言の葉の庭【ネタバレ|感想|評価|iTunesレビュー】新海誠監督が、初めて現代の東京を舞台に描iいた恋の物語
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。 © ? Makoto Shinkai / CoMix Wave Films |
元スレ:https://itunes.apple.com/jp/movie/yanno-yeno-ting/id645899638?ign-mpt=uo%3D2
そうすれば主人公たちの会話が増えて、もっと感情移入できて、ラストで号泣できたと思う。
まぁ、でも映像キレイだし、少ない会話でもちゃんとキャラが立ってるのはすごいと思う。
新海誠ファンなら必見。
そうでない人は友達が買ったとかそういうのを見せてもらうといいと思う。
ちなみに私はBlu-rayも買いますけども!
雨と晴れ、夏と冬、光と影、誠実と不誠実、強さと弱さ、様々な対比的かつ精密な情景描写を通して二人の心を映し出す。
文学では出来ない、また実写映画でも出来ない見事な新海ワールド。
現代だから可能な新しい文学の形。
新海さんの描く世界観はとても美しく儚げで、何度も観たくなります。
短い時間ぐぐっと作品に引き込まれていく。街の情景、雨の描写、人間の心情、詩的で心がきゅっとなります。
Blu-rayも買ってしまいました。特典映像を観て、また本編を映画館で観たいです。
全てのシーンが作りこまれており、風景、人物、全てに見入ってしまうからなのかなと思っています。
短い時間の中でもそれぞれの人物の背景などが想像できるようなシーンが散りばめられており、すんなりと頭の中に入ってくる感じがしました。
下手に長くするよりも見る側の想像力も掻き立てられるので、これくらいがちょうどよかったです。
とてもいい映画でした。購入しましたが時間があれば劇場で見たいと思います。
でも、特別な感情を抱いた瞬間から周りの雰囲気や景色が違って見えた経験あるしな・・・。
良かったです。
そして、シンプルなストーリーと曲を流すタイミングも素晴らしかったです!
欲を言えば、もっと長時間この作品を見ていたかった。
15歳と27歳 短い時間ながらもところどころで二つの対比を表現する演出がうまい
秒速とかが好きな人にとってはたぶん良い意味で
期待していた新海監督らしさを感じられるんじゃないかなと思いました
あとは花澤さんが幼い役ばかりが多いので、リアルな年齢のキャラに若干心配だったのですが、全然違和感なくむしろこっちの演技もいいなーと感激してしまいました。
ラスト10分からぐわっと迫ってくる展開に私の感情は耐えることができませんでした。
和歌による駆け引きも素敵でした。
映像も音楽も世界観も、全てにおいて透き通っていて、観終わった後に部屋に漂う空気は不思議な気持ちにさせてくれます。
一見の価値あり。
秒速5センチメートルもまだ観ていない人は、あわせてみておきたいところ。
新海さんの作品は長編よりも短編の方が好きです。
短編の方無駄なくコンパクトにまとまっていて、が表現したいことが
ストレートに伝わってきます。
この作品も秒速同様に胸がキュッと締め付けられるような切なさと
将来に対する希望が感じられます。
映画館には観に行っていないですが、これは観に行っても良かったかなと思っています。
(でも、映画館で観るにはちょっと上映時間が短いかな・・・・)
一度目に見落としていたディティールの作り込みも素晴らしいですが、東京の都心にここまで緑が美しい場所があるんだとうならされます。
ストーリーに触れていませんが、二人のやりとりの機微にも緑だけでなく、心も潤っていくようです。
緑まぶしく、やがて景色が変わり….こんなに美しい作品はありません。
これを言われるたびにグサっと、心を槍で刺されたような感覚がして、オイオイと泣いてしまう。
嘘ばかりの世界で、嘘のひとつとして生きる。そんな人には、つらい映画なのかもしれない。
だからこそ、とても印象に残り、また見たくなる。
本当の自分と向かい合うために。
心がざわめいて、号泣してしまいました。
こういう作品に出会えたことに感謝。
でも、秒速みたいな相変わらずの「尺の短い日常的なラブストーリー」なので、
味の濃い連ドラみたいなラブストーリーものに慣れてると肩透かしでしょうね(^^:)
休日に紅茶でもゆっくり飲みながら、軽く気持ちよくキュンキュンしたい時にオススメ♪
「アニメなんて・・・」と、思われてる方に是非みてもらいたいです。
今までの見方が変わると思います。
