江戸東京たてもの園『前川國男の自邸』
2013年4月21日
かねてからずっと気になっていた『江戸東京たてもの園』
前川國男の自邸にやってきました。
前川國男は、日本の近代建築の巨匠です。
かの有名な建築家ルコルビジェの弟子であり、丹下健三さんの師匠であります。
この自邸が建てられたのは、昭和17年。
戦時中の物資不足の時に建てられたものなので、ほとんど木材しか使えなかったようです。
建築面積にも制限があったため、すごく広い家ではないのですが、
吹き抜けがとても気持ちよく広々とした印象です。
木の格子がとても素敵です。
日本ならではのモダンといった感じで暖かみを感じます。
照明はイサムノグチ。
白いキッチン。シンプルで可愛いです。
昭和17年の日本の住宅には見えないですよね。
家具も可愛いです。
ベッドルーム
障子がモダンに見えます。
暖房はすべて右下に映っているヒーターが家のあちこちにありました。
バスルーム。何度も言いますが昭和17年のバスルーム。
このモダンさにはビックリです。
黒いタイルなのに嫌らしい感じがしません。
窓のさっしも少し変わっていてお洒落ですね。
たぶん訪れた誰もが「住みたい...」と思うような家ではないでしょうか。
西洋の真似ではなく、日本的な暖かみのあるモダンな空間は、私の理想的空間であります。
いつか私も自邸を建てる事ができたら、このお家を参考にしたいなあ。
- ゆい
いつまでも未熟なひよっこライター。
美味しいご飯と美味しいお酒が好物。
デザイン、出版系のお仕事を主に。
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