16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284

Last-modified: 2024-11-09 (土) 20:52:24
No.300
weapon300.png16inch Mk.I三連装砲改
+FCR type284
大口径主砲
装備ステータス
火力+23雷装
爆装対空+7
対潜索敵
命中+6回避+2
射程装甲+1
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可入手方法
改修更新
16inch Mk.I三連装砲*1 16inch Mk.I三連装砲+AFCT改*2 16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284
紅茶の国で建造されたビッグセブン、条約下時代に建造された16inch砲搭載超弩級戦艦ネルソン級。
その主兵装として、同艦前半部に集中配備された大口径三連装戦艦主砲の改良型です。
さらに同砲と連携する射撃管制レーダー284型を採用、精度の高いレーダー射撃も可能です。
ネルソン級や紅茶の国の戦艦で運用することで、高い戦闘力を期待できます。

ゲームにおいて

  • 41cm三連装砲改二から対空+1、命中+1、回避+2、装甲+1。装備ボーナス分含めて火力はほぼ同等。
    16inch三連装砲 Mk.7+GFCSとは火力-1、命中-1、対空+4、回避+1。装備者次第で火力は上回る。
    16inch三連装砲 Mk.6+GFCSとは火力命中が同値、対空+4、回避-1、装甲+1。
    • エンドコンテンツ級の戦艦砲に匹敵する性能を持つ。あれらより先に入手できれば主役級の主砲として活躍が期待できる。
    • 2023年1月現在ではこちらも改修可能となっている。
      16inch三連装砲 Mk.7+GFCS等の最上位級の主砲と比べると、ややネジ消費が軽く46cm三連装砲等の重い装備を消費しない点が強み。
  • 2023年12月現在において、(NelsonかRodneyのどちらかを所持していれば)*3恒常的に量産可能な大口径主砲としては最も命中が高い。
    支援艦隊で最高クラスの性能を持つQE級に火力ボーナスがあり、
    それを抜きにしても命中1位の16inch三連装砲 Mk.7+GFCSと比較しても-1止まりと十分に高性能であり、砲撃支援用に量産する候補の一角となる。

入手方法について

  • 2018年6,7月作戦報酬
  • 2018年初秋イベントE5甲乙作戦突破報酬
  • 改修更新

装備ボーナスについて

主要な大口径主砲の性能比較表(装備最大値/大口径主砲上位早見表/テーブルより転送)