で、映像だけでなく、時間的には短いながらもしっかりしたストーリー展開。
ダラダラと間が長いだけで退屈させられる邦画が多いですが、この映画は違います。
そしてバックに使われてる音楽。綺麗な映像と共にすごく効果的に入ってきます。
極め付けは挿入歌の「Rain」。これって大江千里さんの曲じゃないですか。
昔、散々聞いていたのに最初は気が付きませんでした。
こんなに綺麗な曲だったっけ?!そう思われた同世代も多いのでは?(笑)
ともかく。。。45歳のおっさんですが、この映画はすごく楽しめました。
良い映画を作ってくれてありがとうございます。
だからこそ、私たちはこの人の作品に惹かれるのだと思う。
それに、今回の作品には秒速とは異なり、後にひかない清々しさがあった。
最初から最後まで内容の濃い作品。
見終わった後、雨に対する印象が変わるのは私だけではないと思う。
あと、主題歌の入り方使い方が抜群に上手い。選曲も。
この映画のおかげで雨が少し好きになりそうな気がします。
余韻が残る良い映画。
恐らく観てもらえば何が「あともう少し」なのかわかっていただけると思う。
観終わらなければわからない「あともう少し」。
でも気持ち的にはとても胸がいっぱいになれる、そんな作品でした。
優しく、時には激しく降る雨が2人の心を繋ぎます。
日本で生まれて、日本人に生まれて良かったと思える作品です。
この作品を好きな人と恋愛がしたくなる。今、そんな気持ちです。
それだけに、物語の詰めの甘さが残念でなりません。
以下ネタバレです。
二人は何度も会って親しくなっていき、やがてお弁当を交換したり、彼女は裸足の足に触れることを許したりするまでになっていきますが、それなのに、「名前も知らない」という設定は不自然に過ぎると思います。あり得ないでしょう。
ではお互いどう呼び合っているのか、その描写もないのです。
いくらロマンティックにしなければならないとはいえ、そこを避けてはリアリティがなくなります。
彼女の初対面の時の反応も不可解です。電車にも乗れなくなるくらいのイジメを受けていたのに、その学校の生徒と気づくのが遅いし警戒心も見せませんでした。
後半に描かれた彼女の背景を考えると合点がいきません。
恋の物語には、そんなリアリズムが根底に無いとダメだと私は感じました。
残念な映画でした…
秒速~のように、背景だけに力を入れ、重要な伏線などは全てキャラクターに喋らせています。
例えば雪野が味覚障害だと分かるようなシーンなどを描けば、物語に臨場感が出ると思いました。味覚障害という設定は雪野の台詞で始まり、それで終わりじまいなのにがっかりです。
次回もこの調子じゃ期待できませんね…
相変わらず絵は綺麗なので☆4
どれも心地良くて癒される映画でした。
他の方もおっしゃるように、こんなに良質な作品ならば45分と言わずに90分くらい見たかったですね。
先ほど知ったのですが、この作品はまだ公開中なんですね。
映画館にも観に行こうと思います。
人間は、たまにはああやってストレートに泣いたり、感情を爆発させないと生きていけないよな-と・・・。
絵の美しさだけじゃない、素敵な作品でした。
新海監督、有難うm(__)m
そしてまた、真摯な自身との対峙の道に未来を見つけ、生きることは掛け値なしに信じることだという一つのありようを知ってしまうならば、こどもといえどもその魂は時に純化した真実の生き様を生みだす。
そんな地平ではもう大人とか子供とか、年齢で単純に切り分けのできない人の持つ魂の混じり気のない美しさばかりがなににも負けることなくしっとりと輝く。
そんな空間と空間の偶然を重ねたような出会いが、もしももしも本当にあるとしたら、どんなにか人間と人間の出会いというものの美しさが際立つだろうか。
世俗的なことがらなど本当の邂逅の前には何の価値もないし見たくもない。
人と人があれば、それでいい。
一時間にも満たない短編の中に、美しい映像表現と合わせて監督はその一点を凝縮させた。
そしてまた、この映画は実写ではできない、アニメーションでなければできないのだ。優れた作品というものが持つ、特別な時空の一片はまぎれもなくここにある。
オススメ。
情景や、雨の描きかたは相変わらずの美しさで、凄くストーリーとマッチしていて感動しました。
さらに、46分を感じさせないストーリーといい流石新海誠監督だと思います。
この繊細な内面を表現できる人はそうそういないです。
小説みたいなアニメーションで少しもやもやする人もいるかと思いますが、見れば切なくも前向きになれますし、雨が好きになれそうな映画です。とてもオススメです!
