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【埼玉】

寄居でメガソーラー始動 県内最大級 来月に本格発電

県営最終処分場跡地で竣工したメガソーラー=寄居町で

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 寄居町三ケ山の県営最終処分場跡地で建設中だったメガソーラー(大規模太陽光発電施設)の竣工(しゅんこう)式が十一日、現地で開かれた。県によると、約一カ月間の試運転の後、本格的に発電を始める。発電出力は約二・六メガワットで県内最大級という。

 ごみを埋め立てた跡地は約五・七ヘクタールで、年間発電量は、住宅約七百七十戸相当の約二百七十八万キロワット時を見込む。県が貸し付けた跡地にLPガス販売会社「サイサン」(さいたま市大宮区)がメガソーラーを建設し、運営も同社が担当する。

 サイサンは発電量に応じ、年間約四百万円を地元に寄付する。町や自治会、NPO法人などを想定していて、町が今後、寄付先を検討する。

 寄居町では、ホンダが今年中に工場に約二・六メガワットのメガソーラーを設置する方針。今回の施設と合計すると約五メガワットになり、上田清司知事は竣工式で「寄居は国内最大級の太陽光発電のまちになる」とあいさつした。(宮本隆康)

 

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