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【渡良瀬有情】

2006年度

2006年度

 1997年4月にホームページの「続・渡良瀬有情」がスタートして、10年目を迎えました。04年11月に「渡良瀬の色」に題名を変更しとうとう今月で最終回です。渡良瀬川の自然と人間の営みに魅了されて17年。月日の流れの早さを実感します。

2005年度

2005年度

 早春の渡良瀬遊水地は、移動性低気圧が次々に通り過ぎて雨の日が多くなった。歳時記では春雨といい、しとしとと降る細かい雨である。木の芽や花や植物の成長を促す。枯れ枝にびっしりと水滴が付いた情景は美しい。特に逆光で見るとキラキラと輝き、まるで雨の花が咲いたよう。

2004年度

2004年度

 浅間山(2568メートル)が昨年9月1日に噴火して半年が過ぎた。気象庁は同山の火山活動は活発な状態が続き、六段階評価(0ー5)の火山活動度をレベル3(山頂火口で小〜中噴火が発生する可能性がある)と発表している。

2003年度

2003年度

 北海道・中標津町に暮らす写真家の久保敬親さんが、渡良瀬遊水地に初めて訪れた。久保さんは日本の自然環境に視点を置いて、野鳥と動物たちが命をはぐくむ姿を、感動的な映像で撮り続けている。狙いはハイイロチュウヒだった。

2002年度

2002年度

 栃木県佐野、群馬県館林両市の「渡良瀬川にサケを放す会」(広瀬武代表)は先月23日、館林市大島町の渡良瀬川にサケの稚魚約2万匹を放流した。家族連れなど約300人の参加者は、自分で育てた体長5センチほどの稚魚を「元気に戻って来いよ」と声をかけながら見送った。

2001年度

2001年度

 渡良瀬遊水地で先月、猛きん類のミサゴを追った。水中に飛び込んで魚を捕る豪快な狩りを見たいと思った。日本野鳥の会茨城支部の一色安義さんによると「数年前から越冬で飛来し、今年は3羽いる。2羽は谷中湖周辺で、1羽は第三貯水池」という。以前は秋の一時期に滞在するだけだったが、ミサゴは豊かな遊水地の自然環境に適応したのだろうか。

2000年度

2000年度

 40年後に渡良瀬遊水地にコウノトリを生息させる事を目標とする、わたらせ未来基金の発足会が11日、藤岡町遊水池会館で開かれ50名が参加。昨年5月と今年1月の渡良瀬遊水池シンポジウムで提案された国土交通省のグラウンドデザイン、住民協議会のエコミュ−ジアム・プラン、飯島博さんのわたらせ未来プロジェクトの共通点を具体的に実現するために、住民の会をまず発足させた。

1999年度

1999年度

 渡良瀬遊水地は春の装いを見せ始め、自然の息吹が心地好く感じられる季節を迎えている。今年は“2000年の春”という数字の響きで、見慣れた風景が何故か新鮮に思えるから不思議だ。

1998年度

1998年度

 渡良瀬遊水地をエコミュージアム(自然博物館)にする計画を提案した、市民団体「渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会」(高松健比古代表世話人)が先月11日、藤岡町遊水池会館で、意見交換会を開催した。

1997年度

1997年度

 渡良瀬遊水地は、再び川霧の季節を迎えた。ヒバリやホオジロが声高らかにさえずり、キジの鳴く声も響き渡る。晩秋の霧とひと味違う趣で、アシ原が川霧に包まれる。今月末まで。朝の一瞬のドラマを求めて、大勢の写真愛好家が集まる。ビューポイントは遊水池西側の旧谷中村合同慰霊碑前の土手。