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【群馬】

沼田市とJAF協定 県内初 観光情報HPで提供

 沼田市は、自動車故障の際の救援で知られる日本自動車連盟(JAF)の群馬支部(高崎市、県内会員約二十五万人)のホームページ(HP)を使い、沼田の観光PRなどを行う包括協定を同支部と県内自治体で初めて締結する。JAF側も会員へのサービス向上というメリットがある。二十六日に沼田市役所で調印式が行われる。(山岸隆)

 市によると、協定に基づき、JAFのHPで会員向けにドライブコースを案内するコーナー「JAFナビ」に沼田の観光情報を掲載。迦葉山・弥勒寺、中心商店街の各店舗、サクランボやリンゴ、ブドウなどの果樹園、沼田公園などを紹介する。

 将来的には、観光だけでなく、JAFが市の防災訓練や交通安全教室などに協力し、地域社会の発展に貢献することを目指すという。

 昨年夏にJAF側が市に対し、自治体が推奨する観光地として利根町の吹割(ふきわれ)の滝や、玉原高原の「たんばらラベンダーパーク」をJAFナビで紹介したい、と要請。市側が承諾したのをきっかけに、今回の協定が実現した。

 市観光交流課では「沼田には電車より自動車で来る観光客の方が圧倒的に多いので、誘客に役立つ」と説明。JAF群馬支部の担当者も「JAFナビは高速道路のインターチェンジ(IC)が起点。沼田ICを中心に北毛地区の観光情報を会員に提供するため、沼田市を選んだ。会員の増加につなげたい」と話している。   

 

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