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【国際】

スペイン王女に出廷命令

 【パリ=野村悦芳】スペイン国王フアン・カルロス一世の次女クリスティーナ王女(47)が三日、公金横領疑惑が持たれている夫に協力した疑いで、司法当局に出廷を求められた。AFP通信などが報じた。王室中枢での疑惑拡大は、債務危機で厳しい生活を送る国民の怒りを一層増しそうだ。

 司法当局者によると、王女は今月二十七日に出廷を求められた。夫でハンドボールの元五輪選手だったイニャキ・ウルダンガリン氏は、自身が二〇〇四〜〇六年に代表を務めていた非営利団体で、集めた公金を横領した疑いがあるとされる。一昨年から捜査が始まり、今年二月に当局の聴取を受けていた。

 クリスティーナ王女もこの団体に関与しており、王女も不正を認識していた疑いが持たれているという。夫妻は一九九七年に結婚した。

 

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