に狂気なんてあったか
常に自分に甘い印象しかなかった
罪悪感とかもその一環だろ
映画がの方が面白い作品だった
冒頭で襲撃した武装勢力の親分がいきなり我にかえってたのってなんで?
虐殺文法の暗示が解けたんだ、というのはわかるんたけど、なぜあそこで急に暗示が解けたの?
あと、ヒロインに連れてかれたクラブの人たちって、オーナー初めみんなテロリストで、
サラエボの核テロの犠牲者の関係者で、もういない人間のID使ってるからIDのセキュリティ検索にかからない、って理解でいい?
>>41
文法による虐殺は何となく雰囲気でやるようになるだけなので確たる理由が無いことに気づくとああなる
クラブの連中は単にID管理されたくない主義者
原作既読っぽいもう片方が説明してるの見かけたからわからんやつはわからんのだろう
ラストを描写しないことの賛否が分かれるのはわかるが、あれで発動したことが伝わらないんだとしたら制作側は辛いな
詳しくないけど実況解説は専門の人?
スタッフロールに声優のところじゃなくて別枠で名前あったような
あれは監修だったんだろうか、曖昧でスマン
てっきりラストシーンでも使うからだなと思いながら観てたので余計に肩透かし食らったわ
そこは逃げずによくやってくれてた
エンディング曲が「月光」の第1楽章や第2楽章だったら・・・。
いい感じで締まるけど、映画の方の終わり方だと合わない感じはする。
この映画のあの終わり方だとあの曲が合っているのでは。
原作の終わり方だと月光の第1/2楽章は狂気感出てていい感じに合いそうだが。
屍者は長い物語だと思ったが、虐殺はそうでもなかったな
綺麗にまとまったな、という印象
ハーモニーでは人生を記録する言語として、虐殺では虐殺の文法として
そして屍者では屍者を動かすプログラムや魂を生み出す手記として
言葉を扱うことにフォーカスしている
伊藤計劃の持ち味というか、言葉を扱うことに敏感な人だったんかな
・・・いや、作家は言葉を大事にするものか
ジョンの遺体と一緒に味方に回収された後クラヴィスの口元がアップになったのは何で?
原作途中までしか読んでないからだけど爆発でも起きるのかと思った
口の中にジョンポールのチップ隠してた
野生動物に突っつかれてたようにみえたね
劇場版のだとミァハ打った後EGOISTの曲流れたの?
それとも「さよならたましい」の後?
ミァハ射殺
ハレルヤをバックにハーモニーシステム発動
↓
名刺のエピソードの回想
↓
さよならたましい
↓
ハレルヤは流れたまま暗転してエンドロール開始
エンドロールの途中でエゴイストの主題歌に変わって終わり
エンドロールの後には何も無し
ハーモニーの主題歌はしっとりした感じで合ってたね
ハーモニーシステム発動のシーンもノーカットだと結構尺があるから一度レンタルして観てほしい
>>193
遅レスになってしまったが、教えてくれてサンクス
ラストシーンはEDテーマカットだけじゃなかったのか
呆気なく終わったのはそういう「終わりとは無情である」という演出なのかと思ってたけど、ノーカットだとちゃんと余韻があるのね
ハーモニーってようは、
研究者達がハーモニシステムを作ったけど、「これ意識がなくなったら人が人じゃなくなるんじゃね?」と発動をストップ
でもミァハは「ふざけんな私は意識のない世界に帰りたいんだ。あそこは幸せだったしお前らにもそれを教えてやる」
とシステム発動を誘導するためにテロ行為で世界を大混乱に陥れる
キアンはずっと抱えてたミァハに対する罪悪感から自殺
トァンは世界なんてどうでも良くてただミァハに会いたかった。
実際会ったらそれは自分の知ってるミァハじゃなかった。
だから殺した
父親も親友も死んで何もかもどうでも良くなったトァンはシステムを受け入れ、ハーモニー発動
で、おk?ちょっとトァンの心情があってるか不安だが
少し違うかも?
