騙されるな!「偽装飲食店」の怪し~いキャッチフレーズ3種

2013年11月13日 15時00分 (2013年11月13日 20時11分 更新)


全国各地のホテルや百貨店で、偽装表示問題が相次いでいます。これだけ連日の報道があると、「一体、何を信用していいのやら」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
そこで当記事では、自腹覆面レストラン評論家・友里征耶さんの著書『グルメの真実』をもとに、行ってはいけないインチキ店の見分け方をお届けしたいと思います。
雑誌やテレビ等のメディアでこんなふうに紹介されているお店には要注意! 以下の3種類のキャッチフレーズに引っかかったことはありませんか?

■1:有名シェフが通う店
“有名シェフが通う店”特集を雑誌でよく見かけますよね。「あのシェフもうなった」「●●料理長も太鼓判」といったキャッチフレーズを見ると、「一流の料理人が認めているのだから、さぞ美味しいに違いない」と思わされる人が多いはず。
ところが、自店の厨房の仕事に追われているはずの有名シェフは、いろいろなお店の食べ歩きなどできません。ですから、この手の企画では、実際に食べていないお店の料理を推薦しているおそれがあるのです。インチキかどうかの見抜き方について、友里さんは著書で以下のように述べています。
「この手の特集企画を目にしたら、まずその有名シェフの店の定休日と推薦している店の営業日をチェックしてみてください。結構両店とも定休日が被っている(つまりそのシェフは営業時間中に訪問できない)ケースも多いのではないでしょうか。ほとんど行ったこともない店を義理で推薦している場合も多いのです」
定休日が被っていたら、怪しいと思ったほうがよさそうです。

■2:文化人、芸能人、業界人、在日大使がお忍びで通う店
“有名人がお忍びで通う店”というキャッチフレーズを見聞きすると、ミーハー根性がくすぐられる人も多いのでは?
でも、有名人だからといって、舌が肥えているとは限りませんよね。こういうキャッチフレーズのお店の実態はというと……?
「簡単に言えば、彼らが屯するこの手の店は、彼らにとって“居心地がよい”だけ。文化人には“○○せんせ~い”、業界人には“○○ちゃ~ん”と呼んで自尊心をくすぐる営業上手な店主がいるだけ。
もしくは内緒のお相手を持ち込んでも外部にわからない店だということ。料理が美味しい店として彼らが選んでいるのではないことをご理解ください」
一般人が訪問しても、期待したほどの料理は味わえそうにありませんね。

■3:看板のない店、暗証番号が必要な店
見つけるのが困難だったり、入店に制限があったりすると、「お客を呼び込まなくてもいいくらいなのだから、さぞ美味しいのだろう」と勝手に想像力が働いてしまうもの。
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