性能比較表。長いので閉じています。
装備名火力対空命中回避装甲射程国籍入手方法改修備考追加
試製51cm三連装砲365-2-102超長任務、イベント-大和型、長門型改長門型改二のみ装備可編集
51cm連装砲3251-12超長イベント、改修、ランキング、任務大和型、長門型改長門型改二のみ装備可編集
試製51cm連装砲3051-1超長初期装備、イベント、ランキング、改修大和型、長門型改長門型改二のみ装備可編集
46cm三連装砲改27622超長改修、ランキング-編集
46cm三連装砲265超長開発、、改修、イベント-編集
試製46cm連装砲2341超長、イベント、ランキング-編集
41cm三連装砲改二2365任務、ランキング、改修航空戦艦に装備ボーナス。対空電探混載でボーナス(対空+2、回避+3)編集
41cm三連装砲改22641改修、ランキング-編集
試製41cm三連装砲2252初期装備、改修、イベント、ランキング-編集
41cm連装砲改二215512任務、ランキング、改修長門型改二、伊勢型航戦、扶桑型改二に装備ボーナス編集
41cm連装砲204開発、任務、初期装備-編集
35.6cm連装砲改四225412任務金剛型改二に装備ボーナス編集
35.6cm連装砲改三丙21334ランキング金剛型改二に装備ボーナス編集
35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)206432改修、任務、ランキング金剛型改二に装備ボーナス編集
35.6cm三連装砲改(ダズル迷彩仕様)19532ランキング金剛型改二に装備ボーナス。金剛改二、榛名改二のみ水上電探混載で火力ボーナス(+2)編集
試製35.6cm三連装砲1852改修、、イベント、ランキング-編集
35.6cm連装砲改二175522ランキング、任務金剛型、伊勢型、扶桑型に装備ボーナス編集
35.6cm連装砲改164322改修、ランキング、初期装備金剛型、伊勢型、扶桑型に装備ボーナス編集
35.6cm連装砲(ダズル迷彩)15511初期装備金剛型改二に装備ボーナス編集
35.6cm連装砲154開発、初期装備-編集
16inch三連装砲 Mk.7+GFCS243711改修-編集
16inch三連装砲 Mk.724341初期装備、イベント、ランキング-編集
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS233612ランキング米戦艦、高速戦艦に装備ボーナス編集
16inch三連装砲 Mk.6 mod.223232ランキング、初期装備米戦艦、高速戦艦に装備ボーナス編集
16inch三連装砲 Mk.622221ランキング、初期装備米戦艦に装備ボーナス編集
16inch Mk.VIII連装砲改216422ランキング、改修長門型、Colorado級、Nelson級に装備ボーナス編集
16inch Mk.V連装砲212212初期装備、ランキング、改修長門型、Colorado級、Nelson級に装備ボーナス編集
16inch Mk.I連装砲20111初期装備、ランキング長門型、Colorado級、Nelson級に装備ボーナス編集
14inch/45 三連装砲191ランキング戦艦級に装備ボーナス編集
14inch/45 連装砲1611ランキング戦艦級に装備ボーナス編集
38cm四連装砲改 deux24541ランキングRichelieu級に装備ボーナス編集
38cm四連装砲改22231初期装備、改修Richelieu級に装備ボーナス編集
381mm/50 三連装砲改214-1-1超長初期装備、改修、イベント-編集
320mm/44 三連装砲16211初期装備-伊戦艦、Гангутに装備ボーナス編集
320mm/44 連装砲15121初期装備-伊戦艦、Гангутに装備ボーナス編集
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284237621イベント、ランキング、改修英戦艦、金剛型改二に装備ボーナス編集
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改2241初期装備、ランキング、改修英戦艦、金剛型改二に装備ボーナス編集
16inch Mk.I三連装砲2121初期装備、ランキング、開発英戦艦、金剛型改二に装備ボーナス編集
38.1cm Mk.I/N連装砲改1932改修、ランキング-編集
30.5cm三連装砲改173311初期装備Гангутに高いフィット補正有編集
38cm連装砲改1723初期装備-編集
  • 本表による固有ステータスの他、積載艦個別のフィット・過積載補正による命中補正(-16+10程度)がある
  • 薄桃色は海外艦装備
  • 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと

アップデート履歴

小ネタ

  • 16inch Mk.I三連装砲(+20連装7inch UP Rocket Launchers)と284型射撃管制レーダーのセット。
    • 主砲についての詳細は16inch Mk.I三連装砲を参照。
    • 主砲砲室上部に搭載されたロケットランチャーについての詳細は20連装7inch UP Rocket Launchersを参照。
      • 戦艦ネルソンでは1940年8月から1942年3月までの間、このロケットランチャーがB(2番)砲塔とX(3番)砲塔の上部に2基ずつ設置されていた。
      • しかしこれらはいささか英国面が強すぎた兵器だったので1942年に撤去され、代わりにB砲塔にはポンポン砲が、X砲塔にはエリコン20mm機関砲が設置された。

