テレ東・大橋未歩アナ、脳梗塞の一部始終を初告白「死ぬかもという怖さあった」

2013年11月20日 06時00分 (2013年11月20日 09時14分 更新)

11月25日放送のテレビ東京系『主治医が見つかる診療所』2時間スペシャルにゲスト出演する大橋未歩アナウンサー。「全国の脳卒中患者を少しでも減らすための一助になれれば」と自身の経験を初告白する

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 今年1月に34歳の若さで脳梗塞を発症し、療養と治療を経て9月に職場復帰したテレビ東京の大橋未歩アナウンサーが、同局の『主治医が見つかる診療所』2時間スペシャル(25日放送 後7:54~9:54)で、その一部始終をテレビで初告白する。大橋アナは「皆様のあたたかい励ましのおかげで復帰後2ヶ月をつつがなく終えることができ大変感謝しています。番組出演を決めたのは、あたたかいメッセージを下さり自分自身を支えてくれた社会へ何かの形で御礼ができないかと考えていた」と胸中を語っている。

レギュラー番組の続々復帰

 さまざまな専門分野の現役医師を招き、医療・健康にまつわる情報をわかりやすく解説する同番組。25日放送回のテーマは「脳卒中」。脳梗塞やくも膜下出血など、ひとたび発症すれば命に関わる。

 大橋アナは、発症が夜で就寝前に顔を洗っている時、左手の感覚に異常が生じ、その後倒れ込んでしまい、たまたま夫が近くにいたことで迅速に救急搬送された。本人は当時について「自分ひとりでは大事にしたくないという思いから救急車を呼ばなかったかもしれない、あるいは呼ぼうとしても呼べなかったかもしれない」と振り返った。

 「今は以前よりも元気です」と笑顔を見せながらも、発症した時には「死ぬかもしれないという怖さがあった」と大橋アナ。今回の2時間SPでは、脳卒中発症の際に確認するべき、重要な要素を示すキーワード「FAST」について特集。これは、F=FACE(顔)、A=ARMS(腕)、S=SPEECH(話し方)、T=TIME(時間)をつなげたもの。脳卒中を発症すると、顔や腕、話し方に変異が現れ、時間が勝負になることを表している。

 大橋アナも「入院中のベッドで初めて『FAST』のことを知りましたが、あまりに自分が経験した症状と合致していたので驚きました。このアルファベット4文字が患者自身や患者のご家族の人生を左右するかもしれません。ぜひ、ご家族でご覧いただければと思います」と訴えた。番組では、実際に「FAST」で命が助かった方の体験談なども交え、具体的な対処法も紹介する。
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