「港区歴史文化講座『秀忠・お江でたどる』」　コーディネーターまとめ

　開催当日は大震災から二カ月と十日を過ぎた日でした。原発事故も被災者の暮らしも依然深刻な状態が続いていますが、そんな不安な日々にあって開会前から多くの方がみえられ、何人かから「楽しみにしていました」と声をかけられたのはうれしい限りでした。

　パネリスト三人の討論は人気脚本家田渕久美子さんの「江」にまつわる秘話などもあって、終始拍手と笑いに包まれ、事後のアンケートも好評でした。被災地の苦労を決して忘れてはなりませんが、一方で活気ある日々を取り戻すには笑いや楽しいイベントも大切です。本会がその一助になれたなら幸いです。