番外編☆グアムからサイパンへ小旅行
2013年4月30日
グアムに暮らす私にとって、近隣の似たような南の島という印象のサイパン。先日、グアムに遊びにきた友人に誘われ、1泊2日でサイパンに出かけてみました。今回は観光はせず、サイパン郊外のタナパグにある、友人のビーチハウスでのんびり過ごすのが目的の旅でした。グアムと同じく先住民族チャモロの暮らすこの島は、1521年、マゼランによるマリアナ諸島発見以降、約3世紀の間スペインの統治下となり、キリスト教化されました。1898年、米西(アメリカスペイン)戦争の敗戦でスペインの支配が終わると、ドイツに売却され流刑地になり、第一次世界大戦以降は日本占領地となったサイパン。スペインの支配後アメリカ領となり、パールハーバー奇襲数時間後に攻撃され日本に占領されたグアムとは歴史が大きく異なります。グアムで暮らし歴史にふれる私にとって、二つの島を見比べることはとても興味深い経験となりました。次回、サイパンの訪問は戦跡にふれる旅にしたいと思います。日本との関係がグアムよりも深いサイパンの時間は、グアムと違う速度で流れ、風や潮の流れも違う気がしました。グアムリピーターの方もぜひ、グアムからサイパンへのショートトリップを楽しんでみてください!
☆サイパン空港。グアムからプロペラ機で約50分で到着
☆どこかのどかさが感じられるサイパンのビーチ
☆タナパグにあるサンタ・レメディオ教会
- 増田智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
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