No.314 | ||||
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533mm五連装魚雷(初期型) | 魚雷 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | +1 | 雷装 | +8 | |
爆装 | 対空 | |||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | 回避 | +1 | ||
射程 | 短 | 装甲 | +1 | |
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可 搭載可能艦、入手方法 | ||||
改修更新 | ||||
533mm五連装魚雷(初期型) →*1 533mm五連装魚雷(後期型) | ||||
米国で開発され、広く実戦配備された標準的な対水上艦用魚雷兵装です。 初期においては、動作不良も多く、安定性を欠いていた本兵装ですが、 後期には不具合も解消され、対水上艦戦闘時において大きな戦果を挙げることになります。 |
ゲームにおいて
- 2018/12/25実装。2018年11月作戦報酬として1~500位に配布された。
- 性能は61cm三連装(酸素)魚雷に火力値が付いた程度。
- アメリカ駆逐艦に装備することで後述のように装備ボーナスが適用され61cm五連装(酸素)魚雷以上の性能になる。
火力+2,雷装+11,回避+1,装甲+1
- アメリカ駆逐艦に装備することで後述のように装備ボーナスが適用され61cm五連装(酸素)魚雷以上の性能になる。
- 533mm 三連装魚雷*2とは関係性はない。このサイズが当時の世界標準だっただけである。
入手方法について
- 2018年11月作戦報酬
- Fletcher、Johnston、Heywood L.E.改の初期装備
アップデート履歴
- 2019/01/22:改修可能になった。
- 2020/05/20:後期型が実装された。
- 2024/10/18:533mm五連装魚雷(後期型)へ更新可能になった。
装備ボーナスについて
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
- 対象艦は下記の通り。艦種該当艦は艦娘名一覧(艦種別)で確認を。
- 搭載一基ごとの単体ボーナスは、装備数を増やせば累積する。
- 他装備とのボーナスを持つ艦もいるが、それもまた別に加算される。
- 各ボーナス値は下表の通り。
※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら
装備 基本値 533mm五連装魚雷(初期型) 火力 雷装 累積 1 8 - 単体ボーナス↓ 加算値 装備 対象艦 火力 雷装 累積 533mm五連装魚雷(初期型) Samuel B.Roberts
Fletcher、Johnston
Heywood L.E.+1 +3 ◯
- 対応艦3隻は運がやや高めなので夜戦CIは狙いやすいが、夜戦火力は高くはない。
火力+2雷装+11ということで同改修度の61cm五連装(酸素)魚雷より1高い夜戦火力を実現できるが、汎用性の観点では他艦でも使えるあちらの方が上。- 魚魚カットインは威力1.5倍×2発なので、対応艦で使えば夜戦火力1の差以上にダメージ差は出る。
- 火力+2は昼戦でも効果が出るが、対応艦の昼火力は高い方とは言えないので補強程度の効果にとどまる。
魚雷性能比較表(装備最大値/魚雷上位早見表/テーブルより転送)
- 潜:潜水艦専用魚雷
- 全:水上艦・潜水艦両用魚雷
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
小ネタ
- 元ネタはアメリカ海軍のベンソン級以降の駆逐艦に搭載された21インチ5連装魚雷発射管と、そこに搭載された水上艦用魚雷(Mk.15魚雷)と思われる。
- 21インチ級の5連装発射管は他国ではイギリス海軍のI級駆逐艦やJ/K/N級駆逐艦等で採用されている。
- アメリカ駆逐艦はファラガット級から4連装発射管を採用していたが、マハン級以降雷撃能力を重視するあまり1600t級の船体に発射管を多数搭載してトップヘビーになる例が続出(グリッドレイ級、シムス級など)。
そのため砲撃戦重視への転換と重量軽減から5連装発射管を採用することになった。- ベンソン級では前級のシムス級の4連装3基から削減され5連装2基になったものの、発射管を艦の中心線に配置したことで片舷への最大発射数は増えた*3。
この配置は後のフレッチャー級~ギアリング級に至るまで踏襲されることになる。 - なお肝心のトップヘビーについては砲撃戦のために主砲を4門→5門に増やしたことや戦時中の対空火器増設によりほとんど改善されなかった。
この改善には船体を2000t級まで大型化したフレッチャー級まで待つ必要がある。
- ベンソン級では前級のシムス級の4連装3基から削減され5連装2基になったものの、発射管を艦の中心線に配置したことで片舷への最大発射数は増えた*3。
- Mk.15は1938年に開発された水上艦用魚雷で、大戦中に延べ9700発が製造された。
- Mk15はMk14より少し長いだけでほぼ同じもののため、同じ欠陥を持っていた。まあWW2の初期、どこの国のどの魚雷も欠陥だらけであったが
- 調停深度より深く走行し、当たっても起爆しない。だが欠陥が発覚するのは潜水艦より遅れた。水上戦闘の最中に魚雷が当たったかどうかは爆発で判定するしかなく、単に当たらなかったと判断されたからである。だがベラ湾夜戦で命中しても爆発しない魚雷があることがわかり、Mk15の欠陥がようやく判明し改良されたのであった。
とは言え現実的には中々厳しいから合計で後期2本あれば良さそうで、米駆逐2編成する可能性も見ておくならプラスで初期★10を2本持ってると対応の幅が広がりそうかな。って自分の中で結論した。 -- 2024-10-26 (土) 09:51:02