>>キアンはずっと抱えてたミァハに対する罪悪感から自殺 じゃなくて
キアンはミァハの「Watchmeを体内に入れてる人間の中からランダムに選び自殺をさせるテロ」に
たまたま選ばれてしまっただけ
だからトァンはミァハを撃つときにキアンの復讐も兼ねて撃っている
映画だとキアンは直前にミァハと通話してその流れで自殺してるから罪悪感で自殺っぽく見えるけど
あの世界ではWatchmeを体内に入れてる以上「罪悪感で自殺」っていう行動すら取れないから
ミァハと通話した直後にミァハがWatchmeを操ってテロ発動→キアン自殺だと思うな
いくら痛覚マスキングしてても平常ボイスじゃおかしいだろ
>>201
リーランドは、あーじゃなきゃ、おかしいだろ。
痛覚麻痺というか、非人間的な扱いを受けていることを強調したいんだから。
麻薬中毒患者は首を吹き飛ばされも、暫く動き続けるというし。
むしろ、首だけになって、それでも意識が飛ばないくらいやっても
おかしくはない。
パンフを買ってみて、最後の場所を知った時に、だからあんな描写があったのか。
とか知れて良かった。
ぜひ原作も読みたい。
虐殺器官=間引きと個人的には受け取ったがどうなんだろうか。
現実の一部の世界の安定の為の、生贄が必要不可欠なのかね。
いろいろ考えさせられた。
なんか>>224みたいにポールが虐殺の文法を途上国にばら撒いた動機を掴めてない未読組がいるようなので
①ジョンポールはサラエボで途上国民による先進国向けのテロによって妻子を亡くす
②先進国向けのテロに憎悪を燃やす
③途上国に文法バラマキをして内戦を起こすことで途上国の国力を落とす
④テロする力もなくなりアメリカ国民は何も知らないまま平和を得るがジョンポールの考えで、クラヴィスは
⑤今まで途上国民の死によって平和が作られてきたアメリカは、自分たちで国民が罪を背負うべき
⑥なのでアメリカ内に文法バラマキます
⑦アメリカで大虐殺が起こる中「ここ(アメリカ)以外の場所はもっと平和になったと安堵END」
ジョンの考え方はわかるけど
クラヴィスの考え方はわからんなあ
>>232
他国に犠牲を強いて、自分の国(先進国)だけ安全を確保するのが
道義上ゆるせなかったんじゃないの?
自分は作中の人物が>>229のように考えているのも
1回見ただけでは理解できなかったが・・・。
そのうちもう1回見るか。
そうなんだろうけど
共感出来ねえなあ
わざわざばら撒かなくてもいいだろと思う
個人の発見かつ恣意的に使用されてる「虐殺の文法」とは違って、
政府・世間に公認され、戦争限定・拡散不可で封印した「ギャグ爆弾」は、
節度ある使われ方をしたんだな。今更ながら思う。
最後のオチは>>229参照
映画ではその残酷さが伝わりにくいけど降下グライダーも飛行機も軍用装備も全てヴィクトリア湖で養殖されてるイルカの筋肉をバラして改良したものっていう設定
その工業過程も残酷だしそれを低賃金で子供がやらされてるという背景もあって、クラヴィスは無知のまま平和を享受していたアメリカ国民を代表して、その罪を背負ったということもおさえておくといいかも
戦場ではひと
クラヴィスの母親に対する罪悪感が描かれてないね
戦場では人を感情無しでいくらでも殺しているのに、たった肉親1人の死すら受け入れられないクラヴィスの弱さが描かれてないのはちょっと
でも空飛ぶ棺桶と人口イルカ見れて大満足だった
元スレ: http://tamae.2ch.sc/test/read.cgi/animovie/1486134595/
コメント
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コメント (4)
スレの1と逆の印象だったな。エンディングは明言しない感じが良かったけど、母親カットはダメだろ。あとジョンポールはクラヴィスが殺したことになってたけどなんで原作から変更したんだろう。ルツィアも含めて最後に守ろうとしたものが他ならぬアメリカの保身のために奪われたってこともエンディングに繋がってると思うんだけどなぁ…映像がきれいだっただけに根底部分の改変が納得いかない。
これが一番面白かったわ
アニメ映画でここまで戦場を描写できてる作品もそうそうなかろう。ストーリーも攻殻のようなSFの重厚感もあって最高に面白かった
今日見てきたが
母親全カットとラストのアメリカへ虐殺の文法をバラまくとこか不満ではある
クラヴィスの内面もあまり書かれていないしでも
映像、作画がすごく良くて虐殺の世界が見れたのはよかったなー時々FPSみたいになる構成もいいし
まとめるの大変だったんだなって感じ、最後の虐殺endみたかったなぁ、あれからハーモニーに繋がるのに、公開時期変わった影響かな?完全に独立作品扱いだった。
映像は満点、カメラワークとか洋画みてる感じだったし、アニメだからここまで映像化できた、実写邦画だったら絶対ここまで虐殺を描けなかったから重いテーマをがっつり描くならアニメのほうが良いとすら思った