僕は、ラストのドシャ降りの階段のシーンで必ず涙してしまいます。
BD購入後、毎週末観て、毎週泣いて、毎週初め雨上がりのような爽やかな空気のなか出勤してます。
是非、是非多くの方々に観てほしい!
俺は、これから毎年梅雨が来る度にこの作品を思い出すでしょう。
また、映像が綺麗でアニメだという事を忘れ、物語に引き込まれました。
人は傷つけたり、傷つけられたりして成長して行くんだと思い出させてくれた映画となりました。
仕事に疲れたら、また、見ちゃうかもしれません(^_^)
ひとつになったようで感動しました。
愛によって人は成長していく(キリッ)
前作の「星を追う子ども」はいったいどうしたんだ!って思ったけど、この作品を見て、新海テイスト健在を確認できた。
とことんデティールを追求した映像美、部分的に3Dを使っていても全く違和感を感じさせない技術、嫌味のないキャラクターデザイン・・・どれを取っても一級の秀作。
文学的な雰囲気もありながら、昨今のアニメにありがちな「難しい言葉を羅列して、監督が自己満足に浸る」という嫌らしさがない。
淡々とした流れだけ追求して、結局何が言いたいのかわからない日本映画的な作りというのは大嫌いだが、これはアニメならではの表現で、微妙な心情の移り変わりの見せ方がうまいので、しっかり入り込めた。
高校生に見えないという意見もあるが、このストーリーで子供じみたキャラクターにしてもしかたないので、その部分はコンセプトだろう。
主人公の声優さんがとても合っていたように思いました(^^)
出来るなら2時間ぐらいの長さで見てみたいですね。(笑)
正直言って特に目新しい題材でもないし、途中は冗長な部分もある。
ドリーマーとメンヘラという組み合わせも始めは反吐が出そうだった。
が、
徐々に分かる二人の背景と計算されているであろう心理描写からの
ラストの素直な気持ちのぶつけ合いがきちんと感動を呼ぶ。
もっと時間が長い方がいいって人は分かってない。これは短いからいいんだよ。
今までの感動ものとは違って罵倒をすることで涙を誘うのにとてもショック(良い意味で)を受けました。是非この作品を見るべき!
雨や土地の描写が素晴らしく、見終わった後しばらく感動の余韻に浸っていました。
個人的には、静かな夜に1人で見ることをおすすめします。
僕は、「秒速5センチメートル」も、「空の向こう、約束の場所」も、大好きですが、今作はとくに新海さん特有の景色の美しさがこれまでの作品よりも最大限に引き出されていた作品だと思います。
新海さんの作品はやっぱりSFとかよりも、現実味を帯びた作品のほうが好きですね。映像だけでなく、効果音の使い方がとても魅力的でもあります。
ただ雨が降ってるだけなのに、胸がいっぱいになってしまいます。
ほんとうに最高です^^
女性受けが凄い良さそうと見て思った