  • 元ネタはイギリス海軍の「284型射撃管制レーダー」(Type 284 radar)。装備イラストには一切描かれていないが・・・
    • FCRとは「Fire Control Radar」の略称であり「射撃管制レーダー」と訳される。*4
    • 284型射撃管制レーダーは1940年に開発された周波数600MHz(波長50cm)のパルス波を用いる対水上用の射撃管制レーダーで、戦艦や巡洋艦の主砲射撃管制システムに組み込まれて使用された。
      • レーダー室にいる操作員が表示装置(Aスコープ)の測距パネルから読み取った距離を入力すると、その距離がAFCT(射撃コンピューター)を囲む射撃管制チームの元へ送信されるようになっていた。
      • 当時のレーダーは射撃指揮装置と電気的に接続されておらず、標的の選択も距離の読み取りや射撃指揮装置への入力も人の手によって行われていた。
    • 1940年4月、英海軍は波長50cmの電波を用いて対空射撃用の射撃管制レーダーを開発していたが、その技術を元に対水上用として開発されたのが284型射撃管制レーダーである。*5
      • アンテナは対水上用に開発された幅6.4m×高さ0.76mのパラボリック・シリンダー型*6
        それが送受信別で計2基、艦橋上部の方位盤がある場所(Director Control Tower)の前面や上部に設置された。*7
    • 1940年6月に戦艦ネルソンで試作型の試験が行われ、結果良好であったためすぐに増産が指示されたという。
    • 1940年12月、初期型が初めて戦艦キング・ジョージ5世に搭載された。
      • 出力は25kW、探知距離は戦艦に対して23km。距離精度は±110mで、誤差は測距儀の1/9。昼夜を問わず、北海の霧の中でも有効であった。*8
      • 方位精度は±1~5度程度で、この時点ではレーダー射撃を行うには能力不足であった。
    • 1941年5月18日~27日のライン演習作戦~ビスマルク追撃戦では、戦艦ビスマルクの捜索や同艦への触接、砲撃において活躍した。*9
      • しかし探知距離や方向精度の不足が指摘され、同年7月には更なる改良の指示が出されることとなった(ちなみにBL16inch Mk.I海軍砲の最大射程はおよそ36kmである)。
    • その後1942年にかけて改良型のM型(改一に相当)やP型(改二に相当)が登場し、艦隊に配備された。*10
      • 周波数は580~610MHzの範囲から選択できるようになり、他のレーダーとの干渉やジャミングを避けることも可能となった。
      • 出力は60kWに強化され、探知距離は戦艦に対して27kmまで伸びた。出力はその後も段階的に強化され、最大で150kWになった。*11
      • アンテナは送受信兼用で1基となり、送信波を左右にローブ・スイッチングする*12ことによって方位精度も±0.1度と(当時としては)大幅に改善された。
    • 1943年には精密測距パネル(Precision Ranging Panel)が導入されて距離精度は±23mになった。
    • 1943年12月26日の北岬沖海戦でも逃走する戦艦シャルンホルストの機関室に主砲弾を命中させるなど同艦の撃沈に貢献した。
    • 1943年以降はレンドリース法によってソ連にも供給され、ソ連海軍では一部の戦艦や巡洋艦、さらには一部の駆逐艦にも装備されたという。*13

この装備についてのコメント

  • ネルソンは旗艦でもう一基は46三連装改だし、ウォ様は別の砲で間に合うから、コレは一基だけ★maxにしとけばいいや…とずっと思ってたが、とうとう妹が来て状況が変わるな…タッチも姉妹一緒だとさらに倍率上がりそう -- 2023-09-01 (金) 10:08:47
  • ネルソンとロドニーを同時に出すなら星MAX3本欲しいね -- 2023-09-16 (土) 13:49:07
  • ネルソン・ロドネーにマックス持たせたいよなあ。 -- 2023-10-07 (土) 04:35:30
  • ねるねる砲の命中って累積するっけ?284をMAXにしたので、AFCTを284にしてネルロド2丁持ちの計画。 -- 2023-11-10 (金) 20:05:48
  • 今まず1機作成中なんだけど、他にやりたいのもあるからとりあえず更新だけでいい? -- 2023-11-14 (火) 00:04:48
    • 更新だけでいい。大口径主砲は支援艦隊運用で重要度高めてるから、★付けるのは本隊の搭載先を決めてからでいい(なお装備ボーナス含め一番使いそうなNelson改はマイナスフィット無いので46㎝改★max2本でもいい) -- 2023-11-24 (金) 18:12:23
  • ★9と★無しを1本ずつ作成して、3本目を作成中。支援での使用メインだけどジェネリックmk7+GFCSとして活躍してもらう予定。 -- 2023-11-24 (金) 18:19:07
  • さりげなく、これを使ったネルソンタッチにテコ入れをする、もしくはこれを装備したネルソンとロドニーに新しい特殊砲撃を実装するって告知があったな 支援用としても性能高いけど、本隊用も準備しなきゃいけなくなったな -- 2023-11-28 (火) 21:27:54
    • 主砲の側から特殊砲撃のテコ入れしてくれるというのなら4スロの戦艦には都合がいいな。電探は外すことあるけど、主砲はメイン火力になるならまず外せないし -- 2023-11-28 (火) 21:37:52
  • 支援用に41cm三連装砲改二を複数用意済みだけどこっちの方が量産しやすいし優秀だな。 -- 2023-12-01 (金) 19:41:00
  • 改修したいが手が回らない -- 2023-12-14 (木) 15:15:35
  • ロドニーで運用する分のこれが1つ出来上がった。これでいつ特殊砲撃に上方修正が来ようが大丈夫だ。 -- 2023-12-19 (火) 22:05:46
  • 基礎性能だとアイオワ砲に負けるけどコストが段違いだから 後追いが今から支援用砲を作るならこっちの方がいいかも -- 2024-01-10 (水) 17:04:41
    • 支援女王に火力ボーナスあるのも嬉しいところ -- 2024-01-10 (水) 17:55:52
    • ネジ消費だけ見ても65%に抑えられるのは凄いな -- 2024-01-13 (土) 05:02:20
      • ネルソン級がいれば量産可能なのは否定しないけれど、砲撃支援艦用に複数用意する場合、AFCT付きからでないとアイオワ砲→アイオワ砲GFCSよりも安く揃えられないんでない? -- 2024-01-13 (土) 12:18:09
    • こっちはネルソン級いれば量産できるけどアイオワ砲はそもそも作れんしな。 -- 2024-01-13 (土) 11:55:35
  • 支援砲用だけならアイオワ砲頑張って作る方が良いけど、ネルソンタッチ上方告知と合わせると、汎用性的にこれ叩くべきだな。ネルソンはもちろん、ほとんどの戦艦で雑に強いし、コストもダコタ砲並に安い。更新前の消費は、使わない時に支援に回せるって点でノーカンみたいなもんだし、後発提督の場合41系列はダコタ砲に半端な☆つけるよりこれ一つMAXまで叩くのがコスパ良さそう。 -- 2024-01-22 (月) 13:00:59
  • 史実のポンコツぶり(6割くらい英国ロケランのせい)考えると、ありえないほどみんなから頼りにされてる -- 2024-03-21 (木) 21:19:46
    • ロドニー「なんでや!史実じゃこの砲でビスマルクぼこった実績があるやろ!」 -- 2024-03-30 (土) 05:03:20
  • 支援にこれを複数持ってる人って、無印からチクチク叩く(orサブネルソン掘りまくって+AFCT改から叩く)ってことでおk? -- 2024-06-30 (日) 19:33:15
    • おk 無印からだと消費が重く、他の砲の方が良いかもしれないから手持ちの確認と計算してからね -- 2024-06-30 (日) 19:39:23
    • ワイはネルソンとロドニーが持ってきたAFCTから☆MAXを二つ作ったよ -- 2024-07-13 (土) 14:33:09
      • やりま…え、これを作るだけでなく 最大改修を2つも作ったの?や、やりますねぇ! -- 2024-07-13 (土) 15:01:02
  • そのうち射撃管制レーダー284型も実装されるかもな -- 2024-08-11 (日) 17:50:45

