川村健一
サスティナブルコミュニティ研究所 所長
そこに住む人たちが主役となる、世界の様々な場所でのまちづくりの実例をご紹介します。
アラスカ州在住のネーチャーガイド兼写真家の河内牧栄さんが、現地での暮らしや北極圏の旅を通して体験したことや感じたことをレポート。
チベットの草原に芽生える小さな森。遊牧民の家畜であるヤク牛のふんを養分に、高山植物が新芽を出した。自然に神が宿ると信じる草原の民は、大地を荒らすことなく、伝統的な暮らしを続けてきた。しかし近年、気候変動や人間の活動が原因で、草原が急速に砂漠化した。