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【政治】

大阪市、給与明細で“懲戒”警告 標語を記載、職員は「行き過ぎ」

2013年4月4日 06時34分

 懲戒処分に関する標語が記載された大阪市職員の給与明細のひな型

写真

 「懲戒処分…人ごとではありません!」。職員の不祥事が続く大阪市が、給与明細にこんな標語の記載を始めたことが4日、分かった。懲戒処分件数の削減目標を掲げる橋下徹市長の意向を踏まえた取り組みだが、職員からは「ここまで締め付けるのか。行き過ぎだ」と反発の声が出ている。

 「もし停職1月の懲戒処分となれば、この明細分が支給されません」「ボーナスや昇給、退職手当まで減額され、生涯賃金への影響は数百万円になる場合があります」

 大阪市職員は給与明細を庁内のイントラネットで閲覧する。市長部局の約1万5千人に3月18日に支給された給与の明細には、標語に加え、注意を促す文章が続いた。

(共同)
 

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