*1 新型砲熕兵装資材1個が必要
*2 新型砲熕兵装資材1個、新型兵装資材2個が必要
*3 16inch Mk.I三連装砲がNelson級旗艦で開発可能
*4 射撃管制レーダーとは捜索(早期警戒)レーダーよりも高い距離精度と方位精度を持ち、射撃指揮に必要な標的の距離と方位(対空用は+高度)を測定するためのレーダーである。
*5 ちなみにこのとき対空射撃管制レーダーとして完成したのが「282型射撃管制レーダー」(ポンポン砲など機関砲の射撃管制用)。この282型以降に開発された英海軍の50cmレーダーには、284型の他にも「285型射撃管制レーダー」(大型艦の高角砲や小型艦の主砲の射撃管制用)や「283型射撃管制レーダー」(機関砲の射撃管制用)がある。282型や283型、285型のアンテナには複数の八木・宇田アンテナを横に並べたものが使用されている。
*6 横方向は直線で縦方向のみ放物曲線に曲げられた金属板。その反射器の内側には多数のダイポールアンテナが横一列に並べられていた。ちなみにその外見から"pig-trough"(豚の餌箱)と形容されていたという。
*7 http://www.hmshood.com/ship/radar.htm
*8 一方日本は光学式測距儀の距離精度向上に努め、15m二重測距儀を作り上げた。
*9 その頃、我が国では陸上用の対空見張用電探である「二式一号電波探信儀一型」(11号電探)の研究が行われていた。
*10 我が国では1941年12月8日に宣戦布告。その前後には21号電探や22号電探の開発が始まり、ミッドウェー海戦の前後には伊勢や日向などで搭載試験が行われていた。
*11 ちなみに我が国の21号電探は5kWである。
*12 左右に僅かに角度をつけた2つの送信波を交互に発射(ローブ・スイッチング)して、標的から返ってきた2つの反射波をAスコープに重ねて表示し、2つの強度が等しくなる方向を探すこと(等感度方式)で標的の方向を求める。
*13 しかしその頃には、ドイツ海軍の水上艦隊はほとんど活動を行っていない状態であった。