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【千葉】

上総地域新茶摘み きょう八十八夜

茶畑で始まった新芽の手摘み=袖ケ浦市で

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 きょう二日は八十八夜。上総地域の丘陵部にある茶畑では、新芽の手摘みが始まっている。今年は春から暖かい日が続き、新芽の生育は順調で例年より一週間ほど早いという。

 袖ケ浦市下泉の武井製茶工場の茶畑では、女性らが四、五センチに成長した新芽を摘んで、大きな竹のかごに次々と入れた。

 経営者の武井公一さん(63)は「四月二十三日から摘み取りを始めて加工していますが、個人的に実施した検査でも放射性セシウムは検出されていません。県の検査でも、間もなく基準値以下が確認されるはず。連休中には新茶が販売できそうです」と話す。

 五月末までが新茶。袖ケ浦市内では約二十ヘクタールの茶畑があり、武井さんのほかに二軒の製茶工場がある。いずれの工場もこれから、新茶の加工や木更津、市原両市の周辺農家が持ち込む茶葉の製茶などで忙しいシーズンを迎える。(福原康哲)

 

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