<白斑症状>カネボウ以外でも相談52件 消費者庁

2013年8月22日 19時40分 (2013年8月22日 22時23分 更新)
 カネボウ化粧品の美白化粧品を使った人の肌がまだらに白くなる「白斑」の健康被害が出ている問題に絡み、消費者庁の阿南久長官は22日の定例記者会見で、カネボウ以外のメーカーの化粧品を使って白斑症状が出たという相談が8月15日現在で52件あったと公表した。全国の消費生活センターなどに寄せられた生活上の事故や相談情報を集約する「事故情報データバンク」の情報をまとめた。同庁は52件分の情報を既に厚生労働省に提出し、分析を依頼した。

 同庁によると、52件は、顔や首に「白いしみができた」「色が抜けた」などの白斑症状を訴え、かつ、商品のメーカー名がカネボウ以外と判明しているもの。同庁は個別のケースについて症状の確認をしていないため、メーカー名は公表していない。不安を訴えているだけの相談は含めていない。

 52件の大半が、カネボウが自主回収を公表した7月4日以降の相談という。【大迫麻記子】
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