エベレスト挑戦に暗雲? イモトアヤコに渦巻く批判

2013年11月13日 10時26分 (2013年11月13日 21時04分 更新)
 お笑いタレントのイモトアヤコ(27)が標高世界8位のヒマラヤ山脈マナスル(8163メートル)の登頂に成功。来年はついに世界最高峰エベレストに挑戦するらしい。
 日本テレビ系のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」の企画とはいえ、ネット上では<すごい!><しょせん金の力だ>と賛否両論が巻き起こっている。
「登山家の三浦雄一郎さんが80歳でエベレスト登頂に成功した時、かかった費用は1億5000万円などと報じられました。今回のイモトさんの登頂も、それに近い数千万円単位のお金がかかっていることは間違いありません。三浦さんのシェルパは18人で、イモトさんは13人。さらに業界では知られた国際山岳ガイドや国際山岳医をそろえるなど、サポートの充実ぶりは三浦さんにヒケを取りません」(山岳関係者)
 だからテレビ局にお膳立てされた登頂にすぎない、という批判が渦巻くわけだ。「イモトの場合は筋力より金力」なんてうまい書き込みもあったが、8000メートルなんて、お膳立てされても、そうそう登れないだろう。そもそもイモトは、本人も言っているようにアルピニストじゃない。
「すっかり登山家扱いされ、それで批判されることに、番組スタッフも苦慮しているようです。イモトの登山は20%近い視聴率を取るキラーコンテンツ。スポンサーも付きやすい。万全を期すから費用もかかるんですが、昨年のマッターホルン登頂でヘリで下山したら、<それは登山じゃない>みたいな批判が起きた。いちいち目くじらを立てられても、ねえ。エベレスト登頂に向けて妙な横ヤリが入らなければいいんですが……」(日テレ関係者)
 イモトは09年のキリマンジャロ登頂から、モンブラン→アコンカグア→マッターホルン→マナスルと、実績は並の登山家を超えている。すごいからこそやっかみもすごいんだろうが、“山”はなかなか険しそうだ。
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