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【東京新聞フォーラム】

日本のエネルギーの未来図―ドイツの経験から何を学ぶか

 福島第一原発事故を機に、ドイツは脱原子力政策を加速し、22年までの原発全廃を決めた。その敏感な反応に、事故の当事者である私たち日本人は驚いた。「日本ではなくて、ドイツが・・」「資源の乏しいモノ作り大国が原発を本当にやめられるのか・・」
 事故から2年。国、自治体、電力会社、政界、経済界の駆け引きの中で、日本社会は未だ3・11後の明確なエネルギー計画のビジョンを描けない。しかしドイツは2050年までに総電力の80%を再生可能エネルギーでまかなうという目標に向かってまい進し、それは既に原発の発電量を超えた。その一方で再生可能エネルギー拡大のコストに対する懸念も高まり、ドイツ国内の政治争点となっている。
 ドイツはなぜ「脱原発」を決めたのか?
 ドイツ同様に技術大国を自負する日本が、行き詰ったエネルギー戦略をどう切り拓くのか ― ドイツの現況を検証しながら、日本の未来図を考える。

日時

2013年5月16日(木)午後3時〜午後5時(午後2時30分開場)

会場

ドイツ文化会館ホール

東京都港区赤坂7−5−56

第1部 基調講演「脱原発国家ドイツ〜再生可能エネルギー拡大の現状と問題点」

熊谷徹氏

講師:熊谷徹氏

くまがい・とおる 1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン支局勤務中にベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリ ストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。著書に「ドイツの憂鬱」、「新生ドイツの挑戦」(丸善ライブラリー)、「あっぱれ技術大国ドイツ」、「ドイツ病に学べ」、「住まなきゃわからないドイツ」、「びっくり先進国ドイツ」「顔のない男・東ドイツ最強スパイの栄光と挫折」(新潮社)、「なぜメルケルは『転向』したのか・ドイツ原子力40年戦争の真実」(日経BP)、「脱原発を決めたドイツの挑戦・再生可能エネルギー大国への道」(角川SSC新書)など多数。「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム奨励賞受賞。
熊谷徹ホームページ: http://www.tkumagai.de

第2部 インタビュー「脱原発へのロードマップは描けるか?」 〜質疑応答

熊谷徹氏+井上能行 東京新聞編集委員(福島特別支局駐在)

定員

250人(聴講無料)

お申し込みされた方には、聴講券を送ります。なお、申し込み多数の場合は抽選のうえ、聴講券の発送をもって、発表に代えさせていただきます。

申し込み(インターネット・はがき)

インターネットでのご応募

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はがきでのご応募

はがきに以下の内容をご記入のうえ、下記あて先までお送りください。
郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、聴講希望人数:「1人」または「2人」のいずれかを明記、
〒100−8505(住所は記入不要)
東京新聞事業局企画事業部「エネルギーの未来図」係 4月30日(火)消印有効

主催

東京新聞・東京中日スポーツ

後援

東京ドイツ文化センター

問い合せ

[東京新聞事業局企画事業部]

電話03−6910−2509(平日午前10時〜午後6時)