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豪華客船「シルバー・ウィスパー」の旅<その2>終日クルージング 船内をぐるりと散歩 1日の過ごし方を考えるのも楽しい

楽しめる施設と、楽しむ施設

 屋久島をめざし、本日は終日クルージング。朝食はルームサービスにしてみた。シルバー・ウィスパーでは前日の23時までにオーダーシートをドアの外側にかけておけば、指定した時間にルームサービスできる。アラカルトでチョイスするのだが、メニューが豊富。通常ヨーロッパで航行して、欧米人の食事量が基準なのだろうかボリューム満点。和朝食のオーダーもOKだった。

 本日は曇り。水平線から昇る朝日を見たかったのだが、残念。今日は船内を探検してみることに…。プールやジャグジー、それにグリルがある8階デッキの上はジョギングコースで、ジャージ姿の男性が2名黙々と走っていた。5周すると1マイルになるそうだ。コースの船尾にはゴルフの練習ネットとクラブも用意されていた。最上階の10階には美容室、スパ、フィットネスセンターと船首からの眺望が抜群の「オブザベーション・ラウンジ」がある。

 それにしても今日は寒い。風も強かったので、8階の図書室へ向かった。書籍の他に部屋で鑑賞できるようDVDもたくさんあった。自由に使えるコンピュータセンターも隣接している。パノラマラウンジでコーヒータイムして、朝と昼はビュッフェスタイルで食事ができるイタリアンレストラン「ラ・テラッツァ」がある7階へ。この階にはカードルームとシガールームがある。また、ビンテージワインに合った食事ができるレストラン「ル・シャンパン」もこの階にある。ここだけが唯一有料だ。6階は広いショーラウンジ。そして5階には夜のひとときが楽しめる「ザ・バー」と、シルバー・ウィスパーのロゴ入りパーカーなども販売しているブティックがある。支払いは自分のクレジットカードをキーカードに登録するか、現金(ドル)で買い物できる。向かいにはカジノがあった。そして4階にはメインダイニング「ザ・レストラン」がある。

 本日のドレスコードはフォーマル。ナイトショーの後藤泉さんピアノリサイタルが楽しみだ。

知

10階「オブザベーション・ラウンジ」からの眺め。今日は風も強く、天候も悪いので波が高く、多少の揺れは感じたが、気分を悪くするほどではなかった。部屋のモニターの1チャンネルには、このアングルが映し出されている。

知

後部左舷の階段。下に見えるソファは4階「ザ・レストラン」入り口横にあたる。階段ルームは3カ所あるが、手すりはすべて木製で曲線と直線がうまくデザインされていて美しい。

知

カードルームは7階にあるが、今回乗船した人には興味がないのか、それとも日本人には馴染みが薄いのか、手持ち無沙汰のような感じだった。

旅だよりフォト

取材担当者から

通常の船内はどんな服装でもよいのだが、17時を過ぎると「エレガンス・カジュアル」とか「フォーマル」とか、今日のドレスコードが毎朝届けられる船内新聞に記されている。見逃すとレストランにも行けない(?)。でも船内すべての人がドレスアップされていると「これが船旅」という感じがして、雰囲気が楽しめたのは事実。久し振りに着用したタキシードがキツくて、ディナーは控えめにしなければならなかったことが残念だった。

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